2017年10月30日月曜日

「明日の約束」第2話の感想:吉岡君を死なせたのは誰か…牙をむく母

毒母二人が怖すぎる (-_-;)



「PRICELESS」「ON 」の脚本家

古家和尚のオリジナルストーリー。


井上真央演じるスクールカウンセラーが

不登校の男子生徒の突然の死の真相を

究明していくヒューマンミステリー。



吉岡圭吾(遠藤健慎)は

真っ黒に塗り替えた自分の部屋で

首を吊り亡くなった。



担任の霧島(及川光博)と

藍沢日向(井上真央)が駆けつけるが

圭吾の父・正孝(近江谷太朗)に

妻・真紀子(仲間由紀恵)が動揺すると

帰されてしまう。



「学校に殺された…」呟く真紀子。



お通夜も告別式も、生徒をはじめ

教師も全て参列しないで欲しいと

伝えられるが…



圭吾のクラスで説明会を

開くことになり

バスケ部顧問の辻(神尾佑)にも

参加を求める霧島。



そんな中

「吉岡くんは、いじめられてます。」

というアンケートを見つける霧島。



そして圭吾のクラスの

田所那美(井頭愛海)が相談室を訪ねて来る。



イジメが始まったのは1学期の終わり

くらいからだと。

霧島に相談する前に夏休みに入り

2学期からは不登校になった…



もっと早く相談していれば

死なずに済んだと自分を責める那美。



他にイジメがあったという声がないから、

中学の時に酷いイジメを受けていた

那美の被害妄想かもしれないと霧島。



バスケ部のマネージャー・増田希美香

(山口まゆ)にも心当たりはなかったが

部員達の会話を偶然聞いてしまう…

「もし圭吾と俺らのことがバレた
ら…」



轟校長(羽場裕一)、霧島、日向で

焼香に赴くが、真紀子は頑なに拒否。



「圭吾の棺の前で土下座してくれますか?

圭吾を救えなかったことを謝罪して

土下座して下さい。」


あなた達に殺されたようなものだから

謝罪の意思が無いなら帰って欲しいと。



圭吾の幼馴染の白井香澄(佐久間由衣)を

弔問客の中に見かけた日向は

香澄が出て来るのを待って話をするが

2年前にあの学校でイジメを受け  

退学したこと、

その時圭吾に救われたことはわかったが、

圭吾については何も得られなかった。




帰宅すると恋人の本庄和彦(工藤阿須加)

と母・尚子(手塚理美)の笑い声が…



日向の学校で生徒が自殺したと聞き

心配して訪ねて来たのだ。

連絡しても「心配ない」と言うに

決まっているから、突然来たというが

尚子に自分のことを話していなかった

ことに不満そう。



駅まで送りながら話す二人…

日向は東京で働いていたのに

父親が亡くなり実家に戻ったこと。

尚子の手が事故のせいで

少し不自由なこと。

中学の時に万年筆を失くし

文房具を集めるようになったこと。



帰宅すると尚子の嫌味が炸裂。

「ママに隠れてコソコソ恋人作って

そんなことやってるから

偉そうにスクールカウンセラーなんて

言ってて

生徒を自殺させちゃうのよねー。」



更に部屋に戻ろうとすると

怒鳴りながら追いかけて来る (゚o゚;; 



凄く怖い。



“私の母は人の心を傷つける天才だ。

万年筆も失くしたのではなく

中学生の分際で生意気だと

母に折られて捨てられたのだ。”



学校では、何事もなかったように

振る舞うクラスメイトに腹を立てた

那美がイジメの主謀者

渡辺純也(堀家一希)を突き飛ばし



「あんた達のせいで自殺したのに

何でみんなそんな風に落ち着いてるの?」



生徒に呼ばれ駆けつける霧島と日向。



「人殺し!みんな最低だよ!」  



「あんたは悪くないの?

私もそうだけど、

あんたも黙って見てただけでしょ!


どうして一人だけ人を責める立場に

なれると思ってるの?


ショック受けてるの

自分だけだと思っているわけ?」

と上野由依(夏子)。



普通にするよ、実感もないし

こんなことが身近で起こると

思わないから。



省いただけで何か奪ったわけでも

殴ったわけでもないのに

俺らのせいなのかと純也。



「私たちのせいならどうしたらいいの?」



動揺が広がる…



「落ち着きなさい」と霧島。

すると

「落ち着かなくていいよ。

クラスメイトが一人亡くなってるんだから

落ち着けない人がいてもいいの。


普段通りにしなきゃいけないなんて 

無理に思わなくていいから。」



無理に感情を抑えるとストレスが

溜まるからと日向。



そして相談室で那美と話す…

また逆戻りかもと那美。



中学の時にクラスみんなから無視され

鞄や教科書にしょっ中落書きされ…

担任は取り合ってくれず

親にも相談出来ず

死んだ方が楽かもと本気で思っていたと。



その時に圭吾だけは違っていて

他のクラスだったけど鞄を届け

落書きを消そうと拭きながら



「明日は状況変わっているかなと

思うようにしてるよ、俺は。


じゃないとどんどん気分落ちるから。


慣れてるからさ、

今が最悪と思うの。」



それから時々話すようになった二人。



「でも、私は助けてあげられなかった。」

自分には止める勇気がなかったと。

「だからクラスのことが原因だったら

私も…」



そうと決まった訳じゃないと日向。



そして那美に二つ約束する。

一つは那美を中学の時のようなことに

はさせない、自分が守る。

もう一つは圭吾が何故こんなことに

なったのか、ちゃんと知ろうと思うと。




会見を行うべきだと理事会から

意見が上がり、記者会見を開くことに



何人かの生徒が距離を置いて

接していたが、

イジメと呼ぶような激しいものでは

なかったと認識しており、

家庭訪問もして適切に対応していたと

会見で話す校長。



生徒間でのふざけ合いがあったのは

事実だと話すと


「ふざけ合いでも実際に

人が死んでますからね。

だったらその生徒達が

犯人じゃないですか?」

と週刊誌の記者・小嶋(青柳翔)。



犯人だなんて嫌な言葉だと日向。

それに対し霧島は

「世間やマスコミはこれから

犯人探しをする気です。

彼らにとっての容疑者は僕たちだ。」



ネットニュースでは

『高1男子自殺 学校側イジメと認めず』

という記事が…



そこには

「校長はこの生徒同士の

トラブルについて

過激なものではなく

ささいなことと発言した」

と書かれていた。



それを読んだ真紀子は

「仇は打つからね、圭ちゃん。」…

そこへ小嶋が訪ねて来る。

真紀子が呼んだようだ。



そして日向の元へは希美香が…

「圭吾くんが死んだの、

バスケ部のせいかもしれない。」




真紀子は小嶋を呼んで

何をしようとしているのか?



今回クラスのイジメはわかったが、

バスケ部では何があったのか?



身近な人間の自殺が周囲にどんな

影響を与えるのか考えさせられた。

皆それぞれに自分を責めるのだろう。



また最後に流れる

「明日の約束 10歳の日向へ」が、

相変わらず怖い。



今回は特に尚子の豹変ぶりを見たから

余計だ (>_<) 



ランドセルの中のラブレターは破って

捨てたとあり

「日向がこんないやらしい子だった

なんて、ママはショックです。


二度とママを裏切らないでね。


明日の約束 ママに無断で

男の子を好きになったりしない。」



どう考えても頭がおかしいとしか

思えない (-。-;

父親は病院へ連れて行かなかったの

だろうか?



何故、日向は尚子と一緒に暮らすのか?

手が不自由といえ、日向が代わりに

家のことをやっているようには

見えないのに…。



圭吾の死の真相はクラスにあるのか、

部活なのか、それとも家庭なのか… 



明日の約束 火曜21時 フジテレビ

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