2017年9月17日日曜日

「ごめん、愛してる」第9話の感想:最終章!お前は俺の弟だ…明かされる全ての因縁

律の愛の深さに涙 (:_;)



生まれてすぐに捨てられ

裏社会で生きてきた青年。



ある日余命宣告を受けた彼は

最後に親孝行をと

自分を捨てた母を探すが

そこで見たのは…



もう一人の息子と

豊かに暮らす母の姿だった。



そんな彼女に復讐を誓うが

ある女性との出会いで

初めて人を愛し、愛されることを知る…

この夏一番切ないラブストーリー。




空港で凜華(吉岡里帆)の後を追って

発作を起こしたサトル(坂口健太郎)。

病院に運ばれるが状況は難しく、

急いで心臓移植をしなくてはいけない。



又しても自分を責める凜華に

「心配しなくてもあいつは死なない。 

俺が心臓をやって助けてやる。」

と律(長瀬智也)。



笑えない冗談はやめてと立ち去るが、

二人の会話を麗子(大竹しのぶ)が

しっかり聞いていた…




韓国で組の為に命を散らすのはやめて

弟=サトルに心臓を提供することに決め

誓約書を書く律。



誓約書の名前は岡崎リュウ。

本名を記すと麗子に

わかってしまうから (;_;)



人には承認欲があるものだから

律のこの行いは

何と言ったらいいのだろう…

まるで天使のようで、泣けてしまう。


自分の心臓で弟が生きられるなら

自分の死は無駄ではなくなる…

と言うのはやせ我慢で

正直不公平だと…当然だ (;_;)



「あいつだけ母親に可愛がられて

俺の分まで生きられる…

これが俺の運命か。」




アパートに帰ると麗子が来ていた。

サトルに心臓をくれるって

どういうことかと。



頭のレントゲン写真を見せ

もう1カ月ももたないことを話す。

先ず脳が死に、その直後心臓が死ぬ。

だから心臓をやれると…



「どうしてそこまでしてくれるの?

わからない…」と麗子。



わからなくていいと誓約書を渡し

ちゃんと死ぬから安心してくれと。

ただ自分が死んだら

若菜(池脇千鶴)達のことが心配だから

二人のことを頼むと…。



麗子からオーブンレンジや炊飯器など

色々な物が届き、若菜は大喜び。





意識を取り戻したサトルに謝る凜華。

駆けつけた麗子に

凜華と結婚しようと思うと…



凜華の気持ちは?

何て自分よがりなのだろう、

最低 (♯`∧´)



だから塔子(大西礼芳)にも

相手にされなかったのだろう。




プレゼントしたいから

好きな指輪を選んでとサトル。


「ありがとう、でも…」

すかさず「断らないで」(-_-メ)

「僕が生きていた印を

凜華に持っていて欲しいんだ。」



だったら普通の指輪にしろ!(♯`∧´)

病気だからって甘えるんじゃないよ。




アパートを訪ね

プロポーズされたことを話す凜華。

「めでたい」と律。



サトルに心臓をあげると言った

理由を聞かれ、

そう言えば元気になると思ったから

苦しい言い訳をするが…





一方、麗子から律の申し出を聞いた

恒夫(中村梅雀)は「残酷だ…」と涙。

ホントその通り (:_;)





心臓が適合するかの検査を受けに

病院へ来た律は

加賀美(六角精児)の姿を見つけ

まだ付き纏うのかと。



死産だと言われ悔しくないのか、

弟はあんなに可愛がられて、

お前は死んだことにされているんだぞ

…本当に酷い話だ (;_;)



何故そこまで麗子に拘るのか尋ねると

麗子の不倫相手だった黒川の妻は

自分の姉で、不倫に悩まされ、

精神的に追い詰められて

早くに亡くなってしまった…



それを聞いて、自分の余命のこと

心臓をあげることを話す律。



自分が生まれてきたのは

弟とお袋を守る為だと

ようやくわかったと…



「あんたは何の為に生きてんだ?

恨みを晴らすためか?

そんなことの為に生きてんのか?


せっかくヨボヨボになるまで

生きられるのに、勿体ないよ。」



そう言い残し、立ち去る律。

泣き崩れる加賀美…





ドナーが見つかったことを伝えると

病院でリュウを見かけたとサトル。

見間違いだとごまかすが

動揺は隠せず席を外す麗子。



その隙にバッグの中の

誓約書を見てしまう…





サトルとの結婚について

“小さい時からずっと近くで見て

大切に思ってきた彼を

これからもずっと応援し続ける”

そう考えればいいと恒夫。



それが一番みんなの為にいいと、

自分に言い聞かせたけど…

やはり断ってくると凜華。


「あいつだけは絶対にダメだ!」

そして律の命のことを話してしまう…




律はサトルから呼び出され、

彼の病室に居た。



リュウの病気のことは知っている。

自分は手術すれば

治るかもしれないから

凜華は譲らないとサトル。



凜華の気持ちは?

あなたの物じゃないよね。



更に自分の方が長生きするし

幸せに出来ると…

黙っている律に

「凜華のこと好きなんでしょ?

認めてよ。」



「凜華はお前に任せる。

幸せにしてやってくれ。」



出て行こうとする律に

心臓をくれようとしているのは

おかしい、何故そこまでするのか…



「リュウさんの心臓を貰ってまで

生きようとは思わない。

そこまで卑しい人間じゃない。


凜華のことも本当は

ちゃんと勝負したい。」



弟だから心臓をあげるんだと律…



「何で今まで黙ってたんだよ。

何でお母さんに言わないんだよ。」


「言ってやろうと最初は思っていたよ。

自分が捨てた子どもが

こんなザマになっていて

あのおばさんが驚いて

苦しむ顔が見たかった。


でも今はそれを明かすのは

何か違う気がしてきてな…」



サトルのことだけでもあんなに

アップアップしているのに

これ以上悩みの種が増えたら

パンクしてしまうだろって…



何て深い愛情を持っているのだろう

(;_;)



唖然として言葉が出ないサトル。

でもその表情から

完全に負けを感じているのがわかる。





若菜から行き先を聞いた凜華は

病院へ駆けつけるが

バスに乗る律に「来るな!」と言われ

でも走り出したバスを

ずっと追いかけて来る…



頭痛に襲われバスを降りた律は

ゴミ溜めで気を失ってしまう。



気がつくと凜華が傍に居た。

恒夫から余命のことを聞いたと話すと



「大したことではない、

人はいつかは死ぬんだから…

まあ、でも、可哀想か。


可哀想でまあまあ短くて

惨めな人生だよな。」



思わずキスをする凜華。



「可哀想じゃないよ。

人を庇って撃たれたり、

人に心臓あげるなんて言ったり、


そんなに心が愛で溢れている人、

可哀想だなんて思わない。」

傍にいて一緒に泣きたいと…



同じベッドで眠りにつく二人。

一線は越えていないけど (^_^;)



目覚めると「ごめんな」とメモが…

そして何故か律を待っていた塔子。

まだまだ登場するのね (^◇^;)




音楽と律の優しさに泣かされた

このドラマもいよいよ最終回。

ちょっとあり得ないところも

許せる範囲だったし

いいドラマだった。



律を失った凜華は?

サトルは麗子に

真実を話すのか?



なぜ律は捨てられたのか?

最後にその真相は知りたい。


ごめん、愛してる 日曜21時 TBS



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