2018年11月25日日曜日

「獣になれない私たち」第7話のあらすじと感想:かわいくなくて、何が悪い!本音を彼にぶつけた日…堂々巡りの恋に大きな決断が

やっと自分の人生を取り戻した晶♪




クラフトビールBAR『5tap』の常連客

常に笑顔で仕事は完璧、

NOと言えない深海晶(新垣結衣)と

会計士・税理士事務所を営む

一見感じが良さそうな毒舌男の

根元恒星(松田龍平)。

そんな二人が言葉を交わすようになり

本音をぶつけ合う関係に…

ラブかもしれないストーリー。




恒星の札束を見て心配する晶。

粉飾した税務申告書類に印鑑を押す代わりに

貰った『悪いお金』だという。

やむを得ない事情で一度だけ粉飾に加担し

脅迫されて抜け出せないと。



刑事罰になるかはわからないが

確実に税理士としての信用は失う。

「命があっても人生終わり。

人生の残り時間を引き延ばす為には

苦しくても続けなければならない。



だがしかし、その男は反乱を起こす」



「?」



爆弾を作り、逆に相手を脅迫する

『太陽を盗んだ男』という映画の話だと (-_-;)



「映画の話?どこから?」


「全部。

この3百万は呉羽(菊地凛子)に貸す為に

銀行からおろしてきた普通のお金」


「真面目に聞いて損した」


「真面目に話さないだろ、お酒の席で」



そうやって呉羽と真面目に話してこなかったから

今こうなっているのではないかと晶。



京谷と本音で話してこなかったから

今こうなっているんじゃないかと言い返す恒星。



初めは話していたという。

でも彼と出会って初めて人に愛されることが

こういうことかと思ったら言えなくなった。



「晶さんにそんな風に思わせるなんて

京谷もすげえな」





京谷の寝たきりの父親の容態が悪くなり

病院へ入れるかどうか家族の意見が分かれる。

このまま家においておくと死んでしまうが

病院に入ったところで延命措置になるだけ…

千春(田中美佐子)は在宅介護を希望していた。




部長の橋爪(山口馬木也)に

晶とつき合いながら

部屋に元カノをおいていたことを話す京谷。

結局、マンションをあげたことも。



「バカか、お前!?」



他に方法がなかったと。

晶の部屋の更新が来月いっぱいだから

二人で住むマンションを探しているところ。



「今こじれて喧嘩してますけど

ずい分待たせちゃったし、ちゃんと責任を」


「お前のそれ何なの?責任責任て」


「そういうもんでしょ?」


「深海さんのこと好きなの?」



よくぞ言った!



「好きですよ。

好きじゃなかったらこんな苦労しませんよ」


「お前の幸せって何?人生の目標!」


「子ども欲しいし、幸せな家庭。

そういうもんでしょ?」



晶を選んだ理由がよくわかると部長。

京谷ってつまらない (-_-;)





録音機能付き監視カメラが設置された事務所では

その息苦しさから有休をとる社員も多く

松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)も

ストレスで息が詰まりそうになっていた。



晶とSEの佐久間(近藤公園)は

カメラがあったところで

九十九社長(山内圭哉)は見ないし聞かないと

わかっていたが…



たたでさえ圧が強い人なのに

社員への脅しでこういうことをして

何も言えなくさせてしまうのはダメだと佐久間。


「俺は仕事って信頼だと思ってるのね。

信頼してもらう為には言葉も尽くすし

努力もしたい。

それ諦めちゃったら関係性って作れないでしょ」



淋しそうな佐久間。

社員のこういう気持ちわからない

九十九はバカ社長だ。





千春の荷物が届かないことを

『5tap』のマスター斎藤(松尾貴史)に話す晶。

宅配便泥棒ではないかと。

配達番号を問い合わせても千春から返事がない…



そこへ呉羽が入って来ていきなり晶にハグ。


「晶に会う度にワンハグ。

百回ハグする頃には許して貰えるかな?」


「千回」



呉羽のこういうところ、可愛い (#^^#)



結婚したのだから落ち着けばというマスターに

カイジも自分も気にしないと呉羽。

どういう人か尋ねられると『沁み込む系』だと。

お似合いの夫婦なのかもしれない。



今日は恒星がカイジの会社を担当してくれるのか

返事を聞きに来たらしいが…



「迷ってるんだな~」と晶。



会社は大きいし、ギャラもデカいのに

何を迷うのかわからないという呉羽。



「呉羽さんて罪な人ですよね。

いいな~、呉羽さんて」


「晶もいいじゃない。晶、好きだよ」



周りの人に気を遣って色んなこといっぱい

ぐるぐるぐるぐる考えているところが好きだと。



「欠点じゃん」



相手のことを考えられるって凄い能力だと呉羽。

使い方によっては凄い武器になるが

自分にない能力だから使い方は不明 (-_-;)



二人で店を出ると恒星がやって来る。

恒星の事務所で飲もうと言う呉羽だが

『5tap』へ行くと恒星。



「もしかして又石橋かなんか叩いてらっしゃる?

既婚の女と夜中に同じ部屋にいるのは

ハイリスクだって」


「俺が呉羽を押し倒す可能性があるから

ハイリスク」



納得して再び『5tap』へ…





晶が帰宅すると部屋の前で荷物と一緒に

朱里(黒木華)が寝ていた (;゚Д゚)

『5tap』での支払いを返しにきたという。



終電もないし、このままここで寝ると

再び横になる。

仕方なく部屋に入れる晶…



翌朝、いくら起こしても起きないので

仕方なく合鍵を残し、出勤する。



本当に迷惑な人 (-_-メ)



晶が出て行った後、部屋を物色。

名刺を手に入れ、アパートの更新日も確認。




一方、京谷の会社とのプレゼンの準備に

張り切る松任谷と上野。

会議室にカメラが無いからの行動だった。



「ホッとしますね~」



二人の会話をドアの向こうで聞いてしまう晶…

京谷から可愛くないと言われたことを

あの時二人も聞いていたことがわかる。



「彼氏にあんなこと言われたら

私だったら立ち直れないかも。

深海さんに乗り移って

代わりに言ってあげたい。

可愛くなくって何が悪いんじゃ、ボケ。

うっさいわー!」



そして話題は自分たちの問題へ…

期待されなければガッカリされることもないと

頑張ることをやめたという松任谷。



それを聞いて生まれてこのかた

一度も期待されたことがないと上野。



…… (-_-;)



会議室に入らずエレベーターへ向かうと

そこには京谷がいた。



「自分を諦めた部下と

期待されたことのない部下には

どう接したらいいと思う?」



思わず意見を求める晶。

意味がわからない京谷。



急遽プレゼンを上野にふる晶。

「深海さんがメインの担当なんですよね?」

という筧(吉村界人)に

「うちの期待の部下です」



ビックリしてカメラを探す松任谷に

意見を求める晶。



「私の意見と言われても…」


「時間の無駄です」と筧。


「上野でいいと思います」と松任谷。



足りないところがあったら補足してあげてと晶。

仕事放棄かという筧に京谷が



「いいんじゃない、

上野さん宜しくお願いします」



この場で失敗してもいい。

最終的にECサイトが完成すれば文句はない。

途中で起こるミスは

御社と弊社の全員でカバーすればいい。



「仕事は一人じゃ出来ません。

チームでするものです」



晶の悩みを汲み取って、いいこと言う♪

仕事面ではいい奴なのに…残念 (^_^;)



お礼を言う晶に橋爪部長の教えだと。


「忘れてた?」


「環境が過酷で…」



家に朱里が居ることを話そうとするが思い直し

千春からお酢が届いてお礼を送ったが

既読になっても返事がこないことを伝える。

父親の容態が悪いのだと京谷。




『5tap』で飲む朱里。

漫画などを売ったから

今日はお金を持っているという。



「ブライダルの仕事ってお給料安いの?」

とマスター。

「この人、無職」

と恒星。



「晶の友達って嘘だよね?」


「家のスペアキー預かる程の仲ですけど」



合鍵を見せる。

一体、何を考えているのだろう (@_@)



「正体は京谷の元カノ」

驚く小芝居をするマスター。



京谷と晶が今どうなっているか聞いてくる朱里に


「自分が出て行かないから拗れてんだろ」


「なんだ、大して知らないんじゃん」


「京谷のマンション、出たの?」


「あそこは私の家です」


「出て行くつもりはないってことか。

それでよく来られるよな、晶のテリトリーに。

頭おかしいの?」



もっと言って!

朱里の恒星を睨む目が怖い (>_<)



「この人感じ悪い」


頷くマスター。


「君もね」と恒星。



「そうだよねー、みんな深海晶が好きだよね。

気が利いて愛されるキラキラ女子」


「そう思うよなー。

だけど実際の深海晶はいつも無理して死にそうな

周りに都合よく使われるギリギリ女。

君さ、自分が一番不幸だと思ってるでしょ。

不幸の背比べは楽しいですか?」



よくぞ、言ってくれた!

でもビールをぶっかけられる (>_<)



マスターに呼ばれ駆けつける晶。

朱里はもう出て行ったと。

しかも晶の家に (-_-;)



恒星に何をしたのか問い詰める晶。

晶の代わりに大事なことを言ってくれたのに…



言いたいこと言えるのは羨ましいが

みんながみんな好き勝手なこと言い出したら

世の中が滅茶苦茶になると思わないかと。



「言いたいことも言わないで

いいように使われてたら元も子もねえだろ」



「私は言わな過ぎ。

でも恒星さんは余計なことを言い過ぎ。

大事なことは言わないくせに」



心配だからと帰って行く晶。



「何で俺が説教されてんだよ。

前は晶の男に殴られて

今度はビールぶっかけられて

…何なんだっ」


「それ晶ちゃんに言えば良かったじゃない」


「あー、納得いかねえ」



ホント気の毒 (T_T)





「金曜日だし、どうぞ」


部屋に戻り、朱里にビールを差し出す。


「あー、疲れたー」


美味しそうにビールを飲む晶に


「働いてるアピール?」


「しょうがないでしょ、働いてるんだから」



自分の分まで買って来て、

そこまで京谷にいい顔したいのかと朱里。



本当に嫌な奴!

っていうか、出て行ってよ (-_-メ)



朱里と本音で話してみようかと思ってと晶。

二人は似てると思うと。

性格は全然違うが

京谷と出会った順番が逆だったら

自分が朱里だったかもしれないという。

帰れる実家がないところも同じ。



「それでも頑張って働いて

毎日笑顔でみんなに頼られて前向きに生きてる」


「嫌味?」


「そういう深海晶が京谷は好きだったんだよ。

目の前で苦しんでる朱里さんが

重くてどうにもならないからその代わり?

だから私は朱里さんとは正反対の

明るくて物分かりのいい優しい女を続けてた。

京谷の前でずっと」


「私は暗くて優しくない女?

私だって仕事が上手くいってた時はもっと!

ムカつく!」



ビールを開ける朱里。



「こんなビール一本で懐柔なんてされないから。

餌付けされたんじゃないから」


「はい」


「私も思った時ある。

京ちゃんは私にあなたみたいになって

欲しいんだなって。

でも違うからどんどん逆なことした」


「私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね」



同じ人を好きになった者同士、

共感できる部分があるのだろう…





翌朝目覚めると朱里の姿はなく

スペアキーが残されていた。



久しぶりに千春からメッセージが届くが

泣いているスタンプ…



「私にできることはありますか?」

と送ると

「相模湾を見に来ませんか?」



京谷の実家を尋ねる晶。

夫の入院のことで息子たちから怒られ

自分が間違っているのか

わからなくなってしまったと泣き出す。



優しく抱きしめる晶…



そこへ京谷も帰って来る。

父親を病院に連れて行くというのだ。



「待って、千春さんの気持ちは?」


「気持ちなんて言っている間に親父は死ぬ」


「死ぬのが怖いの?」


「当たり前だろ」


「千春さんだって怖いんだよ」



やはり病院へは連れて行かないと千春。

加勢すると晶。

介護で疲れて冷静な判断ができていないからだと

諭す京谷。



自分は冷静だという千春。

入院させてもよくなる訳じゃない。

人工呼吸器をつけるだけで何も出来ないのだ。

自宅で看取ると決めていた…



京谷は初めて知ったようだが

同居している兄は

いよいよ覚悟しようってなった時のことだと。



「その覚悟を千春さんは何年も一人で

背負ってきたんじゃないですか?」



千春の覚悟を一緒に背負ってあげられないか、

息子たちに反対されたまま

一人で決めるのは辛いと思うと訴える。



晶にすがり付き泣き出す千春。

ずっと一人で苦しんでいたのだろう…





京谷と海岸へ行く晶。



「私ね、京谷が好きだった」

自分の気持ちを伝える…



つき合って初めて

愛されるってこういうことなんだと思い

私の人生も捨てたものじゃなかったと

生まれて初めて思えた。


京谷と別れるということは

自分にとって人生を捨てるのと同じだった。


捨てたくなくて、しがみ付くばっかりで

笑って誤魔化して

本当のこと何も言えてなかった。

それってもう自分の人生じゃない。



「私は私の人生を放り投げてた。

投げたくない。

だから京谷とは終わりにする。



やっと言えたー、気持ちいい」



ずっと黙って聞いている京谷。



「あ、そうだ。

可愛くなくて何が悪いんじゃボケ!うっさいわ」



笑い出す晶。

千春には時期をみて自分から言うと。



去って行く晶にようやく

「晶!俺、実は住んでたマンションを…」



そこへ千春が

お土産を渡す為に追いかけてきた…

晶が来なかったら後悔していたと礼を言う。



結局、何も伝えられなかった京谷。

なんと間の悪い…

千春に「愛ってなんだろ?」と尋ね、笑われる。



長男の嫁もパートの時間を変えてもらえ、

交代で介護ができると千春に伝える。

彼女も入院させるのは反対だったのだ。

良かった、味方がいて (#^^#)





『5tap』で今日はタップ5まで飲むと晶。


「土曜日だもんね」


「4年ぶりの土曜日です」


4年ぶりに自分の人生を取り戻したのか…




一方、晶の会社に応募する朱里。

何を考えているのだろう (@_@)




マスターに『太陽を盗んだ男』の話をする晶。

爆弾を作るのは合っているが

主人公は学校の先生で

不正だとか脅されるという話ではないと聞き


「やっぱりね…」


そこへ恒星が入って来る。



「爆弾はいつ作るの?」


「爆弾?」


「日常を壊す爆弾。3百万円で不正しない為の」


「爆弾は作りませんね、危ないし」


「不正の書類はいつ出すの?」


「11月末…」





とうとう京谷に別れを告げた晶。

どうして京谷は追いかけないのか?

責任って…晶のことを本当に好きなのか

ちょっとわからなくなった。



恒星はあの泥沼地獄から抜け出せるのか?

呉羽とはこのままなのだろうか…



それにしても朱里の行動は理解不能。

絶対に関わりたくないタイプ。

京谷がなぜ好きになり、つき合い始めたのか?

とても興味深いので是非描いて欲しい。


獣になれない私たち 水曜22時 日本テレビ





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