2017年8月1日火曜日

「セシルのもくろみ」第3話の感想:女王の深い闇と知りすぎた女

吉瀬美智子がハマり役!



30~50代の主婦層に人気の

ファッション雑誌「STORY」に

連載された唯川恵の小説をドラマ化。



ファッション雑誌業界を舞台に

専業主婦、共働き、シングルマザー、

独身と様々な立場の女性たちが

ぶつかり合いながらも

幸せを探していく…



運命のいたずらで読者モデルになった

女性が、一流のモデルとして

成功への階段を駆け上がっていく

サクセスストーリー。



「VANiTY」では専属モデルが二人も

解雇されるという異例の事態が勃発。

読者モデルにもチャンス到来と

張り切るライターの

沖田江里(伊藤歩)。



そんな時にNo1モデルの浜口由華子

=ハマユカ(吉瀬美智子)が

ものもらいを患い、

予定していた撮影は全て延期…



南城編集長(リリーフランキー)が

間に合わなかった場合の代案を求めると

デスクの黒沢(板谷由夏)は

読者モデルに任せてもらえないかと。




ハマユカの秘密を知ってしまった

宮地奈央(真木よう子)は

ものもらいと聞いてユカを訪ねる。

心配した通り、夫のDVだった…



警察に行こうと言う奈央だが

DVを否定し、必要ないとユカ。



弟子入りすると決めた奈央は

勝手に夕飯の準備を始める (^_^;)

ユカにも笑顔が戻り、楽しそう🎶



そのまま泊まることになり

プールサイドで花火を楽しむ二人。

そんな様子を見て、息子もホッと

したようだ。




代案を任された黒沢は

新規の読者モデルのスカウトも

視野に入れて企画を進めるよう

ライター達に伝え



「結果を出して下さった方は

きちんと評価させて頂きます。」



奈央と同じ新人主婦モデルの

葵(佐藤江梨子)は、

チャンスだと色めき立ち

副編集長・石田(眞島秀和)に近づく。



この二人、以前から何か怪しい (-。-;



14歳からモデルをしていたユカ。

息子を産んで暫くは、復帰を考えて

いなかったが、4歳になった時に

「VANiTY」を立ち上げるから

一緒にやろうと南城が声をかけてきた。



せめて子どもが小学校に上がるまでは

家のことに専念した方がいいという

気持ちと、

新しいことを始めたいという

野心の間で迷い、結局…



このチャンスを逃したら二度と戻れない

という怖さから復帰を決めたユカ。

その時に背中を押してくれたのが、

夫・和真(神尾佑)だった。



「応援してくれてるの、

今でもずっと。」

笑顔で話すが、どこか淋しそう (;_;)



翌日、奈央を呼び出した江里は

ハマユカの復帰が間に合わなければ

カットを多く載せてもらえ、

専属モデルへ近づけるチャンスだと。



そんなことで多く載りたいと思わない

と言う奈央に、

穴を空けて一番困るのは

ハマユカだと江里。


「エースが故障したら、

カバーするのがチームでしょ?」



奈央の操縦方が

どんどん上手くなってる!



代案のテーマは『秋色大研究』

葵担当のライター

平井早紀(石橋ケイ)にリードされ、

焦る江里。




カメラマンの山上(金子ノブアキ)から

花火デートに誘われるが

あの夜のことは無かったことにして

欲しいと逃げ出してしまう (>_<)



人生、仕事だけで本当にいいのか?



『エクササイズにも季節感を』

というテーマで撮った

奈央の普段着姿を由紀は笑うが、

黒沢はそこから更に膨らませて、

新しいテーマを生み出し…



黒沢の言うことはいつも

『ごもっとも』で

聞いてて気持ちいい。



1ページあげるから、あと5人

何とかしろと…

江里にもチャンス到来🎶




そんな時、ハマユカの家庭崩壊が

記事になるかという大ピンチが (゚o゚;;



早めに手を打たないとと石田。

代わりのカバーモデルを探すとして

忙しいのに勘弁して欲しいとか

離婚したらそれこそサヨナラだとか

言いたい放題 (-。-;



「ユカさんのこと、

使い捨ての物みたいに言いやがって

代わりのある人間なんて

何処にいるって言うんだよ!」

キレる奈央。




記事が本当だとしたら

楽にしてあげたいと黒沢。

離婚して、カバーでなくなったとしても

ハマユカが好きだし、尊敬していると。



「彼女が虚像を演じる苦しみから

解放してあげたいんです。」




結局、上層部同士の話し合いで

受賞作家のイメージに傷がつくのは

出版社にとって都合が悪いからと

記事は掲載されないことに決まったが…



ハマユカにとっても

「VANiTY」にとっても

良かったと言う

江里とトモ(徳井義実)に



ユカの気持ちを無視して、

色んな事が決められてる気がする

と奈央。



記事になって離婚出来た方が

良かったかもしれないと…



その後、社内でユカにバッタリ。

明日から撮影に復帰するらしい。



「大丈夫ですか?

我慢してるんじゃないんですか?

本当は別れたいのに…」



別れるつもりなんてないとユカ。



「みんなの憧れのハマユカという

ブランドを守る為ですか?」



「もちろん、それもある。

ハマユカは私だけのものじゃないの。

ハマユカ=ヴァニティなの。」



「ユカさん、それ、本気で言ってます?

ユカさんは、ハマユカである前に

浜口由華子さんですよね?


モデルでなく、まず一人の人間として

浜口由華子の人生が

あるんじゃないですか?」



「ハマユカ無しに浜口由華子は無いの。

家庭もヴァニティも、

何も手放すつもりはない。」



嘘ばっかの世界だと言う奈央に



「私がこの人生を選んだ。

真実がどうであれ、

幸せで完璧な女性として

憧れられる存在であることが

私が選んだ道なの。」



いいか悪いかは別として、覚悟が違う…



他人に幸せに見られることの方が

自分が幸せでいることより大事だって

ユカは、本気でそう思っているのか?

とトモに話す奈央。



「簡単なことだと思う?

それがプロのモデルを続けてきた

ハマユカの覚悟なんじゃないかな?」



やっぱ、そうだよね。

だってプロだもん。



「一流の人間てね、孤独だよ〜

どこの世界でも、そうなんじゃない?


トップに立つ人間には、孤独の上に立つ

覚悟があるんじゃないかな。


それが透けて見えるから

強くて美しいんだと思う。


宮地がそこを目指すかは

わからないけど。」



トモの言葉は、いつも深い!


一方、江里も山上に…

「色んなこと押し殺して

いつも完璧なフリしないと

いけないなんて

キツイ世界だよ。」



奈央と行けるところまで行こうと

思っているが、

彼女にしかない何かは

モデルには必要ないというか

邪魔なものかもしれない。



他の人と組んだ方が早い気もするが、

奈央と一緒に上に行きたい。



モデルとしては、嘘も虚栄も飲み込んで

完璧に見せるハマユカが正しい。

けれど、その価値観ごと

変えられたりしないかな…。



「ヤバイね、それが出来たら

目茶苦茶カッコいいと思うよ。」

と山上。


新しいタイプの人気モデル誕生か!




和真がアルコール依存性の治療の為

入院して一件落着。



ハマユカとして生きてきた10年を

後悔することはないが、

もし違う道を選んでいたら…

そう思うことはあるとユカ。



それに対し、南城は

「全部手に入れることはないよ。

足りない物を数えるより

今ある物を大切にした方がいいよ。」



ホント、その通りだ。



黒沢は、ハマユカが復帰したので

代案の企画は見送らせてもらうと

ライターや読モを集めて発表するが



江里の企画は、他とは視点が違い

編集部内で評価が高かった為

載せることにしたとも。



(奈央達を見る目がホント怖い!)



そして新しい専属モデルは

次の編集会議で決定すると報告。



「専属モデル宮地、見えてきた。」

と江里。



少しづつステップアップしていく二人に

向けられる嫉妬の視線…

女の世界って、やはり怖い (^_^;)





とにかく吉瀬美智子が、ハマり役!

彼女の魅力全開で、ホント輝いてる。


板谷由夏のクールで知的な

デスク役もいい。


まだまだダサい奈央だけど、

ここからの変化が楽しみだ (#^.^#)


それにしても、真木よう子の顔の

小ささが、気になって気になって (^_^;)


小顔の女優さん達と並んでも

あんなに小さいということは

自分と並んだら…

考えただけで怖い (>_<)


セシルのもくろみ 木曜22時 フジテレビ




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