2017年12月2日土曜日

「明日の約束」第7話のあらすじと感想:悲しき復讐…本当の悪者は誰?歪んだ母子

和彦の豹変ぶりが怖い…(-_-)



高校のスクールカウンセラー

藍沢日向(井上真央)が

不登校の男子生徒

吉岡圭吾(遠藤健慎)の

突然の死の真相を

究明していくヒューマンミステリー。




辻(神尾佑)と大翔(金子大地)を襲ったのは

香澄(佐久間由衣)だった。



彼女を見失った日向は学校へ向かう。

そこには何故か日曜なのに

霧島(及川光博)もいた。



宮崎(馬渕英里何)を呼び

香澄のことを二人に相談する。



警察に事情を話しに行くべきか

迷っている…

本人の話を鵜呑みにしていいのか?



昨年の歩道橋の事故に圭吾が関わっている

という確証もない。



迷う余地などなく、不明な点も含め

全て警察に話すべきだと霧島。



「そんなあっさり…

ウチの元生徒なんですよ。

それに吉岡くんのことだって…」と宮崎。



今は圭吾の素行に問題が無かったとは

言い切れない。

喫煙の件で大翔を脅迫した事実や

ウサギを殺したという噂もあると霧島。




一年前神社で段ボール箱を持った圭吾に

バッタリ会った香澄。



中にウサギが入っていると不気味に笑う

圭吾…やはり彼が殺したのか?




バスケ部で飲食店に入った勝(渡邊剣)は

圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)が

父親くらいの男性といるのを見つける。



男が手を握るのを見て

「何、やってるんですか?」

声をかける希美香(山口まゆ)。




翌日、轟校長(羽場裕一)に警察へ行った

ことを報告する日向。

しばらくは他の教師にも

伏せておくことに…

そして圭吾の自殺に関する調査報告書を

渡される。



教師たちがチェックをした後

遺族に渡すという。




相談室を訪ね、英美里が援助交際を

していると報告する希美香。



「本当に援助交際かな?

誤解だとしたら…」


「彼女の表情、少し前の自分を見てる

みたいだったから…」


自分もそうやってお金を稼ごうかと

考えたこともある。


「母親と離れて自立するには

お金が必要だと考えて…」


だから英美里のことが心配だと。




「妹さん、

何か思い詰めてるのかもしれないね。」


校外のことだから自分が対処するのは

難しいかもしれないが

出来ることを考えようと日向。



更に流出した大翔の映像について

霧島と日向が疑われていることを話す。




そのことを霧島に伝えると

「あの時先に教室にいたのは僕です。

つまりより怪しいということに

なりますね。」



でも自分たちにそんなことをする

理由はないし

本当に盗まれたかどうかもわからない。



報告書についても

個々の証言をどれだけ書き連ねても

自殺の動機の証明には至らないという。



「吉岡本人がいない今、

僕たちはそれぞれ個人的な罪悪感と

向き合うしかない。」



そう聞いて、報告書に書いていないことで

伝えるべきか迷っていることがあると…

そして体育館で告白されたことを話す。



「まさかそのことで

吉岡が命を絶った責任がご自分にあると

お考えなのですか?」



「全くないとは

言い切れないと思います。」



圭吾がどういう気持ちで言ったのかも

わからないし

あの時自分に出来るもっと正しい

受け答えがあったのではないかと。



霧島は、深刻に受け止め過ぎで

全く無関係だと思うと。



自分も以前、女子生徒に告白され

もちろん断る選択肢しかなかった。

「失恋のショックで自殺するかもしれない

だから気持ちに応えた」

そちらの方が余程問題になる。

だから日向の対応に落ち度はないと。




吉岡家では…「学校へ行く。」と英美里。

顔も向けずに

「お金、そこに置いてあるから。」

と真紀子(仲間由紀恵)。



娘に対しここまで無関心なのも珍しい。

ずっとこんな風にネグレクトを

受けてきたのだろう…。



そしてネットに書き込まれた自分への

中傷を目にする…




あらためて尚子(手塚理美)へ結婚の挨拶に

来る本庄和彦(工藤阿須加)。

結納の代わりに食事の席を

設けることにしたと。



和彦が帰ると…

「やっぱり3回くらい会っちゃうと

人としてのアラというか

鼻につくようなところが

見えちゃったりするわよね。」

と尚子 (-_-;) 



いい人なんだろうけど

何か表面的な感じがする。

心がこもっていない。



ああいうタイプは最初は優しくても

自分の思い通りにならないと

豹変するから、気を付けた方がいい。



「釣った魚に餌はあげない、

みたいなね。」


「じゃあ、やめる?食事会。」


「そういうつもりで

言ったわけじゃないわよ。

心配しなくても直接は言わないから。」
(-_-;) 



“あの人のああいう何気ない

無神経な言葉は、いつも私の心を削る”



希美香と同じで、中学の時にはもう

早くこの家を出たいと思っていた。



“母親から離れたくて

自分が無力な子どもであることを

呪っていた”




報告書を遺族に渡し

今後の対応は理事会が主導となる。



あれから香澄の行方がわからず

心配する宮崎と日向…

彼女について触れない霧島を

「冷静というより、他人ごとっぽい」

と宮崎 (-。-;




歩道橋の事故で大けがをした

望月朱里について調べる日向…

昨年10月に飲酒・不純異性交遊により

退学になっていた。




帰り道で、再び小嶋(青柳翔)から

「気になりますよね、白井香澄の行方。」

と声をかけられる。



あと一人狙っているという話らしいが

相手は母親か?

…母親だけが悪いとは思わないという。



父・正孝(近江谷太朗)にも話を聞いたが、

殆ど別居状態の上に愛人までいる。



そういう家庭環境だから

母親の息子に対する執着は

相当すごかったらしく



持ち物も着る物も全て管理し

勉強も付きっきりで教えていた。

そのおかげで小・中と成績はトップクラス

…相当ストレスが溜まっていたのでは

ないかと。



「専門家としてのご意見はいかがですか?

母親と子どものいびつな関係というのは

やはり心を蝕むものなんですか?」



香澄に独占インタビューをしたいから

連絡があったら教えて欲しい、

望月朱里の方は空振りだったという。



「会ったんですか?」


「興味あります?」




調査報告書を弁護士に見せる真紀子…

責任逃れに終始する内容だと。

直ぐに訴訟に入って欲しいと依頼するが

他に抱えている案件があるから

待って欲しいと様子がおかしい。



ネットの書き込みを見たからだろう。



もう一つお願いしたいことがあると

真紀子…ネットの掲示板に事実無根の

中傷が書き込まれている件で

書き込んだ人間を特定して

訴えたいというのだ。



「先ずは一つ一つ冷静にいきましょう。」

対応について検討してみると帰って行く。



職員に「わかっています。

まあ、タイミングをみてですね。」

…事実関係について調査済みなのだろう。



真紀子が訴訟を起こすのは

厳しいかもしれない。





リハビリテーションセンターに

朱里を訪ねる日向。



香澄のことで警察からも連絡があり

雑誌の記者も来たという。

「逃げ切ってくれればいいのに。」



どういう意味?



今日はもう帰るから

話が聞きたければ又来て下さいと…

何も聞けなかった日向。




職場の後輩から

自殺した生徒の母親がすごい毒親だったと

聞き、心配する和彦。



結婚したら仕事を暫く休んだらと…

生徒の心の悩みは親に問題のあるケースが

多いから、日向の気持ちに

負担が大きいと思ったのだ。

冷静でいられないのではと…



「私が自分のことと重ね合わせ

感情的になってるってこと?」



結婚したら、いずれは子どもを産んで

母親になる訳だから心配なのだと…



結婚と母親になることは

イコールではないし

結婚するからって仕事のことにまで

口出しされるのは困ると日向。



この二人、大丈夫だろうか…。




食事会の日…婚約したことを聞いて

落ち込む北見(白洲迅)。

それに比べ暗い話題ばかりだったから

良かったと喜ぶ大橋(新川優愛)。



まだ学校が落ち着いてないのに

不謹慎な気がすると言うと


「関係ないですよ。

人間生きてる限り、前を向いてないと。」



本当にそう思う (#^^#) 



同じ日、圭吾のクラス全員で

お焼香に行くのが無理なら

二人だけで行かないかと相談する

由依(夏子)と那美(井頭愛海)。



二人の会話を耳にした希美香は

声をかけ同行させてもらうことに…



英美里が出て来て、家には誰もいないし

自分も出かけるからと行ってしまう。



するとあの子に用があるからと

英美里の後を追う希美香…。




食事会の前に美容院に行くと

先に出た尚美。

後から向かう日向は

由依と那美にバッタリ。



希美香と一緒に圭吾の家に行って来たと

「さっきまで吉岡君の妹さんのこと

追いかけて来たのですが、見失って…」



男と落ち合う英美里。

移動するから車に乗るように言われ

ついて行く (>_<) 



追いついた希美香は

「やめよう、こんなこと後悔するから。」

「関係ないでしょ。」



圭吾と同じバスケ部だったし関係ある。

それに…「私の親、私のこと見てくれない

人だったから。ね、一緒に帰ろう。」



邪魔だと希美香を突き飛ばし

車に乗せようとする男。揉み合う三人。



そこへ日向が駆けつけ

「警察、呼びますよ。」



助かった~。



トラブルがあって遅れると

和彦に連絡する。




…お金が欲しいからやっていると英美里。

「お金を貯めて

何かしたいことがあるの?」



あなた達には関係ないです。


「何か悩みがあるのかな、お家のことで」

圭吾のこともあって

希美かも自分もすごく心配している。

「英美里ちゃんがどんな思いで

いるのかって。」



「ずっと前から

お兄ちゃんのことしか見てなかった。

死んだ後もあの人は

お兄ちゃんの声しか聴いてない。」



親には連絡しないで、

今日のことを母親には言わないでくれ…

「連絡して、このこと話して、

それでも迎えに来てくれなかったら…

あの人にとって私は本当に…」



…後少しかかると和彦にメールする日向。

和彦の両親に謝る尚子。



「息子にはうるさいことを

言わない主義でしてね。

食事会もどうしてもと言うから 

お呼ばれしただけで

堅苦しいことはしないでと

思っていたので。」



何かこの親も変 (-_-;) 




英美里を家まで送り届ける日向。

「どうしてあなたが娘と?」

話を聞いてあげて欲しいというと

「圭吾を助けられなかったあなたが

娘のことにまで口を出すんですか?

迷惑だからお引き取り下さい。」(-。-;




…和彦から解散したとメールが入り、

更に尚子から電話が…



「何やってるの、あんた!

ママに恥をかかせる為に

来なかったわけ?!


その為に食事会やろうって決めたの?!

そうなんでしょ!!」



トラブルがあったというが、一切聞かず。

頭を下げて帰ってもらった、

あんな風に待たせて失礼だとまくし立て



「何がトラブルよ!

こっちにトラブル起こしといて。


ホントどうしてこんな出来の悪い子に

育ったのかしら。


もう終わりよ!終わりぃー!!

あんたみたいな子はね、どうせ」



電話を切る日向。そして電源も。




英美里の部屋をノックしようとして

やめる真紀子。

そして圭吾の部屋へ…



机の上で光るスマホ…

手に取った真紀子の顔色が変わる。


「僕は、お母さんのせいで死にました」




和彦の部屋を訪ねる日向。

どうして来れなかったと聞かれても、

色々あって…としか言わない。



自分や自分の両親はいいが

尚子には悪いことをしたと思うと和彦。



「うちの両親にもすごく気を遣ってて…

やっぱりいいお母さんじゃない。

日向のことあんなに心配していて。」



「あの人、外面はいいから…」



「そんな言い方…」



自分が悪いのはわかっているが

今日だってあの人が持っているのは

自分が恥かいたということだけ。

「さっきも電話で…」



「もういいよ。」



「よくない、ご両親に愛されて育ってきた

カズには私の気持ちはわからないよ。」



顔色が変わる和彦…



「お願いだからもう私とあの人の間に

立とうとか考えないで。」



気づかないのか?



「あの人はそういう人じゃないから。

あの人は…」



コーヒーカップを払いのけ、

立ち上がる和彦 (゚o゚;;



日向に暴力を…髪を掴み

「親を悪く言うな。」



怖い!(>_<)



一方、カフェでパソコンに向かう霧島の  

後ろに香澄が… 




一気に話が進展してビックリ。

それにしても和彦、怖い。

尚子が睨んだ通りだった (>_<) 



結婚はもう無理だろう。

あんな姿をみて結婚する女性は

いないと思う。



そして「あと一人」は、霧島?



それとスマホのメッセージは圭吾が

送ったものなのか?



次が待ち遠しくて仕方ない。


明日の約束 火曜21時 フジテレビ


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