2017年9月17日日曜日

「愛してたって、秘密はある。」第9話の感想:罪の告白‼ 別れと復讐…下る罰

とうとう罪を告白する黎…



秋元康、企画原案のラブミステリー。

中学生の時にDVから母を守る為

父を殺害してしまった

奥森黎(福士蒼汰)は

その事実を隠したまま成長し

弁護士を目指す。



そして検事を目指す

立花爽(川口春奈)との

結婚を決めた途端

「秘密」を知る何者かから

不気味なメッセージが届き…




警察に出頭した晶子(鈴木保奈美)。

11年前の春頃から皓介(堀部圭亮)の

暴力が始まり

どんどんエスカレートして

あの花火大会の夜は殺されると思い…



気がつくとトロフィーを握っていて

詳しいことは何も覚えていないと…



黎は夏期講習から戻ってなく、

彼を一人には出来ないし

皓介のせいで人生を台無しにする

必要はないと思って自首しなかった

と供述。



隠蔽工作も一人で全てやったと言うが

「女性一人で大変だったでしょう。」

と一ノ瀬(矢柴俊博)。



なぜ頭蓋骨と凶器が風見(鈴木浩介)の

部屋にあったのかという問いには

数日前に庭が掘り返され

凶器も遺体も失くなっていたと

正直に答える。



骨が届いて、もう逃げられないと思い

自首したと…





一ノ瀬達に送られ帰宅する晶子。

自供だけでは逮捕出来なく

裏付け捜査が必要らしい。



知らなかった (゚o゚;;



あの夜、今度は自分が黎を守ると

言ったように

いざとなったらこうすると決めていた

のだと…



黎の部屋であの箱を見つけ

今がその時だと思ったのだ。



二重人格のことも気づいていたのか?



本当は自分がやったと言って来ると

出て行こうとする黎に

本当のことを爽に言えたのか尋ねると

目を伏せる…



「それでいいの。」


黎が自首するのを止めた時から

自分はずっと間違っている…


「でも後悔はしてない。

元々歩くはずだった道を

ちゃんと歩いてくれているから。

黎の人生を守れて、母さん幸せ。」



そうだろうか?

ずっと苦しんでいたから

別人格を創ったのだろうに (;_;)




晶子の供述が全て真実だと思えない

一ノ瀬は、風見が何か知っていると

睨んでいた。





そして弘晃(遠藤憲一)に

「立花の口から父のことを聞きたい」

と風見が言っていたと伝え、

彼に会うことがあったら

誠意を持って答えてあげて欲しいと

茜(岡江久美子)。



弘晃を見る眼が怖い (>_<)  





現場検証で色々質問される黎。

「よく覚えていない」を繰り返すが、

何処にいたのかという問いには

一人で花火大会に行っていたと…



「そういうことだけは

覚えているんだな」と一ノ瀬。



庭が掘り返されたのも

昨夜初めて晶子から聞いたと答える。



怪し過ぎるよね (^_^;) 



トロフィーは爽に送られてきたこと、

配送センターまで突き止めたが、

それ以上は調べられなかったことを

報告する。



確か持ち込んだのは女性…

黎の別人格は女性?

それとも女装しただけ?





一方、香坂(山本未來)に

式は中止にしたことを伝える爽。



時効が成立した瞬間、

胸の辺りが真っ黒になって

被害者が加害者を赦すって

簡単じゃないと…

「先生にも許せない人がいますか?」



いるよ、と答え「許せる時なんか

来ないと思っている。」



香坂も闇を抱えているようだ。





検察庁で黎と会った弘晃は

晶子が皓介を殺したと聞き

「爽と別れろ。

あいつを殺人犯の家族に

するつもりか?」



親なら当然のことだ。



別れるしかないと思っていると黎。



そしてその夜、爽に

父親が晶子に殺されていたことを

知っていたと話し、別れを告げる。



"幸せになる為に百の嘘を重ね

僕は一番大切なものを失った"





死体遺棄容疑で逮捕される晶子。



殺人についてはまだ容疑者では

ないってこと?



晶子逮捕のニュースが流れる…



爽からの電話に出ない黎を

犯罪者が家族にいると

検事には採用されないから

彼の優しさではないかと山田。



「それでも傍に居ると決めたんで。

こんなことで揺らぐような

中途半端な覚悟じゃないんです。」



爽、カッコいい!





黎の家にはマスコミが押し寄せ…

「不法進入で訴えられたくなかったら

帰れ」と虎太郎(白洲迅)が…



何だかんだ言っても友達なのね (#^.^#)



そして以前黎を責めたことを謝り、

母親のことを知っていたなら

追い詰められて犯罪に手を染めた人の

味方になりたいと思ったかわかると。



「一番近くにいる奴の痛みに

気づいていないの、俺だった。」



いい奴だ (^^)v



爽と別れたことを話す黎に

自分が逮捕された訳ではないから

検察修習に堂々と来いと励ます。



「爽と別れるとか、

もう充分罰みたいなものだろ。」





別れたと聞いてウケると華凛(吉川愛)。

好きになってもらえないなら、

嫌われたかったと。



ただの一生徒だから

顔も名前も忘れられてしまう。

それは出会わないのと一緒。



「大嫌いな奴でもいいから

華凛がいたことを

覚えておいて欲しい。」



そんなの嫌だけど…



自分に戸籍謄本、虎太郎に婚約指輪を

送ってきた人物も同じなのかなと

言うが(指輪も送られてきたのか!)

黎を恨んでいる奴の仕業だと思うと

虎太郎。





「徹底的に調べていけば

必ず矛盾点が出ます。

百の嘘も一つの真実には

敵いませんから。」

と依頼人を励ます香坂。



腕時計を男物かと聞かれ、

昔プレゼントしようとしたが

色々あって渡せず、

その時の気持ちを忘れないように

はめていると…



「許しちゃいけない罪って

あると思うんですよね…」



思ったよりも闇は深そうだ (-。-;  





一ノ瀬から庭で何かを燃やした痕が

あると言われ、

わからないと答える晶子。



そして何故か燃やした日記のコピーを

爽の机の上に置く香坂。



それを読んだ爽は、検察庁へ向かう…



黎が不在だった為

虎太郎にコピーを預け、弘晃の元へ…



黎の父親の日記を読んで

結婚を反対した理由が

やっとわかったと。



風見だけでなく、

皓介の取り調べもしていたのだ。



「書いてあったことが全部本当だと

思えない。思いたくない。」



信じるから本当の事を話して欲しいと…



11年前、地検特捜部にとって

代議士の前園(そのまんま東)を

挙げることが最重要課題だった。



そんな時に港北医科大学から

前園と風見教授が通じていると

内部告発があり、内偵を始めると

帝産メディカルに大金が

流れていた。



教授と教授派閥の医師を

取り調べ始めた弘晃。



一ヶ月毎日のように拷問のような

取り調べが続き、

デタラメな調書が作成され、

署名しろと迫られる皓介。



記憶を塗り替えればいい、

このままだとずっと続くぞと脅され…



前園を逮捕する為には手段を選ばない

という方針だったらしいが

余りにも非人道的過ぎる。



そんな中、とうとう晶子に

手をあげてしまう皓介。



「晶子を殴っている間だけは、

不安と絶望から解放される。」

って、アリ?



いくら何でもそれで妻に暴力を

振るうだろうか?



黄色い薔薇は教授が好きだった物で

見るだけで吐き気がするように

なっていた皓介。



殺害される前日のページには

「明日は花火大会だ。

毎年家族と行こうと思っているのに

行けない。今年こそは。」

と記されていた。



自分から逃げる為に失踪したと

思っていたと弘晃。



食事会の前に晶子から

取り調べのことを黎は何も知らない、

子ども達には秘密にしておこうと

言われたことを話す。



「そう言われても信じられなくて、

あいつは俺に復讐しようと思って

爽に近づいたのではないか…」



そんなこと黎はしない!と爽。

そんな取り調べをしなければ、

黎の父親は暴力を振るわないで

済んだし、

母親は殺人犯にならなかった。



「黎の家族はもっと

幸せだったんだよ。

ウチだって。」



その通りだ。

風見も含めどれだけの人が

不幸になったか!



「検事として歩いてきた道に

後悔はない。

だが父親としてはもっと違う姿を 

お前たちに見せたかった。」



検事として後悔してないだと?

ビックリだ (♯`∧´) 



日記を読んだ黎は…

「父さんは殺されて当然の

悪人じゃなかった。


追い詰めらて罪に手を染めてしまった

一人の弱い人間だった。


僕はただの人殺しだ。」





帰宅した弘晃を待っていた風見。

冤罪だとわかっていて二人を

取り調べたのか?と聞かれ、

クロでもシロでもどっちでも良かった

と答える (>_<) 



逆上した風見がナイフを手に

向かってきたところへ

暁人(賀来賢人)が飛び出し、

その暁人を庇い、刺される弘晃 (゚o゚;;



暁人じゃなくて良かった…。



救急車を呼ぼうとする手を止め

笑いかける弘晃…



暁人が守ろうとしてくれたのが

嬉しかったのか?

それにしても怖い (-。-;





そんなことが起きているとは知らず

黎の元へ行き

頭を下げて謝罪する爽。



“百の嘘が一つの真実に

敵わないとしても

君と一緒に生きていけるなら

千でも二千でも

嘘を重ねるつもりだった



だけどやっぱり無理だった…

とうとう本当は自分が殺したと

打ち明ける黎。




いよいよ最終回。

配送センターの防犯カメラの映像を

見て驚く一ノ瀬たち。

何が映っていたのだろうか?



真実を知った爽は

黎のことを受け入れるのか?

弘晃の命は?



今回も別人格の黎がリビングで

寛いでいたが

最終回では爽の前にも現れるみたい…



とにかく辻褄が合わないラストだけは

勘弁して欲しい (^_^;)


愛してたって、秘密はある。日曜22時半 日本テレビ

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