2018年3月27日火曜日

「anone」第9話のあらすじと感想:最終章突入!絶体絶命の危機…涙の別れ

切なすぎる別れ…(;_;)




「Mother」「Woman」に続く

坂元裕二脚本の人間ドラマ。


生きることの意味、

人が生きる上で本当に大切なものは

何かを問いかけ真実の人間愛を

見つけていく物語…




偽札を巡り偶然出会った

林田亜乃音(田中裕子)

辻沢ハリカ(広瀬すず)

持本舵(阿部サダヲ)

青羽るい子(小林聡美)の4人は

林田印刷所で共同生活を始める。




一万円札が刷られるのを見てしまった

花房万平(火野正平)は

亜乃音に自首を薦める。



するといきなり後ろから首を絞める

中世古理市(瑛太)。

驚いた4人が何とか引き離し

事なきを得たが…



「あなた今、殺そうとしたでしょ!?」

「つい…」

恐ろしい (-。-;



二階で話し合うが

悪びれもせず万平に続き

こたつに入る理市。



「あなた僕を殺そうとしましたね。

どうぞ殺して下さい。

それで証拠消せますか?」



証拠は消せず、また誰かに見つかる。

そしたら又殺すのか…

「そうやって一生

ごまかしていくんですか?」



黙って俯く理市の頭を

ティッシュの箱で叩くところが可笑しい。



更に万平が以前持って来たお土産の

きな粉餅を何故かみんなで食べ始める。



「嘘は嘘で隠すしかないんですよ。

嘘に終わりはないんですよ。

嘘で守った嘘が

結局君たち自身の心を壊していく。」



偽札作りは犯罪だと知っていて

何でやったのかと。



「もし良かったら仲間に入りませんか?」

と理市 (゚o゚;;



「ちょっとこの人何言ってんですか?」

「ごめんなさい。」と亜乃音。



「あなたを雇います。

…この人たちの為を思うなら

仲間になるのが一番いいと思います。」



怒りでテーブルを叩く万平。

きな粉が飛び散る。



「偽札、使ったの?」

ジュースを買ったが

回収したから外には漏れないと…

つげ信用組合のATMに

残ってしまったことを黙っている理市。



「ということは、僕が黙っていれば

何もなかったことになるわけか…」


「もう二度としません。

見逃して下さい。」

頭を下げる亜乃音。



そこへ三太郎(和田聰宏)が迎えに来る。

理市がここへ来る前

ベンチャーの社長をしていて

インサイダー取引で

一年服役していたことを話し出す…

何でもなかったから、帰るぞと万平。



「あの弁護士を仲間にする

方法ないんですか?

何か弱みとか、金に困ってるとか。」


「もう諦めましょう。」

偽札が使えなかったとるい子。

ハリカも使えなかったと嘘をつく。





翌日…ATMから偽札が見つかったと

報道される。

防犯カメラの映像が公開され

それを見た結季(鈴木杏)は警察に通報。



同じくニュースを見ていた4人は

警察が来たら逃げて

田舎で家族みたいに

何もなかったように暮らそうなどと

冗談を言い合うと

突然食卓の上のコップが割れ…(゚o゚;;



怖い!

あの子が割ったのか…?





理市が帰宅すると

結季が荷物をまとめていた。



「家族の為だったら

あんなことしないでしょ。」



娘にも二度と近づかないでと

出て行ってしまう。




そんな中、紙野彦星(清水尋也)と

会う約束をしたハリカ。

それを聞いた亜乃音は

依然買った服をプレゼントする。

試着して照れる姿が可愛い (^^♪ 



相変わらず他愛もない話で

盛り上がる4人…



「人生なにが嬉しいって

悲しくて悲しくて

やり切れない出来事があっても

いつの間にか笑えるようになるんだな~

こんなに辛くても

いつかは笑えるようになるって思ったら

何か楽しくなりませんか?」と舵。



確かにそう考えると、救われる。



いつの間にか寝てしまった

亜乃音とハリカ。

舵とるい子はお喋りを続ける…



「最近、幽霊の子は来ないんですか?」


「私が機嫌のいい時は

あんまり来ないんだよね。」



機嫌がいいと聞き、驚く (^_^;)



願い事とか叶ったことないから

直ぐ諦めるようにしてるけど

「持本さんとはね、

何かずっと一緒に

居られるんじゃないかなって

そんな予感がするんだよね。


ついに私の願いを叶えてくれる、

そんな人なのかなっていう

気がしてるんだ。」



るい子の気持ちに気づく舵。




「前はね、

会わない方がいいって言われたの。

会うと一人が

当たり前じゃなくなるからって。」



亜乃音に話すハリカ。

自分も一人が当たり前って思っていたから

ちょっとわかると



「でもね、

亜乃音さんがしてくれたみたいに

私も彦星くんに出来るかな。」



お金も用意できなかったし

何もしてあげてないと亜乃音。



「私にお帰りって言ってくれた。

ただいまって言わせてくれた。

私も彦星くんの居場所になりたい。」





翌日、彦星が食べたいと言っていた

ぶどうパンを持って会いに行く。




そして自宅を訪ねる警察の姿を見た

理市は、急いで別宅へ行き証拠を隠滅。



次に印刷所を訪れ

証拠を処分するようにと…

陽人(守永伊吹)のことを

黙っていてくれるなら

罪はすべて自分達夫婦が被ると言うと

「これは僕の犯罪です。」




証拠を森に埋めに行く理市と舵。

一人でこの先も偽札作りを続けると聞き

自分も連れて行って欲しいと。




病院の前で香澄茉歩(藤井武美)と

バッタリ会い

二人で喫茶店へ行くハリカ。



重粒子線治療の費用を

茉歩の父親が出してくれると聞き

「良かった」と泣き出すハリカ。



でも好きな人がいるから

そんなお金は受け取れないと断られたと…



「ごめんね、

割り込みしようとしちゃって。

わかってても好きだから

止められなかったんだよね。」



泣き出す茉歩。

ショックを受けるハリカ…




彦星の病室へ向かうが中に入らず

カーテンを開けようとする彦星に

「ちょっと、開けないで。

お願いします。」



ひとしきりカーテン越しに

昔の思い出や何気ない会話をかわす二人。



そして突然この後約束があるから帰ると

…ガッカリする彦星。



「今日はちゃんと

話しておこうかなと思って。」


「ちゃんと?」


「もしかして私、

勘違いさせちゃってるのかなって思って」



変な知り合いを作るのが好きで

彦星もその一人。

悲しい漫画を読むみたいに

話を聞いて楽しんでいたと。



「何、それ」


「だって彦星くんの子どもの頃

覚えてないし、

そこまで真剣になられると

思ってなかったから。」


「ごめんね…そろそろ話聞いているの

重荷になってきた。」



涙が溢れてくるのを堪えながら

嘘をつくハリカの姿が痛々しい (;_;)



 「面倒臭くなっちゃった。」


「そっか…わかるけどね。」


首を振り否定するハリカ。


「僕も自分のこと面倒くさいし

ずっと会ってなかった人に

話すようなことじゃなかったよね。」



…「良かった、わかってくれて。」

もう連絡するのはやめるから

お互いに削除しようと。



「わかった。削除する。」


「まあ、すぐに忘れるよ。

お邪魔しました。

あ、そうだ、ぶどうパン…」


「早く帰って。」



深々と頭を下げ、扉を閉めて泣き崩れる。

彦星も泣き出す…。



このハリカの姿を誰か見て

彼に伝えてと思っていたら

弟がやって来た…走り去るハリカ。



心を偽って好きな人を傷つける…

どんなに辛かっただろう (;_;) 




学校で先生から母親宛ての手紙を

渡される陽人。

中を見ようと窓に透かしていると

消防車のサイレンが聞こえ立ち尽くす…。





とうとう印刷所にも刑事がやって来る。

中に入れ、るい子を逃がす亜乃音。

丁度、戻って来た舵の車に乗り込む。




一方、理市は玲(江口のりこ)の職場を訪れ

暫く町を離れることにしたと。



「そう、私がうざったいから?

…あの子、おかしいの。」

そこには火事の絵を描く陽人の姿が…



「中世古くん、僕が火事したの?」

先生の手紙を燃やしたから

隣のおじさんが死んだのかと尋ねる。




両替機で使えるからと

未だ偽札を持っていた舵…



「どういう状況かわかってる?

警察来たんだよ。」



自分は理市と逃げるから

るい子は一人で戻れという。



「私のこと置いてくわけ?」


「邪魔なんで。」



自分の余命のことを考えて

嘘を言っているのだろう。



「この人と一緒に居たいって

思ってたんですけど。」


「そういうつもり全くないんで。」


そういう風に思われるのは

若干迷惑だし厄介だと。

去って行く舵を追いかけ抱き締める。



「病気、悪いの?どうなの?永くないの?

もう無理なの?」


…「はい…」


「私、看取るから。

それくらいならいいでしょ?」



抱き合う二人。




ひと通り印刷所の中を回った刑事が

帰ろうとすると

急いだ亜乃音のサンダルが脱げ…



拾おうとした刑事は機械の下から

一万円札のコピーの切れ端を

見つけてしまう (>_<) 




刑事と一緒に印刷所から出てくる姿を

目にしたハリカは走り出し…



「お知合いですか?」と刑事。


「いえ、知らない子です。」


亜乃音を乗せた車が走り出す…。




いよいよ最終回。

亜乃音はどんな罪になるのだろうか?

ハリカやるい子、

舵も捕まってしまうのか?



そして火事のことを思い出してしまった

陽人は?

心配だ…



ハリカと彦星の別れのシーンが

ホント悲しかった…

何度見ても泣ける…



彦星には助かって欲しいし

ハリカの気持ちにも気づいて欲しい (;_;)


anone 水曜22時 日本テレビ


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