2018年3月12日月曜日

「ファイナルカット」第8話のあらすじと感想:折り紙が語った真実…愛する君に復讐を

愛が憎しみに変わるとき…(゚o゚;;




経営する保育園の園児殺害事件で

犯人扱いされ亡くなった

母・恭子(裕木奈江)の復讐に

人生を捧げる早川慶介(亀梨和也)。



12年後、姓を中村と変え

警察官になった慶介は

ターゲットに近づき

公開されるとその人の人生が終わる

致命的な映像=ファイナルカットを

突き付ける。



ターゲットは、母を自殺に追い込んだ

「プレミアワイド」の関係者。

更に情報をリークした警察幹部。



そして真犯人と思われる

小河原祥太の家族である

小河原雪子(栗山千明)と

妹の若葉(橋本環奈)、

それぞれに別人を装い近づいたが…




雪子(栗山千明)と一夜を共にした慶介。

「もう会わない方がいい」

という雪子に

「俺は会いに行く。

小河原祥太を見つけるまでは。」



いつまでも逃げられないから

自首させるべきだと。



朝帰りした雪子に

若葉(橋本環奈)は祥太からきた

チャットのことを話そうとするが

話を逸らされ…

慶介と一緒だったと感じとる。





高田(佐々木蔵之介)から祥太の状況を

聞く慶介と大地(高木雄也)…



「結論からいうと

生きている可能性大だ。」



10年前

サンフランシスコの大学を卒業。

ロースクールに進学して

弁護士資格を取得。

しかし7年前に失踪。



その数カ月後に達夫(升毅)が

シアトルに別荘を購入。

何故か知り合いにメンテナンスも任せ

ゴミも普通に出ていたと…

しかも最近、解約されたという。



手掛かりは状況証拠のみで

決定的な証拠を見つけない限り

事件としての再捜査は難しい (-。-;



当時の捜査メモを

コピーさせてもらう慶介。



「何としてでも探し出して

必ず罪を償わせます。」


「忘れるな、お前は警察官だ。

逮捕して、裁きは司法に委ねる

それ以外に道はない。」



監視の目もあるから

何かしくじったらそこで終わる。

慎重に行動に注意するよう

釘をさされる。





そんな中、百々瀬(藤木直人)から

「君が探しているある男について

話をしたい」と呼び出される。



「ザ・プレミアワイド」の

ミーティングルームで

百々瀬と共に待っていたのは

井出(杉本哲太)をはじめ

慶介から脅迫を受けた三人…



12年前の事件についてまとめた

VTRを見せられる。



そこには当時「若い男を見た」という

没になった恭子の目撃証言や

近隣の住民の証言もあった。



もう一度当時の素材テープを

チェックしたと小池(林遣都)。



祥太の名前も公表し

タイトルは
『真相究明シリーズ

無認可保育園女児殺害事件

12年後の真実~真犯人を追え!』(-。-;



「一緒にこの事件を追いませんか?」

と井出。

百々瀬は「というより

こちらを利用して欲しい。」



プライベートが詮索され

初めはいい気がしなかったが

慶介の若くして母を失った

これまでの人生を考えてみたという。



自分にも大学生の息子がいるが

現在妻や子どもと離れて暮らしている

…百々瀬の息子というだけで

笑われ、からかわれて

外に出るのが嫌になり

普通の子どもが味わう青春が消えた…



「君には取り戻して欲しい、

普通の生活を。

その為にウチを利用して欲しい。

彼らがとことん調べる。」



どこまでホント?



アメリカ支局と連携をとり

祥太の行方を調べ

当時の友人と繋がったと真崎(水野美紀)



「一緒に真犯人を探そう。」

手を差し出す百々瀬…



「お願いします…

なーんて言うと思った?」

12年前と同じ手口、

進歩がないと鼻で笑う慶介。



「俺は俺で真犯人を追うから

邪魔をするな。

あんたらのファイナルカット

すべてフェイクに出来るのか?

忘れるな、

あれをいつ流すかは俺が決める。」



粘り強く説得するべきだという小池。

だが百々瀬は

「気の毒に、最後のチャンスだった。

社会に溶け込んで

真っ当な道を歩むかどうかの。」



警察官でありながら自分達を脅し

上層部が既に幕を引いた

過去の事件を蒸し返そうとしている。



「そういうタガの外れた奴は

大抵後で何かを起こす。」



慶介をマークして

あらゆる姿をカメラに収め

時期がきたら全てオンエアしようと…





高田のメモにあった

当時小河原法律事務所で働いていた

木戸(大島蓉子)に会いに行く慶介と大地

…新たな証言を得る。



事件の翌日

トイレにSDカードが捨てられていて

達夫に報告したら

流してしまったというのだ (゚o゚;;





一方7年前の失踪のいきさつを掴んだ

百々瀬たちは

小河原家に取材攻撃をかける。





慶介を訪ね、警察署を訪れる若葉。

カメラを持った人に

ずっと追いかけられ相談に来たのだ。  



「なら生活安全課に。」

「冷たいね、

お姉ちゃんとは会ってるのに。

好きなの?」

朝まで一緒だったことを責め

「酷い。どうして浮気したのよ!」

「どうでもいいんだよ、そんなこと!

俺が興味あるのは小河原祥太。

お前らの兄貴だ。

最初からそれだけだ。」

冷たく去って行く。

若葉の憎しみに満ちた顔が怖い。




木戸の証言を高田に報告すると

上にあげる前に報告したい人がいると

被害女児の家に連れて行かれる…



母親(高橋かおり)に

真犯人の存在を話し

お焼香をあげさせてもらう慶介。



「やめて、触らないで!

信じて預けたのに…しほを返して!」



突き飛ばされた時に折り紙が散乱。

そこに書かれた名前を見て

恭子が褒めていた絵を

描いた子だと気づく。



「母が絵を見てました。

お母さんと一緒に

折り紙を折っている絵でした。

とても上手でした。」

泣き崩れる母親…



そして折り紙の中に「しょうた」と

描かれた絵を見つける。





芳賀(鶴見辰吾)に

祥太の犯行を示す事実が

揃ってきていると

再捜査を進言する高田。

でも「検討する」の一点張り (-。-;



 捜査ミスを認めることになるから

警察は動かない…

その内にすべての接触を断たれたら

もう祥太は見つからなくなる。



「なら家族を崩す?」と大地。

取材攻勢を受けて動揺しているから

小河原家を脅して祥太を突き出させる

…ただどれも決定的なものではない。



「娘を脅すか…雪子。」

動揺させて親を説得させるという。

「やれる?」

「その為に近づいた。」





雪子に会いに行く慶介。

「プレゼント。

公開待機中、小河原祥太の全疑惑。」

URLが書かれたカードを見せる。



これを家族でじっくり見て

よく理解して欲しい。

「もう逃げられないよって。

掴んだ事実が全部入っている。」



警察官だからこんな手間をかけずに

直ぐに捜査すればいいと雪子。



「さすが、いいとこつくね。

実はこれ、どれも決定打じゃない。」



けれどこれを公開したら間違いなく

「こいつ怪しい」と思うだろう。

そしたら後は勝手に

何千何万もの匿名の警備員たちが

制裁してくれる。



気づけば家の周りはカメラだらけ。

毎日報道される。

ちょっとでも笑おうものなら

そこを切り取られて

不謹慎だと罵られる。



「ウチの母がそうだったように。

自首させろ。

さもないとあんたら保身から

犯罪者を匿ったって袋叩きにあうぞ。


これを見て思い知れ。

あんたら全員

人殺しを見て見ぬふりしてる

最低の家族だってことを。」



「ごめんなさい、ずっと考えてた。」

自分のせいで慶介の母を追い詰めた。

あの時、どんな思いで走っていたのか



「どんなに心配で怖かったか。

あの姿を思い出すと…」

何度も謝る雪子。



「あなたにも辛い思いさせて。

こんなことまでさせて。」



映像もすべて見せて

祥太のことを話し合うから

待って欲しいと。



何も言わず封筒を渡し

去って行く慶介。




家に帰った雪子は

パソコンを開き、両親と若葉に

「12年前のあの事件、

お兄ちゃんが関わった証拠だって。」



「彼から?」と若葉。



祥太が何をしたのか

両親を問い詰める雪子。



7年前、サンフランシスコの公園で

少女を連れ出そうとして通報され

その直後行方不明になったことを

小池から聞いていたのだ。



更に事件の夜

祥太が事務所に来ていたことも…

驚く若葉。



「12年前、事務所に行った時

辺りは雨で濡れていたのに

ウチの駐車場だけ濡れてなかった。


でも家に着いたら

車に雨で濡れた跡があって…

お兄ちゃんが女の子を殺したの?」



事件があった時

ずっと家にいたと信じたかったが

防犯カメラのデータが

トイレに捨ててあったのを見て

祥太の犯行を確信したと達夫。



どうするか悩んでいたら

園長がマスコミに追われ…



「あの姿を見て、祥太があんな…

耐えらえない。」と夏美(長野里美)。



「あんな風に騒がれたら

お前たちまで。」


「時間をくれたの。

私はもう大丈夫、覚悟は出来ている。

だからお兄ちゃんを警察に…」



「ちょっと待ってよ、私出来てない。

…騒がれるなんて絶対にイヤ!

証拠なんてどこに?」



封筒を取り上げ開ける若葉。

中には白紙の紙が (゚o゚;;



雪子の謝る姿を見て

半分破り捨てたのだ。




渡さなかったと慶介から聞いた大地は

「何してんだよ、惚れるなよ。」




そして若葉は雪子に…

「会ってるんだ。

まだ気づいてないの?
あの男の目当てはお兄ちゃん。

それだけよ。」


「でも彼が好き。好きなの。」



雪子が祥太を殺人犯だと

騒いでいるとチャットする若葉。



「お姉ちゃん、私の彼を盗ったの。

嘘つき。裏切られた。許さない。」

すると「若葉 大丈夫だよ」

??




翌日、祥太と連絡を取り合っていると

慶介にメールする。

「協力します。事件解決の為に。」



小河原家へ向かう慶介。

誰も居ないから上がってと言われ

チャットしているパソコンに

USBをセットして振り向くと

若葉が包丁を握り、自分のお腹を (゚o゚;;



そこへ雪子が入って来る。

笑みを浮かべる若葉。

祥太の指示か…。



嫉妬は怖い (>_<) 

もうこの家族は終わりだ。



最終回は2時間スペシャル。

現行犯逮捕された慶介はどうなる?

「プレミアワイド」が貢献するのか?



そしていよいよ祥太、登場。

優しくてかっこいいと

若葉は言っていたが

家族写真を見る限り期待は出来ない…

(^_^;)

「嘘の戦争」のような

救いのあるラストだといいのだけど…



ファイナルカット 火曜21時 フジテレビ


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