2020年2月29日土曜日

「テセウスの船」第6話のあらすじと感想:真犯人からの招待状


真犯人の正体に驚愕 (;゚Д゚)




平成元年に起きた『音臼小無差別殺人事件』

逮捕された元警察官・佐野文吾(鈴木亮平)は

死刑が確定した今も冤罪を訴えている。



文吾の次男・小野心(竹内涼真)は

31年間父を憎んで生きてきたが

なぜか事件が起きる前にタイムスリップ。



そこで父の無罪を知り真犯人を捜すが

真相を掴めないまま再び現代へ。

だが過去を変えたことにより

最悪の未来が待っていた…





父の無罪を証明できる唯一の証人

松尾紀子(芦名星)は木村さつき(麻生祐未)に

殺害されてしまった…



絶望する心の元へ姉・鈴(貫地谷しほり)の

意識が戻ったと連絡が入り

由紀(上野樹里)と共に病院へ向かう。



病室から出て来た刑事たちが

村田藍(=鈴)の証言が木村さつきの証言と

かなり食い違っていると話すのを耳にする。



鈴が毒入りの芋ようかんで紀子を殺し

さつきもそれを食べさせられたと

言っているらしい。



さつきから脅されていたことを話し、謝る鈴…

心と鈴はさつきが真犯人ではないかと疑う。





さつきの病室を訪ねる心。

だがさつきも誰かに殺されていた…!



枕元に水差しに入ったオレンジジュースと

倒れた紙コップがあった。



先週のラストで病院の廊下を

水差しを持って歩く男の姿が映ったが

彼がさつきを殺害したのだろう…



ここにいたら自分が疑われると

病室から走り去る心。

その姿を監視カメラが捉えていた。





家に戻った心の元へ郵便が届く。

21人の人間が苦しむ姿が描かれた絵だった…




由紀と会い、絵を見せる。

事件を嗅ぎ回るなという警告だろうが

脅しに負けてはいられないという心。



そこへ藍の夫・木村みきお(安藤政信)から

連絡が入り…

由紀と一緒にさつきの家へ案内される。



母・さつきのことで藍に辛い思いをさせ

謝りたいが会ってもらえないと言う。



心を呼び出したのは

さつきの部屋で見つけた不気味な絵と

青酸カリの空き瓶を見せる為だった。



「色々考え合わせてみると

音臼小事件の犯人は佐野文吾ではなく

僕の母だった可能性は否定できません。


しかもそれを隠蔽する為に松尾さんを殺害し

尚且つ藍に罪をなすりつけようとした…」



それを聞いた心は

「でも、あなたの母親は殺された。

つまり共犯者がいた…」



身寄りのない自分を引きとり

愛情いっぱいに育ててくれた母が

そんなことをする訳がないから

そいつに操られていたのだとみきお。



犯人に心当たりはないかと尋ねる心に

心当たりはないが

母の病室から走り去る男を見たという

目撃情報があると答える。



小柄で小太りの眼鏡をかけていた男だと…



「僕は絶対に犯人を捕まえて

何があったかを明らかにします。

藍に許してもらう為に」



そういうみきおに

犯人は必ず自分が突き止めると約束する心。





さつきの交友関係をあたる心と由紀。

小柄で小太りで眼鏡をかけている男は

なかなか見つからない…



そんな中、文吾の弁護士から

紀子とさつきが殺害された件で

文吾が話があると言っているので

面会に来て欲しいと連絡が入る。




文吾に会いに行く心。



文吾は一つ大事なことを思い出したという。

それは森刑事(加治将樹)から聞いた話で

明音(あんな)が監禁された時に

彼女の首についた痣を

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)が

ずっと気にしていたというのだ。



首を絞められた時に出来る痣が

どうやったらこんな形になるのかと

言っていたと。



金丸は犯人に繋がるヒントを

何か掴んでいたのかもしれないが

殺されてしまった為、謎のまま…



もしかしたらその痣に何か手掛かりが

あるのかもしれないと思うという。



気を付けるよう注意する文吾に

次は絶対に良い報告を持って来ると

約束する心。



「心さんが居なかったら

多分俺はもう諦めてた。

俺の息子が心さんで良かった」




痣のことを由紀に報告。

二人で森の家を訪ねる…



森の妻は

佐野さんがあんなことをする訳ないと

夫は亡くなるまで気に掛けていたと話し

個人的に集めていた資料を見せてくれた。



その中に明音の首の痣の写真もあったが

特に違和感はない…



結局手掛かりは掴めず

眼鏡の男を地道に探すしかないと

再びさつきの知り合いをあたる心。



ようやくその風貌の男が

田中の息子ではないかという情報が入る。



文吾と心で火事になるのを防いだ

田中義男(仲本工事)の息子・正志(せいや)だ。



これから正志の家を訪ねると由紀に報告し

一人向かう心。



呼び鈴を押しても返事はないが

鍵は掛かってなく明かりが漏れていたので

中へ入ってみると…

正志が死んでいた!

首には絞められた痕が残っている。



そこへ叫び声が聞こえたと通報を受け

安否確認の為に警官が訪ねて来る。



何ていつも間が悪いのだろう (-_-;)

警察で事情聴取を受け、勾留される心。



ネットニュースで正志の殺害を知った由紀は

アパートの前の防犯カメラに映っていた

心の前に田中の部屋に入って行く不審な人物の

映像を警察に差し出し、心の釈放を訴える。




由紀のおかげで釈放される心。

映っていた男はフードを被っていて顔は見えず

背は高くもなく低くもなかったと…

また行き止まりだ。





家に戻った心にさつきから郵便が届く。

音臼小の慰霊碑?の前で目から血を流した男と

男を取り囲む沢山の目のイラストだった。

慰霊碑?には『3月8日 END』とある…




絵を持ってみきおに会いに行く心。

みきおもやはり音臼小の慰霊碑ではないかと。



3月8日は明日。

明日をもって事件は完結するという意味だと

推理する心。

そして血を流しているのは自分だと。



「明日俺を殺して終わりにするっていう

メッセージなんだと思います」


「でも何で心さんを?」


「きっと明日すべてわかります」


「危ないですよ」


「だとしても行くしかないんです」



それなら自分も行くというみきお。

自分をこんな体にして

藍と母まで巻き込んで傷つけた犯人を

許せないと。



気持ちはわかるが

何をしてくるかわからない相手だから

姉の為にも一緒には行けないと心。



「姉ちゃんには何も言わないで下さい。

俺が必ず決着をつけてきます。

(例え生きて帰れなくても)」





その夜、由紀を呼び出す心。


「これを由紀さんが書いたら

世間がひっくり返るくらいの超特ダネ?

持って来たんです。

タイムスリップした男の話」



自分の今までのことを話す…

真剣に耳を傾ける由紀。



「こんな話、信じます?」


「その男性は心さん、

そしてその妻は私?

違いますか?」



何も言わず指輪を渡す心。

『YUKI TO SHIN』と彫られていた。



「ありがとう、信じてくれて」


「確かに超特ダネ…

でも記事に書けません。

私の胸に大切にしまっておきます」



明日、事件解決に繋がる大事な用があるが

今回は一人で行くと伝える。

そしてそれが済んだら必ず会いに行くと…



立ち去る心に不安を感じた由紀は


「心さん、また会えますよね?」


振り返り頷く心…



“もう一度会えたら、その時は伝えるよ。

俺は由紀とまた一緒に生きていきたい”





翌日、慰霊碑の前に立つ心。

そこへみきおがやって来る。

どうしても許せなくて来てしまったという。



「もしも犯人が現れたらどうするんですか?

決着をつけるって、殺すんですか?」



「自首させます。

沢山の人の命と俺たち家族の幸せを奪った罪を

一生かけて償わせます」



「それは無理だよ、心先生…」



みきおが立ち上がる!



「みきおさん、立てるんですか?」



次の瞬間、ナイフで心の腹を切りつけ

襲ってくるみきお。



「今さら音臼小事件の犯人だって名乗り出る?

そんなの無理に決まってるでしょ!

せっかく歴史に残る完全犯罪やり遂げたのに」



「お前だったのか、なぜ?」



「さあ31年も前のこと忘れたよ。

何しろ僕は小さくて可愛い子どもだったからね」



首を絞めなられながら

明音の首の小さくて薄い痣が

子どもの手だったことに気づく。



「そんなに気になるなら

もう一回タイムスリップして

子どもの僕に聞いてみたら?」



そして心が余計なことをしたから

死ななくても良かった

さつきと正志が死んだという。



「今すぐ自首しろ!」


「嫌だよ。

死刑なんてごめんだし

そもそも人が人を裁くなんて傲慢だ。


勝ち負けは神様が決める。

心先生は負けた。

だからここで死ぬ」



その時、パトカーのサイレンの音が…

みきおを突き飛ばす心。



さつきを殺した犯人だと名乗り

警察をここへ呼んだと言う。



今までの会話を録音したから

みきおは逮捕されると。



それを聞いたみきおは歩き出す。

追おうとするが動けない。

そして再び霧が立ち込める…





病院のベッドで目を覚ます心。

カレンダーの日付は1989年3月10日。

過去にタイムスリップしていた。

しかも事件まであと2日しかない。

病室にはオレンジジュースがあった…



自分の部屋でボイスレコーダーの会話を聞く

子どものみきお(柴崎楓雅)。

机の上にはワープロがあった…




犯人が子どもだったことにビックリ!

みきおが犯人だとしたら

あの不気味な少女のイラストに描かれた

ヒントを心に教えたのは何故?



みきおのおかげで明音の居場所がわかったが

明音が生きていたら困るのでは?



さつきが庇っていたのはみきおだとして

何故あそこまで文吾を憎むのか?

みきおが本当は歩けることを知っていたのか?



さつきを殺害したのは正志?

みきおに命じられて動いていたのか?



原作と犯人が違うとネットに書かれていたが

原作の犯人は?



子どものみきおがどう動くか

事件はどうなるのか

次回がとても待ち遠しい。











テセウスの船 日曜21時~TBS

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