2017年8月19日土曜日

「ごめん、愛してる」第5話の感想:運命の第2章!報われぬ想い…母がくれた唯一の宝物

長瀬智也の演技が切ない…



生まれてすぐに捨てられ

裏社会で生きてきた青年。



ある日余命宣告を受けた彼は

最後に親孝行をと自分を捨てた

母を探すがそこで見たのは

もう一人の息子と

豊かに暮らす母の姿だった。



そんな彼女に復讐を誓うが

ある女性との出会いで

初めて人を愛し、愛されることを知る…

この夏一番切ないラブストーリー。




アメリカ行きをやめて

律(長瀬智也)達と

暮らすことにした凜華(吉岡里帆)



律の頭の中に残った弾丸は

静かに身体を蝕んでいた。




『一日一善』を

「一日一回は美味い飯を食う」

だと思っていた律 (^◇^;)



余命3か月と知った彼は

一日一日を大切に目標を持って

生きることに決める。



一日一回はいいことをする。

そして家族と美味い飯を食う。

家族というのは、

俺を産んだ女でもなく、

妊ませた男でもない。



自分の傍にいる

自分が大事だと

思っている人間だ。




凜華を失った

サトル(坂口健太郎)は

本番前の緊張を

彼女の言葉を思い出し、乗り切る。



客席から見守る凜華。

立派に演奏する姿を見て

自分は必要ないと実感する。



若菜(池脇千鶴)の屋台を

手伝いに戻ると

例のチンピラが仲間を連れて

やって来る…



この辺りを仕切っている組の者で

若菜を2千円で買うことで

見逃していたが

目障りなんだと屋台を滅茶苦茶にして

次はこんなものでは済まないと脅す。



仕事を失くした若菜に律たちは

自分達が何とかすると言うが

魚の母親は自分だから

彼のご飯と給食のお金は自分が働いて

何とかすると。



施設で育った律と若菜は小さい時から

「人間は働いて、自分の食いぶちは

自分で稼がなきゃダメだ。」

と言い聞かされてきたのだ…




とうとうサトルのプロポーズを

受ける塔子(大西礼芳)

彼女もまた、闇を抱えていた…



浮気症の父に泣かされてきた母。

自分は恋愛も結婚もしない

絶対に泣く側にはならないと決めたが

父に勝ったことにはならない。



「世の中にはパパなんかが

想像もつかないような

優しくて誠実な人、いるんだよ。

だから私、結婚します。」




婚約披露パーティーを開くという

サトルに麗子(大竹しのぶ)は

「どうしてそんなに焦るの?

彼女が信用出来ないから

心変わりをしない内に捕まえたいと

思ってるの?」



塔子ではなく、自分自身の気持ち…?



パーティーの席で麗子に

演奏して欲しいと頼むサトル。




凜華に日向家のことを聞かれるが

婚約のことは伏せる律。



英会話の本を一冊マスターしたら

アメリカへ行くと言うが

マスターするのに3か月はかかると

聞いて、ホッとする…





凜華のことが気になるサトルは

恒夫(中村梅雀)に様子を尋ねるが

便りの一つもないと…



失ってみて初めて、存在の大きさに

気がついたのだろう。





サトルのことが忘れられない凜華も

書店でのサイン会を覗きに行き

見つかってしまう…



リュウ(律)の所で世話になっている

ことを話すと

凜華がずっと傍に居てくれると

思っていたとサトル。



そして塔子と婚約したことを

報告する。





若菜を日向家で働かせて欲しいと

サトルに頼み、麗子も渋々承諾。



凜華が律の所に居たと知った恒夫は

当分外に出るなと激怒 (-_-;)



更に麗子の写真の指輪に反応する

若菜に声をかけたことで

リュウの名前が本当は

「律」であることを知り

彼が育ったつばめ園を訪ねる。



生まれて間もない頃に門の所に

置かれていた子で

10歳の時に岡崎家に養子にいき

仕事の都合で韓国へ渡ったことなど

律の生い立ちについて聞く。



何故、何年も経って日本に来たのか

尋ねると

母親を探しに来たのではないかと…



「会ったこともない母親を

探しに来たんですか?」



「ここで沢山の子どもをみてきたから

言えるんですけどね…

子どもって母親が恋しいんですよ。


幾つになっても、たとえ自分を捨てた

母親であってもね。


いつか会いたい、甘えたいって

思いながら育つんです。」



言葉がない恒夫…目から涙が…

やはりここへ置いたのは彼だった。





パーティーのドレス選びに

凜華を呼ぶ麗子。

サトルから貰ったルビーの指輪が

見当たらないことで若菜を疑い

服を脱げと言う (゚o゚;;



人の物を盗ったりしないと言っても

「きちんとした教育も

受けてないようだし

親もいないんだから

常識がないんだろうけど。」



嫌がる若菜の服を無理矢理

脱がそうとする…



常識がないのは、どっちだ!



そこへサトルと律が帰宅。

若菜の悲鳴を聞いて駆けつける…

盗んだと決めつける麗子に



「人を見た目で決めつける奴は

脳みそが足りないんだ。


俺たちだってな、

普通にちゃんと生きてんだ。


少し頭を使って物考えられないのか

あんたは。」



若菜はもうここで働かせない、

自分のこともクビにしていいと

出て行く。



自分を産んだ母親の人間性を疑うのは

どんなに辛いことだろう…




サトルも、勘違いじゃないのか?

謝って戻って来てもらおうと言うが

聞く耳を持たない。



しかし、ピアノ室に落ちていた

指輪を見つける…



律の所へ謝罪しに来るサトル。



あんな母親を持って彼も大変だ (;_;)



指輪が見つかったと聞いて

良かったねと微笑む若菜。



本当に心が綺麗だ。



心では悪いと思っていても

「ごめんなさい」と言えない母を

許してあげて欲しいと二人に

頭を下げるサトル。

そして戻って来て欲しいと。



優しいし、気の毒…

あんなバカ母には勿体ない息子だ。





戻ってきたリュウを見て

一応謝る麗子…そして

「私も昔はよく見かけで損したわ。」



お金が無くていつも

同じ服を着ていた麗子。



奨学金でパリに留学していた時に

教室で物が失くなると、東洋人で

粗末な服を着ていた自分が真っ先に

疑われた。



「若い頃人にされて

あんなに嫌だったことを

年をとってから

人にするなんて…醜いわよね。」



ピアノだけが自分の支えだった。

ピアノを失って、サトルだけが自分の

支えになったが、彼も離れていく…



サトルが自分を捨てていくと言うが、

結婚=親を捨てることと思う麗子は

やはり頭がおかしい (-。-;



今さら人前で演奏するなんて

笑いものになるのがオチだと

リュウに対して弱音を吐くが



自分でも彼に向かって

何話しているんだろうと

戸惑う…



「ピアノのことはよくわからないけど

あんたのピアノを聴いてると

子守唄を聞いてるような気分になる。



あんたのピアノは、あいつにとっての

子守唄なんだ。幾つになっても。

懐かしい、聞きたくなる。



母親ならただそれを弾いてやれば

いいじやないですか。

何も考えずに。」



もう一人の息子も本当に優しい。

トンビがタカを生んだのだろうか…





パーティーの席で演奏する麗子。

一瞬、律の顔を見る…



病院から父親が危篤だと

塔子に連絡が入るが

手が空いたら行くと応え

そのままサトルと旅へ…




そして目まいがして倒れる

麗子を支える律に

「触らないで!」

相変わらずだ…(-。-;



元気がない律を心配する凜華。

励ます凜華に

「抱きしめてくれ」



抱き合う二人の姿を

薬を取りに戻ったサトルが

見てしまう…



翌日、ネットニュースに

『日向麗子に隠し子!

故黒川龍臣との不倫の子か!?』

という記事が…!




とうとうリュウの正体を

麗子が知るのか?



本当の気持ちに気づいたサトルは

どうする?



律と凜華の関係は?



恒夫の動揺をみてると

もしかして二人は兄妹とか?

韓流ドラマ、

お決まりのパターンか?



日曜日の夜に重いとか

長瀬くんの演技が合わないとか

色々書かれているけれど



長瀬くんの演技は上手いし

心を打つものがある。



重い気分になりたくない時は

録画して、泣きたい時に観る。

ドラマって気分に合わせて

好きな時に観ればいいと思う♪


ごめん、愛してる 日曜21時 TBS



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