2020年3月5日木曜日

「テセウスの船」第7話のあらすじと感想:新章スタート!運命の事件当日

本当の黒幕は誰か!?




平成元年に起きた『音臼小無差別殺人事件』

逮捕された元警察官・佐野文吾(鈴木亮平)は

死刑が確定した今も冤罪を訴えている。



文吾の次男・小野心(竹内涼真)は

31年間父を憎んで生きてきたが

なぜか事件が起きる前にタイムスリップ。



そこで父の無罪を知り真犯人を捜すが

真相を掴めないまま再び現代へ。

だが過去を変えたことにより

最悪の未来が待っていた…




真犯人はみきお(安藤政信)だった!

音臼小の慰霊碑の前で彼に刺された心は

再び平成元年3月10日へタイムスリップ…



病院で目覚めた心のところへ文吾がやって来る。

音臼小の校庭で倒れていた心を

みきお(柴崎楓雅)が発見し運ばれたが

2日間も眠ったままだったという。



心は2020年に戻ったこと

そこでみきおが犯人だと知ったことを話す。



やはり事件は起こり

自分が逮捕されると聞き、落胆する文吾…



みきおさえ捕まえれば事件は止められると

彼の所在を確かめる為

石坂校長(笹野高史)を訪ねる二人。



一緒に住んでいた祖母が亡くなり

身寄りがない為

おそらく隣町の施設に行ったという。



「心先生、意識戻ったんですか?」

木村さつき(麻生祐未)が現れる。



屈託のない優しい笑顔を信じていいのか…?



さつきの話ではみきおは

知り合いの家に行くと施設を出たらしい。



そして子ども達から

お楽しみ会にみんなにすごいお土産を

持って来るとみきおから電話があったと聞く。



青酸カリのことか!?




お楽しみ会の中止を訴えても

理由を言えないから誰も聞いてくれないと

心に話す文吾。



とにかくみきおを探そうと

彼が住んでいた家を訪ねることにする。



母屋は閉ざされていたが

離れの前に子どもの靴と自転車があった。

鍵が開いていたので中へ入ると…



そこは人体模型や解剖図、実験キットなど

不気味な物に溢れたみきおの部屋だった。



10歳の子どもが犯人だなんて

まだ信じられないという文吾に

みきおとの会話を録音した

ボイスレコーダーを聞かせようと探すが

見つからない…



文吾は「心先生へ」と書かれたFDを見つける。

そこにはみきおからのメッセージがあった。



『バレちゃったみたいですね。

でもこれで、もっとワクワクして

お楽しみ会が待ちきれない!

心先生、僕を捕まえられるかな?』



レコーダーはみきおに盗られたのだ。

心が捕まえに来ることを予測して姿を消した?



さつきが彼を匿っているかもしれないと

今度はさつきの家を訪ねる。



トイレを貸して欲しいという口実で

家に上がり込む二人。

みきおの姿は見当たらない…



お茶を出してくれるさつきに

みきおの行方がわからず心配だと

彼の話題にもっていくと…



4歳の時に母親を亡くし

その後、医者だった父親も他界。

この村に住んでいた祖母に引き取られたが

他に身寄りはないから

自分が母親になろうと思うと言う。



転校してきた頃は学校に馴染めず

いじめに遭ったりもしていたが

自分にだけは懐いてくれて

色々相談にのっていた。



祖母にもあまり可愛がられてなく

いつも淋しそうだったと…



結婚は出来そうにないから

彼の母親になれたら

この先の人生に張り合いが持てるかなと

笑いながら話すさつき。



嘘をついているようには見えないから

今はまだ共犯関係ではないと心は判断する。



「みきおはさつき先生の淋しさに

つけ込んだということなのかもな…」



文吾の言葉に背筋が寒くなった。

10歳なのに怖すぎる (>_<)





久しぶりに佐野家に帰る心。

和子(榮倉奈々)、鈴(白鳥玉季)

慎吾(番家天嵩)は大喜びで迎えてくれた。



そこで和子のお腹の赤ちゃんの名前を

家族全員一致で『心』に決めたと報告。



すると今日みきおとこの話をしたと鈴。

学校帰りに彼と会った時に話したら

「それ、最高!」と大笑いしたというのだ。




みきおを探しに出かける文吾に

自分も一緒に行くという心。



「早く事件を止めないと母さんが…」



慌てて口をつぐむが遅かった…

文吾に追及され

仕方なく和子が一家心中を図り

和子と慎吾が亡くなることを話す。



みんなを不安にさせないよう

普通にしててくれと一人出て行く文吾。

心には笑顔を見せるがかなり動揺していた…





お楽しみ会の準備をする村人たちに

中止を訴える文吾。



食べ物に毒を入れると脅迫状が届いたと話すが

悪戯だと誰も本気にせず

校長からは警備をしっかり頼むと言われる始末。



挙句の果てに井沢(六平直政)と喧嘩になり

森刑事(加治将樹)まで出てくる羽目に…



更に会を中止させたい理由を話さないことで

和子とも険悪になってしまう (-_-;)



これでは事件の前に家族がバラバラになると

心配する心…





その頃

みきおは田中義男(仲本工事)の家に居た…



青酸カリをオブラートに包み薬だと渡し

学校のウサギに毒を飲ませたことを話すが

子どもの戯言と笑い飛ばし薬を飲む義男…





平成元年3月11日 事件前日


朝食の時も文吾と口をきかない和子。

その時、駐在所の電話が鳴る…



「田中のお爺ちゃんの様子がおかしいんです。

早く助けて!」



声の主はみきおだった!

慌てて心を呼びに行く文吾。

和子はただならぬ様子に気づく…





義男の家に向かう二人。

だが義男は既に息絶えていた…



『さよなら、おじいちゃん。

さよなら、心先生』

ワープロで書かれた手紙を見つける心。



もう一度みきおの部屋を訪ねるが

みきおの姿はない。



今までのメッセージは絵だったのに

今回はワープロで送ってきたことに

何か意図があるのではと考える心。



生まれてくる子どもが心だと知ったみきおが

文吾を田中の家へ

そして心を自分の部屋におびき出し

和子の命を狙っていることに気づき、走り出す。





その頃、和子の家をみきおが訪ねていた (;゚Д゚)


「おばさんに頼みがあって…」



友だちにあげようと思って作ったスープの

味見をして欲しいと言う。



「いいよ、どんな味かな?」


笑顔で答える和子…





ようやく家に着いた心。

和子は無事だった!



みきおが来てスープの味見を頼まれたが

そこへ鈴たちが帰って来たら

やっぱりいいやと帰ってしまったという。




再び文吾と心はみきおを探し始める。

その様子を高台から見つめるみきお。



見つからないまま夜になってしまう…



和子に本当のことを話して

村を出てもらおうと言い出す心。



でも信じてもらえないだろうし

そんなことを知らせたくないと文吾は反対。



万が一信じたとしても

文吾も一緒に村を出ようと言うに決まっている。

だが自分は事件が起こるとわかっていて

この村の子ども達を見殺しには出来ないという。





家に戻った文吾は

和子たちに今すぐ村を出ろと言う。

理由は言えないが言うことをきけという文吾に

反発する和子たち。



怒鳴り合う家族に心は


「やめて下さい!

やめましょうよ、喧嘩なんて。

せっかくいい家族なんだから」



心の言葉で落ち着く家族…



「俺の家族はあることが原因で

バラバラになりました。

だから俺、この家がすっごく羨ましいです。


みんなでプロレスしたり

バカ言い合ったり

ワイワイご飯食べたり…


でもこれって当たり前のことじゃないんです。

ある日突然壊れてしまうこともあるんです。


だから家族一緒に笑っていられるって

すごく幸せなことなんです」



黙って聞いている家族…



そしてみんなに謝る文吾。

無茶を言っていることはよくわかっているが

今回だけは言うことをきいて欲しい、

暫くの間この村を出てくれと頭を下げる。



「鈴、慎吾、お父さんの言う通りにしよう。

お楽しみ会は残念だけどまた来年もあるから」



黙っている鈴と慎吾に

今から佐野家だけのお楽しみ会をやろうと

提案する心。



機嫌を直しみんなで思いっきり遊ぶ。

そしてお楽しみ会に行うはずだった

タイムカプセルを埋めようということになり…



手紙を書く文吾。

心は家系図と結婚指輪を封筒に入れる。



そして慎吾はチャンピオンベルト

鈴は30年後の自分という作文とヘアピン

和子は今日撮った使い捨てカメラ

文吾と心は封筒をタイムカプセルに入れ

30年後のお楽しみだと庭に埋める。



『みんなの未来が明るいものでありますように』

手を合わせて祈る…



本当にこの家族の未来が変わりますように…





平成元年3月12日 事件当日


心にお礼を言う和子。


「昨日も心さんに助けられた。

心さんはいつも私たち家族を守ってくれる。


お父さんが何を抱えているかわからないけど

心さんがこの村に来たことと

何か関係があるのかなって昨日思ったの。


お父さんのことお願いね」



和子の運転で村を出て行く三人…

もう会えないかもしれないと思っている

文吾の姿が悲しい。





そして音臼小へ向かう二人。

校内を探すがみきおは見つからない…



校庭に出ると次々と子ども達が登校していた。

その時、校内放送が…



「3月12日

今日は待ちに待ったお楽しみ会です。

さあ、みんなで楽しみましょう!」



みきおの声だった!



放送室に向かう二人を笑顔で迎えるみきお。

そしてさつき、井沢、正志(せいや)、

徳本(今野浩紀)、校長の姿が映し出される。

この中にみきおの共犯者がいるのだろうか?



次回ついに運命の日!

心たちは事件を止めることが出来るのか?



予告では黒幕が動き出し

和子たちに危険が迫る…



そもそも10歳の子どもに脅されて

翼(竜星涼)が青酸カリを盗ませたり

明音(あんな)を殺そうとするだろうか?



心のノートを手に入れたのは誰なのか?

みきお?黒幕?



鈴(貫地谷しほり)は夫であるみきおが

歩けることを本当に知らなかったのか?



あんなにお楽しみ会の中止を訴えていた文吾を

なぜ冤罪だと村人の誰も思わなかったのか?



22日が最終回なので残り3話。

すべての疑問が解消されますように。











こんなあどけない少年が何故…?











テセウスの船 日曜21時~TBS

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