2017年9月7日木曜日

「セシルのもくろみ」第8話の感想:恐怖!女王の晩餐会 悪夢の宴

女の本音、炸裂!



30~50代の主婦層に人気の

ファッション雑誌「STORY」に

連載された唯川恵の小説をドラマ化。



ファッション雑誌業界を舞台に

専業主婦、共働き、シングルマザー、

独身と様々な立場の女性たちが

ぶつかり合いながらも

幸せを探していく…



運命のいたずらで読者モデルになった

女性が一流のモデルとして

成功への階段を駆け上がっていく

サクセスストーリー。




安永舞子(長谷川京子)の

お披露目トークショーで舞子から

最近モデルをやめようと思った理由を

聞かれた宮地奈央(真木よう子)は…



「モデルなんかより大事なものがある

と思ったからです。」

と答えてしまう (>_<)



失言に気づいた奈央に

機転を利かせた舞子は

「宮地さんにとってモデルより

大事なものとは?」と質問。



家族だと奈央。

自分がモデルを始めたことで

息子を傷つけてしまう

出来事があったと…



「でも違ったんです。

モデルを始めたからではなく

自分に足らない部分があって。」



辛かったでしょうね、

とフォローする舞子に奈央も応え

会場の共感を得たところで

今度は手島レイナ(芦名星)が

突然の妊娠&ヴァニティ卒業を発表

 (゚o゚;;

しかも今日限りって…



黒沢(板谷由夏)をはじめ全員が

寝耳に水 (ー ー;)



出戻りの舞子がカバーに選ばれた時

抗議したレイナに対し

“やめるのは勝手だけど、

このタイミングでやめたら

みんなどう思うかしら”

と言ったことへの当てつけか?




そして舞台裏での舞子とレイナの

嫌味合戦…


「子育てが落ち着いたら

また戻ってくるつもりですけど

でもその頃には全然別の世界に

いるかな…


私はママモデルとしての仕事が

増えるでしょうし。


あ、すいません。舞子さんてたしか

お子さんが出来ないのが原因で

前のご主人と別れたんですよね。」



「あなたが戻ってこれるような

緩い世界には私は絶対にいないわね。


今あなたが言ったこと、私だけでなく

多くの女性に対する侮辱よ。

…お幸せに。」



怖い!



フォローしてもらったお礼を言う

奈央には


「モデルなんかって言ったわね。

あなた、モデル失格。」



怖い!




ライターの沖田江里(伊藤歩)は

南城編集長(リリーフランキー)の

異動と浜口由華子(吉瀬美智子)の

新雑誌の話が無くなったことを

奈央に伝える。





新しい編集長の平林はヴァニティを

手の届かないハイクラスなものに

変えていこうという方針を打ち出す…



読者に共感してもらいたいという

思いで作ってきた黒沢達は戸惑い、

今までの読者を切り捨てることに

なるのではと意見するが…



奈央を連れて来た黒沢に対し

わからないと平林。

彼女に共感する層が

ヴァニティを変えるとは思えない

それこそターゲットが違うと。



「編集長、誰でしたっけ?」



嫌な男だ (ー ー;)

しかも舞子の言いなりらしい。



共感路線を捨て

憧れ路線でいくことになり

企画変更に追われる編集部。



仕方ないという江里に対し

それでいいのかと奈央。



言われた企画と

自分達がやりたかった企画と

両方出そうと提案する。




そして南城を訪ねる奈央。

最近のヴァニティはどうかと聞かれ…

「色々変わって、ギスギスしてます。」


「雑誌は生ものだから

作る人が変われば全然違うものになる。

当たり前のことだよ。」



そうなの?

こんなに路線まで変わるもの?



ユカがどうしているかを尋ねると

彼女に興味を持っている出版社に

紹介しようとしたが、断られたと。

南城の手を借りず

自分の力でやってみたいそうだ。



ヴァニティを立ち上げた頃は今よりも

女性が窮屈に見えたから

“母として、妻として、女として輝く”

というコピーは、家庭に入った女性に

もっと自由になってもらいたくて考えた。



でもそれが逆に、いつも完璧でなくては

いけないと縛りつけてしまったのかなと…



結婚しても、しなくてもいい、

子どもを持っても、持たなくてもいい、

離婚してもいい。

家事も育児もお洒落も完璧でなくていい。



幸せとはこういうものだと

押し付けるのではなく

ヴァニティはどういう形でも応援したい

そういう雑誌でありたかったと語る。



「この数年、その理想が上手く読者に

届いてないなと感じてて…」



でも奈央とならそれを乗り越えていける

かなと思ったと南城。





そして密かにやりたかった企画の

準備を進める江里と奈央。

近所の古書店で働くお洒落で評判の

お婆ちゃまと奈央の対談企画♪



黒沢に見て欲しいと渡すと

「新しい編集長に却下されるだけよ。」

と消極的…このままでいいのかと

江里にハッパをかけられ


「いいわけないじゃない。」

記事について指示を出す。



直接社長に記事を見せ

GOサインをもらうところは

さすがだ (^^)v





南城は自分の送別会と称し

黒沢、舞子、由華子、江里、奈央に

声をかけるが、自分は欠席して

山上(金子ノブアキ)と

トモ(徳井義実)と飲みに行く…



由華の新雑誌が無くなったことで

役員達に食ってかかった南城。

ヴァニティは稼ぎ頭だったわけで

それに貢献してきたのが由華だ。



なのに「昔は可愛かったけど、もう」

と笑う役員たち (-_-メ)



「誰のおかげで高い給料貰ってたと

思ってたんですか?

人を駒のように言わないで

もらいたい!」



カッコいい!



女だけの送別会では舞子の嫌味が炸裂…

由華が離婚を売り物にしたとか

奈央にモデルとしての自覚がないとか…



自分らしさを大切にしたいと言う奈央に

鳥肌たっちゃったと舞子。



すると由華が

「宮地さんには宮地さんの考えがあるのが

当然でしょ。

考え方まであなたに否定される

筋合いはないわ。

モデルにだって自分らしさは必要よ。」



「もちろんモデルにだって個性は必要よ。

でもそれは、求められた役割を全うして

その上で滲み出るものでしょ。」



実力もない癖に、自分自分と言う奈央が

うるさくて仕方ない。

何で専属にしたのかと…



編集部には編集部の考えがあると黒沢。

それが問題だと舞子。



ヴァニティを立て直す為に呼ばれたから

編集部と考えが違うと困るそうだ。



それでも編集会議を通った企画に

モデルがダメ出しするのはどうかと思うと

黒沢。



事実そのせいで編集部は連日残業に

追われていた。



自分は提案しているだけで最後は編集長が

決めているのだと言い、

11年もやっていて副編集長止まりって…

と今度は黒沢をディスる (-。-;



更に、黒沢を庇うユカに再び

プライベートを切り売りしたと嫌味。



由華のあの時の気持ちがわからないのかと

奈央に言われ…



「辛いことなんて誰にでもある。」



当たり前だ!

しかし、人の痛いところを突くような

舞子みたいな人はそうはいない。

だからお前が言うな!と思った (^_^;)



子どもが出来ないことで離婚したと

どこからか漏れ、同情されたりしたと

話し出すと



わかりますと黒沢。

自分も子ども産まないの?と

何度も聞かれたらしい…



ホント余計なお世話だよね。



結婚してるとか、してないとか

子どもがいるとか、いないとか

どうして人は分けたがるのだろうか?



その問いに対して

同類を見つけたような気がして

安心するからじゃない?と舞子。



何か和んできた…





一方、舞子のことを不器用だとトモ。

テレビの仕事で忙しいのに引き受けて

くれたことに感謝していると南城。



別の世界で色んな経験をした今だからこそ

ヴァニティの為に出来ることがあると

思っているのだろうとも。



舞子の本当の姿を男たちは

そう見ているのか…




お酒が進み、女同士の本音も炸裂して

逆に共感し合う5人…



男と女、それぞれの飲み会が

交互に描かれるのが面白い♪



妻、母、女、全てに輝くのは

無理じゃないかと江里。



何が幸せかなんて

自分にしかわからないと舞子。



それに賛同する由華と黒沢。



南城のもくろみは大成功!

ってとこかな (^◇^;)





後日、江里達の企画ページを

目にした舞子は

聞いていないと詰め寄る。



編集長からOKが出てるのに…



憧れ路線の企画も用意したというと

経費が倍かかったことや

没になった企画の方で

服などを貸してくれたブランドの

信用を失うと説教。



確かにその通りだ (-。-;

反省する二人…



そして平林にも文句を言いに行った

舞子は、黒沢が辞表を出したことを

知る…



いい決断だと思う。

役員連中といい、こんなクソ出版社に

黒沢ほどの実力の持ち主は勿体ない!





奈央のパート先に由華が訪ねて来る。

新しい雑誌を立ち上げることになり、

カバーモデルになって欲しいと (゚o゚;;




新雑誌は黒沢と立ち上げるのか?

そして江里への電話は誰から?





予告編では奈央と江里は

別々の道を歩むようだけど…



このドラマ、視聴率がとにかく低く

9話で打ち切りになってしまった。

私の周りやTwitterでは

評判良かったのに…



局側にはそれなりの事情が

あるのだろうが

何か裏切られた感は拭えない。



最終回がどう描かれるのか

とにかく楽しみ。


セシルのもくろみ 木曜22時 フジテレビ


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