2017年9月18日月曜日

「セシルのもくろみ」最終回の感想:最終回!5人の女の生きる道

最終回にはガッカリ (>_<)



30~50代の主婦層に人気の

ファッション雑誌「STORY」に

連載された唯川恵の小説をドラマ化。



ファッション雑誌業界を舞台に

専業主婦、共働き、シングルマザー、

独身と様々な立場の女性たちが

ぶつかり合いながらも

幸せを探していく…



運命のいたずらで読者モデルになった

女性が一流のモデルとして

成功への階段を駆け上がっていく

サクセスストーリー。



新しい雑誌を立ち上げる

由華子(吉瀬美智子)からカバーモデルを

引き受けて欲しいと頼まれた

奈央(真木よう子)。



由華子はモデルをやめて、

新人編集者として一からスタートする

ことに決めたのだった。



新雑誌『ジョワイユ』の編集長は

黒沢(板谷由夏)。



誰よりも『ヴァニティ』を愛している

と思っていたと驚く奈央に

編集長になれなかったのは

自分が女だからではないかと思い、

言い訳の出来ない環境で

自分のやりたいことを信頼できる人と

一緒にやりたいと思ったのだと。



南城(リリーフランキー)も会社を

辞めたらしい…





ヴァニティ編集部にも由華達の

新雑誌の噂は広まり、

3人が手を組んだらヴァニティは

潰されると疑心暗鬼に陥る…




黒沢は、奈央が希望するなら

江里にも声をかけるとまで言ってくれ

家族もカバーモデルの話を聞いて

喜ぶが…迷う奈央。



江里(伊藤歩)に相談すると

自分にも引き抜きの話があると…

相手が残るから自分もというのは

違うから、お互いに相談せずに

決めようと奈央。



ちゃんと考えて悔いのない答えを

お互い出そうと江里も賛成する。



憧れのフェローニからPR部員として

誘われたことを山上(金子ノブアキ)に

打ち明ける。



でもライターとしての仕事が

思っていた以上に大事になっていて、

こんな中途半端なところで終わりに

していいのか考えてしまい、

返事が出来ないでいると。



世界中を旅して面白い人や物を撮る

アート系のカメラマンになりたかった

と話す山上。



ヴァニティの仕事は旅の資金づくりの

つもりだったが、やってみたら

そんな簡単なものではなく、

試行錯誤している内に

人を撮ることがどういうことか、

やっとわかってきたと。



「奈央ちゃんともっとやりたいことが

あるんでしょ?」



奈央もヴァニティを辞める

かもしれないと聞いて驚く山上。





一方トモ(徳井義実)に相談する奈央。

「自分のことだけ考えてみたら?」

元気のないヴァニティを辞めるのを

逃げだと思わなくていい。

どっちを選んだら家族が喜ぶか、

江里がどう思うかとか

全部取っ払ったら何が残るか…?



「ミヤジの幸せはミヤジにしか

わからないから、ひたすら考えて

答えを出すしかないと思うよ。」





売り上げが落ちたヴァニティ。

それに対し順調に準備を進める

ジョワイユ。





そんな中、どうしても今はカメラの

前に立てないから他のモデルと

変わって欲しいと奈央。



やはりジョワイユへ行くのかと 

平井(石橋けい)は勘繰り

落ち込む小池(小野ゆり子)。



初めて撮影を飛ばしたと心配する

山上に、思う存分悩めばいいとトモ。

「どっちを選んだとしても

応援するけどね。」



大きな愛を感じる。





編集長から号令がかかり

モデルまでも全員集合することに…



その前に奈央も江里も

それぞれ自分の意思を伝えに行く。

二人の出した答えとは…?





舞子(長谷川京子)はヴァニティの売上が

落ちてるのは自分のせいだと

思っているようで…



「お洒落を諦めた多くの女性達に

ヴァニティを読んでもらいたい、

そう思っていた筈なのに

いつしかハマユカを超えることばかり

考えるようになって…


カバーとして戻ってからも

ハマユカよりもっと素敵で

もっと憧れの存在になりたいって

そんなことばかり考えて…


今さらどうしたらいいか

わからなくて。」



それに対し、そう思ってるなら

間違ってたと言えばいいのでは?

と奈央。





編集部ではネットニュースに

ヴァニティが休刊になるかもしれない

と出ていたことや、

黒沢達がヴァニティの読者を

根こそぎ奪おうとしているなどと

書かれていたことで持ちきり。



「それって噂ですよね?」と奈央。

誰か真実を確かめたのかと。



「そういうネットニュースが出る度に

いちいち右往左往するのは

どうなんでしょう?


もう数字とかネットとか

正体もわからないものに

振り回されるのやめにしませんか?」



ホントその通りだと思う。

そのせいでこのドラマも打ち切りに

なったのだろう (-。-; 



ここから先は奈央の独壇場…

伝えたいメッセージを

売上げを伸ばす為に

変えてしまうのは筋が違うとか、

黒沢に誘われて迷っていて

撮影を飛ばしたことを詫びたり。



黒沢に正式に断わったこと、

彼女達はヴァニティを潰そうなんて

小さなことを考えていないこと。



ジョワイユはファッション誌ではなく

ライフスタイル誌で

女性が肩の力を抜いて

生きられるような環境を

自分達の力で手に入れようという

メッセージを持っていること。



「競合しないんだ」とホッとする声に

「安心ではないと思います。」



だからこそヴァニティらしい

メッセージを持って

頑張らなくてはいけないと。



何かいきなりキャラが変わって、

ついていけない (>_<) 

しかも演説?長いし。



何でこんな脚本にしたのだろう?

先輩たち相手に何言ってるんだろう (@_@) 



ここまでに至った経緯も説明し出すが

何の為?最終回だけ見る人の為?



みんな頷きながら背筋を正し

黙って聞いているのも超不自然 (^_^;) 



南城のヴァニティに対する思いを

手振りを添えて熱く語り出し、

「私一人だけじゃ頑張れないんです!」



次は、多勢の人が集まって一つの

ものを作ることの大変さを訴える…



「皆さんが持っていた理想とか夢は

何処へいっちゃったんですか?」



希望とかあった筈だとか、

人と違うから引っ込めたのか?

とか…何様のつもり?



人と違っていて当たり前、

違うからこそ意味がある。

自分の思いを諦める必要はないし、

他人を否定することも出来ない。



力強い演説は続き、

やってみなければわからないと

早口でまくしたてる…



見ていてイライラしてきた (ー ー;) 

いつまで続くの?

早く終わらないかな…



しかもどんどん説教っぽくなり、

最後には


「皆さんの思いが一つになった時、

それが同じ方向を向いた時に

奇跡というのは起こるんだと 

思います。


だから落ち込んだり、

愚痴を言ったりする前に

一緒に頑張っていきましょうよ!」



涙目でうつむく江里。

他のみんなは口々に「いい」と感動。

…何故?どこが?



「もういいかしら?」

ようやく舞子と編集長が登場。



方向性を変えたことで既存の読者が

離れ、売上げが落ちたことを

まず編集長が謝罪。



「でも皆さんは私のせいだと思って

いるでしょ?その通りだと思います。

ごめんなさい。」



頭を下げる舞子にみんなビックリ。

元のヴァニティに戻し、

読者モデルも復活することに決定。



読者と一緒に作っていくという

メッセージをあらためて

発信しようと小池。

読モ募集ビジュアルは奈央に決定する。




江里はフェリーニに行くことを

選んだのだった…

あの時に背中を押してあげれればと

奈央。

もっと一緒にやりたいという気持ちが

あって出来なかったんだと。



「ここからはそれぞれの道で」

握手して抱き合う二人。





『チームミヤジ』の解散式。

奈央とトモから遅れると連絡があり、

江里はミラノに研修に行くことを

山上に報告すると…



「ミラノ遊びに行くわ、

いいチャペル探しといて。」



驚く江里と共に、実は後ろに

隠れていた奈央達もビックリ (^◇^;) 





南城が開いたカレー屋で食事する

由華子と黒沢。

奈央に断られたことを報告し

「やっぱりあの人変わってるわ。」



ヴァニティに残るのは何故かと聞くと

「私、体育会出身なんで。」

思わず吹き出してしまった二人。



「じゃあ、これからはライバルか…」

と南城。それは違うと二人。

『別の場所にいるけど、

同じ志を持って頑張る仲間、同志』

(^^)v





最後の撮影を終え、江里はミラノへ。

ジョワイユは好調なスタートをきり


奈央と二人でヴァニティを

引っ張っていくと舞子。


そして奈央は…

海外のファッションショーへ出演。

30半ば過ぎてランウェイデビュー♪



打ち切りになったせいか、

最終回は余りに酷くガッカリ (;_;) 

あの長い演説シーンは必要?

原作はどうなんだろう?

面白かっただけに本当にとても残念。



これは原作を読まなくては!


セシルのもくろみ 木曜22時 フジテレビ



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