2017年9月23日土曜日

「過保護のカホコ」最終回の感想:私の生きる道

すっばらしい最終回でした (#^.^#)



バイト経験なし、

一人で服も選べない、

駅まで歩いたこともない。

超過保護に育てられた女子大生

根本加穂子(高畑充希)は



学内で偶然出会った一人の青年

麦野初(竹内涼真)の言葉で

自分の中に眠っていた力を

見つけていく…



「家政婦のミタ」など数々の

ヒットドラマを手掛けてきた

遊川和彦が描く痛快ホームドラマ。



カホコは正高(時任三郎)と泉(黒木瞳)に

あらためて初との結婚宣言をする。



反対する泉に、初代(三田佳子)と

約束したから駆け落ちはせずに

認めて貰えるよう頑張ると♪




一人になってしまった福士(西岡徳馬)の

様子を見に行くと姿がなく

電話をすると…



バアバに会いに行ってくる。

そこにはバアバとの思い出が

沢山詰まっているから。

もう探さないでくれ。」



みんなに連絡して思い出の場所を聞くが、

環(中島ひろ子)も節(西尾まり)も

心当たりがなく、

泉は、バアバとの思い出の場所なら

家しかないと言う。



泉の言うとおり、庭の片隅に居た (^_^;) 

初代とよく隠れんぼをした場所らしい。

自分と一緒にならなければ

こんなことにはならなかったと

泣き出す福士。



ジイジと居ると楽しくて、

辛いことや苦しいことが

吹っ飛んじゃうとバアバが言っていた

と伝えるカホコ。



いつものジイジに戻って欲しいと

訴える。



気を取り直したところに衛(佐藤二朗)も

駆けつけ…今度は本当に別れたままで

いいのかを二人に問いかけるカホコ。



「生きてる限り、

いい人で終われる人生なんてない。


だったら過去を悔やんだり、

将来を不安に思うよりも


今の自分の愛とか優しさを信じながら

生きていった方がいい。」


とカホコの思いを代弁する初。



カホコも、辛い時かもしれないけど、 

二人には一緒に居て欲しい 

居るべきだと。



泣き出す衛…



「二人の言う通り一緒に居れば

健やかなる時が一杯くるって

信じてみないか?


俺は君とずっと一緒に居たい。
ここに居るみんなとも!」



元の鞘に収まり、一件落着♪





次は糸(久保田紗友)だ。

糸がチェロを売りに行きそうな場所を

張って、やっと会えたカホコは

自分が買うと言い出す。



何でそんなにお節介なのかと糸。



「家族だから。

どんなに嫌われても守るから。

バアバと約束したから。」



「俺も、もし家族になったら

カホコに負けないくらい

お節介するよ。」



糸のチェロが好きだから。

絵を描くのは、人を幸せにする為で

糸なら音楽でもっと沢山の人を

幸せに出来ると初。



「自分が大好きなものから

離れちゃダメなんだよ。」



チェロを売らないと約束する糸。

良かった (#^.^#)





そして最後は正高の実家へ。

子どもの為の新しい施設を作ろうと

張り切る教子(濱田マリ)に

こき使われてバテバテの

正興(平泉成)と多枝(梅沢昌代)。



「親と余り一緒に居られない

子ども達がいつでも自由に来れて

本当の親のような愛情を

一杯受けられる場所を作りたい。


自分が傷ついたり失敗したりしても

いつでも帰って来れる場所があるって

どれ位幸せなことか私が一番よく

わかっているつもりだから。」



そして両親に心からお礼を言い

二人の為に頑張ると教子。



この家はもう大丈夫 (^^)v



職員も借金も何とかすると言うが

「何とかするは何の解決策も

見えてない人の台詞だよ。」

とカホコ。



自分の貯金で借金を返して欲しいと

通帳を差し出す。

そして保育士の免許も取るから

ここで働かせて欲しいと。



更に初との結婚を認めて欲しいと…

もちろん三人とも賛成。



結婚式のプランを考えておくから

早く両親の許可をもらって来なさいと

正興。



二人は正高と泉の元へ…



まずは仕事のことを話し

「ママとパパが今までカホコを

守ってきてくれたように

子ども達のことを守っていきたいの。


いつか人を幸せにする為に

働きたいって言ったけど

これがカホコの出した答えです。

許してもらえますか?」



賛成する正高。

結婚については次の水曜日に婚姻届を

出したいと思っていると…



式を挙げるつもりは無かったけど、

正興にそんなのダメだと言われ、

初が育った施設にある教会で

式を挙げられるよう

衛が園長先生に掛け合い、

環がドレス、節がウェディングケーキ

を用意してくれることになり…



素晴らしい連携プレー!



「住む処はどうするんだ?」と正高。



ジイジから一緒に住まないかと

言われていると。

「ジイジの面倒をみながら、

バアバがずっと守ってきたあの家を

カホコが守っていきたい。」



「パパは、ママがいいって言うなら

賛成。」

すると「もちろん反対よ。」と泉。



そして初に

「無駄に爽やかで、

無駄にいいこと言うから、

結婚しても他の女に色目を

使うんじゃないの?」(゚o゚;; 



どんだけ〜 (^◇^;)



しかもピカソを超えると言うのは

ピカソより沢山愛人を持つってことか

と (^_^;)



「私が聞きたいのは、

私以上にカホコを幸せにする

覚悟があるかどうかよ。」



初は離婚したら他人になれるけど、

自分はカホコの人生に一生責任を

負っていかなくてはいけないと。



「あなたはどうなの?

あなたに何が出来るの?

せいぜい愛するだけでしょ。」



怖くて逃げ出したいと初。

「けど逃げません。」


カホコと離れたくないし、

家族になりたいから。


「どんな時も彼女の傍に居て、

この手を離さないで、

いつかお母さんに認めてもらえるよう

歯を食いしばって頑張りますから。」



頼もしい!



「じゃあ勝手にすれば。」

席を立つ泉 (^_^;)





結婚式当日…

環たちも再び婚姻届を出し、

糸も変な連中とつるまず、

部屋で音楽を聴いているらしい。



一緒に行こうと声をかけたが

返事が無くてと節。



そこへ正高が遅れて入って来て、

説得したが泉は来ないと。



落ち込んでいても仕方ないから

写真を撮ろうと福士…



テーブルにぶつかり

ケーキをひっくり返し

立ち上がろうとしてドレスに掴まり

破ってしまう (-。-;  



泉に助けを求める正高。

多枝もケーキで滑り、

料理を全部ひっくり返して

しまったのだ (>_<) 



「困ったら私に

助けて欲しいってこと?」



相変わらず可愛くない (-。-; 



「そうじゃないよ、娘の結婚式が

台無しになってもいいのかって

言ってんだよ。」



いつになく力強い正高。



「焦って結婚するカホコが

悪いんじゃない。」



カホコが今日に拘った理由、

それは自分達の結婚記念日だからで…



そして自分達は今までカホコを

守る為の壁だったが、

今は逆に乗り越えられない壁に

なっていないかと…



「だったら門を開けてあげようよ。

あの子の未来だけは

買ってあげられないんだから。」



父親の大きい愛情を感じる。



わかったけど、自分の行動範囲から

出られないから無理だと泉 (^_^;) 



「お前も今、

壁を越えるチャンスだぞ。」



意を決して橋を渡る泉 (^_^;) 

テキパキとみんなに指示を出す。



そして別人のような泉に驚く

根元家の面々 (^◇^;) 



泉に叱られ、糸も参列し

チェロでウェディングマーチを演奏。


「もう絶対に音楽から離れない。

歌でも作曲でも何でもやって

音楽で人を幸せにする。


簡単ではないけど絶対に諦めないから

カホコちゃんみたいに。」



やっぱり感謝してたんだ (#^.^#) 



そして泉も…



「今までパパやママをいっぱい

幸せにしてくれて、ありがとう。


今までみたいにずっとカホコの手を

握っていたいけど、

これからは初くんと一緒に生きて、


ここにいるみんなや、

これから出会う人をいっぱい

幸せにしてあげなさい。


カホコはみんなの心のドアを開ける

鍵を持ってるから。」



ようやく子離れ出来たみたい。





一年後…

糸の誕生会の準備をするカホコと初。

施設で絵を教えたり、バイトしたり

今日は似顔絵が7枚も売れたと

嬉しそう (^^♪



そして青空を見上げ

バアバのことを思い出すカホコ。



「どんなに辛くても

ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、

好きな人の手を離さないで

生きていく。」




爽やかな最終回だった。

カホコの「二つお願いがあります」や

「すっばらしい」「こんなの初めて」

などおきまりの台詞やリアクションに

毎回笑わせて頂きました。



高畑充希と竹内涼真の新しい魅力にも

出会えたし、ホントいいドラマだった。



水曜日の日テレのこの枠は、週半ばで

ホッコリさせてくれる作品が多く、

毎クール楽しみにしています。



秋からは綾瀬はるか主演。

これも又楽しみ♪


過保護のカホコ 水曜22時 日本テレビ



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