2018年3月21日水曜日

「隣の家族は青く見える」第9話のあらすじと感想:最後の手紙…愛する人の待つ場所へ !?

辛すぎる結末…(;_;)




複数の家族が意見を出し合いながら

作り上げる集合住宅

コーボラティブハウスを舞台にした

人間ドラマ。



妊活中の五十嵐大器(松山ケンイチ)と

奈々(深田恭子)。


小宮山家は真一郎(野間口徹)と

深雪(真飛聖)と女の子二人の4人家族。


スタイリストの川村亮司(平山浩行)と

ネイリストの杉崎ちひろ

(高橋メアリージュン)の

入籍前カップル。


この家を設計したデザイナーの

広瀬渉(眞島秀和)と

その恋人の青木朔(北村匠海)。


全く共通点のない

4家族が暮らしていた。




人工授精が成功して

ようやく妊娠した奈々。

心拍が確認できたので

いよいよ産院に移ることになり

周囲にも報告。



奈々の母・春枝(原日出子)も上京し

聡子(高畑淳子)をはじめ

みんなでお祝いする。



後輩の智也(須賀健太)にも

報告する大器。



奈々も上司に報告。

喜んでくれる上司に

まだ7週目だから安心という

訳ではないと話すと

妻も二度稽留流産して

12週までは安心出来ないから

体調を優先するようにと。



こんな思いをして二度も流産なんて

どんなに心が折れたことだろう (;_;) 



母子手帳をもらい幸せそうな二人…

どうか無事に育ちますように。




朔は渉の母・ふみ(田島令子)の家を

訪ねるが、門前払い (>_<) 

二回目にようやく中に入れてもらえ…



ゲイについて本を読んだりしたが

まだ理解が追いつかないと

「親が理解してあげなきゃ

本当はダメよね。

他人様はもっと

理解してくれないことだろうから。」



いい母だ (#^.^#)



同じ頃、渉の忘れ物を届けに

留美(橋本マナミ)が訪ねて来る。

下着姿になり

「一回でいいの。

…子どもさえ産めればそれでいいの」

と迫る (゚o゚;;



出来ないと渉。

「そんな恰好をされても

本当に何も感じない、ごめん…」




離婚届を渡され元気のない深雪を

心配する萌香(古川凜)。

「インスタ映え」するものがあれば

喜んでもらえると考え

学校帰りに寄り道…。



大器と奈々が赤ちゃんの成長を祈って

オリーブの木を植えているところへ

真一郎が血相を変えて飛んで来る。



萌香が帰って来ないから

探しに行くと深雪。



優香(安藤美優)と奈々が

留守番をすることにして

三人で探しに行く。



その頃

踏切内で立ち往生する萌香を見かけ

助ける朔。



そして朔が怪我をしたことを

渉に連絡する奈々。



病院に駆け付けた渉は取り乱し

「早く会わせて下さい、

家族同然の恋人なんです。」

治療を終えた朔を思わず抱き締める。



「朔ちゃんとワタルン、

愛し合ってるね。」と萌香。

驚く深雪に

「男と女だけじゃなくて

男同士や女同士で愛し合う人も

いるって学校で習ったよ。

これからは多様性を認め合う世の中に

していかないとダメだよね~」

と優香。



共有スペースでみんなに頭を下げる

深雪…

ゲイに対して偏見があったことも謝り

「無知で

時代から取り残されていたのは

私だけでした。」



自分と違うものを排除することで

自分を守ってきたが

最近、自分が守っているものって

何だろうと思うようになり



「狭い世界に閉じこもって

生きてきたことを

今さらながら

後悔しているところです。」



「誰だってそうですよ、

自分が信じてきた価値観を覆すのは

勇気がいります。」と渉。



亮司も

「悪気なく

誰かを傷つけてるだろうなって

思いますしね。」



「誰のことも傷つけずに

自分も傷つかずに生きるのって

無理じゃないかな。」と朔。



頷くちひろ。

「誰かが傷つくことを恐れて

言いたいこと全部引っ込めちゃうのも

違う気がするしね。」



問題はその後、

傷つけたとしても

声に出して話し合えば

分かり合えるかもしれないと大器。



4家族がこんな風に

お腹を割って話し合えるなんて素敵。



そして深雪の提案で

週末にバーベキューをすることに決定

(^o^)




真一郎に離婚届を渡し

この家は売ろうと深雪。

親権も渡し

アパートを借りて働くという。



「私はあの子たちの

親でいる資格なんかないって

ようやくわかった。

優香のことも萌香のことも

危険な目に遭わせて最低な母親よ。」



以前、少し目を離した隙に

優香が迷子になったのだ。

今回も朔が通りかからなかたら

どういうことになっていたかと

自分を責めていた。



「どうかあの子たちのことを

宜しくお願いします。」

頭を下げる姿に胸が痛んだ…。




二人でお風呂に入る朔と渉。

「俺のこと大事にした方がいいよ。」

先に年寄りになるのは渉だから

「ちゃんとお世話して欲しかったら

今のうちに優しくしとくんだね。」



嫁をいびる姑に聞かせたい (^_^;) 




成長期の亮太(和田庵)のことを考え

苦手な料理を頑張るちひろ。

でも不味いらしく男たちは迷惑そう…




バーベキューの準備中に

倒れてしまう奈々…流産だった (;_;)



凍結している受精卵があるから

回復を待って再度チャレンジしようと

片岡医師(伊藤かずえ)。



気丈に振る舞う奈々だったが…

クリニックへ向かおうとして

バッグに付けたマタニティマークの

キーホルダーに目がとまり…

泣き出してしまう (;_;)



大器が帰宅すると奈々の姿はなく

置手紙が…

一度宿った命が消えてしまったことが

どうしても受け入れられず

病院へ行くことが出来なかったこと、

産まれてきた赤ちゃんを

大器が抱っこしてあやしている夢を

何度もみたことが書かれ…



「その夢を見るうち

私はママになりたかったのではなく

大ちゃんをパパにして

あげたかったんだと気づきました。


でもその願いは

もう叶えられないかもしれません。


ごめんね、大ちゃん。

ごめんね、赤ちゃん。」



心が折れてしまったのだ…(;_;)




奈々はどこへ行ったのか?

また気持ちを立て直して

チャレンジできるだろうか?



上司の奥さんも

2回も流産を経験したけど

ちゃんと授かったのだから

諦めないで欲しい。



不妊治療の大変さや

自分と違う価値観を

受け入れることの

難しさが描かれ

色々と考えさせられる。



優香の言うとおり

多様性を認め合う世の中になったら

皆もっと暮らしやすくなるだろう。


隣の家族は青く見える 木曜22時 フジテレビ



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