2017年12月15日金曜日

「民衆の敵」第8話のあらすじと感想:これが政治!? ドンの逆襲!! やられ たらやりかえす

下衆はどこまでいっても下衆 (^-^;


仕事をクビになった中卒の主婦

佐藤智子(篠原涼子)が

市議会議員から市長になって

活躍する姿を描く

市政エンターテイメント。




副市長をはじめ全てのスタッフ解任

というクーデターを起こした智子。

一見成功したかのように思えたが…



犬崎(古田新太)との決別と思われても

構わないとインタビューに答え、

ニューポート開発反対派の市民と

握手を交わす智子。



会見を称える電話が鳴りやまず

民意の流れは完全に智子に向いていた

…しかし

委員会や議会は中止、窓口業務以外

職員も仕事を放棄 (-_-;) 



そのことを平田和美(石田ゆり子)に

報告すると…



役所では市長の指示で動くことが

原則だから

それを無視する行動は

服務規定に反する。



智子が市長でいるのも長くないと

見切ったのだと。





今の状態で姿勢を放り出すなんて

出来ないとインタビューに答える

前田副市長(大澄賢也)。



「実は以前から市長は精神的に

不安定なところがありまして…

あ、これは書かないで下さいよ。」

…白々しい (-。-;



新聞にも「独断会見で役所混乱」

と書かれ

犬崎の事務所では

このまま一気に引きずり降ろそうと

盛り上がる。



「いつまでこんなことを

続ける気ですか?

市民が混乱してます。」

と藤堂誠(高橋一生)。



それが狙いだと犬崎。



は~?ふざけるな!

議会はお前の為にあるんじゃない!



副市長就任を打診されたことを伝え

「僕が副市長になれば

今ある問題を全て

解決することが出来ます。」


「何が言いたいんですか?」


「役所の業務を直ぐに

再開させて下さい。」


「でなければ?」



意味深な笑みを見せて頭を下げ

退室する誠…。



流れが変わったかと後を追う

小出未亜(前田敦子)。

引き受ける気があるのか尋ねると…



「ないですよ。

ああ言えば、犬崎たちもこの状況を

考え直すと思っただけですよ。」



智子が犬崎に勝つ確率は

どれ位だと思うかと未亜。



「今のところ犬崎じゃないかな。

これから先、

味方が増えれば別だけど。」



誠は智子の味方なのか?



「民衆かな。

政治家は常に民衆の味方で

あるべきじゃないですか。」




そして孤立無援…一人で頑張る智子。

誠を呼び出し

副市長就任についてYESかNOか

返事を迫る。



「僕が副市長になっても

あなたを助けらるかわかりませんよ」



二者択一を迫られたら

答えはNOしかないと。



「じゃあさ、副市長になっても

いいよ~って気持ちはある?」


「もちろん。

あなたに興味がありますから。」

もう少し返事を待って欲しいと。




そんな時、週刊誌のWEB版に

「寝取られ美人市長 

理想のイクメン夫の裏切り」

という記事がアップされる。



そこには公平(田中圭)と子ども達と

4人でスーパーで買い物をする

和美の写真が…



「市長を思いのままに操る

千葉報知新聞社の女性記者」とも。



智子のところへも記者が押し寄せる。

そして家には公平の母・悦子(田島令子)

までが飛んで来る。



不倫も恥ずかしいが

大の男が仕事もしないで

家で家事をしているなんてと責め出す

…丁度そこへ和美が訪ねて来る。



「新しい家族の形」について話し合う

悦子と和美…



男女差別には反対だが

それぞれの役割があると悦子。

そしてウチの家庭の事情は別だと。



和美の言うことはわかる。

「一人で子どもを育てて

あれこれ言われることも

多いんでしょ。」


「ええ。でも本当のことを話したら

もっと色々言われると思います。」



…友人の精子提供を受けて

茜を産んだことを告白。



信頼できる友人だが、恋愛感情はなく

仕事に夢中になって

気づいたら出産のタイムリミットが

目前だったから。



もちろん両親は反対し、勘当された…

だから自分は子どもを持ちたいのか、

本当に真剣に考えたという。



「今までは、どうせ言っても理解して

もらえないから隠していたけど

でも今はわかって欲しい、

認めてもらいたいんです。」



「何を認めろというの?

ご自身が納得していれば

それでいいじゃない。」



それでは世間は変わらない、

世の中にはもっと色んな

生き方があっていい。



「恋愛出来なかったら

子どもを持つ幸せも諦めなくては

いけないのでしょうか?」



「そんな不自然な形で産まれた

子どもはどうなの?」



不自然だとは思わせない、

家族の形は一つじゃない。

同性愛者の結婚だって

認められるべきだし、

家事に専念する男性がいたっていい。



「その多様性が認められれば

人はもっと自由になれます。

世の中はもっと幸せになると

思うんです。」



「すっげー、俺そんな素敵な生き方に

協力してたんだ。」と公平。



何だか、理解できない自分が悪い

みたいだと悦子。



「そうなんだ、

世間もそうなればいいんだよ。」



…そんな事情があったとは。

政治部デスク・西村(長谷川朝晴)は

元夫ではなかったのか (ー ー;)




 一方、智子には犬崎から電話が…



「よお、元気か?」

子どもの喧嘩をしている訳じゃない

から、ここらで話し合おうと…



事務所へ出向くと

会見で言ったことを撤回し

和解しようという。



「無理」

「やっぱな~」



この1カ月で残りの23万3千人の

署名を集め

あとは住民投票で過半数をとれば

お前をリコール出来る。



この3日間で10万人の署名が

集まったそうだ。



「市民がお前をクビにするってことだ

…和解かリコールか

明日までに選べ。」



市庁に戻り誠に相談する。

実際にリコールされた市長はいると

聞き

「和解するくらいなら

リコールされた方がまだいっか。

市民が要らないって言ってるんなら

仕方ないもんね。」



智子らしいと誠。

そしてあんな記事が出て大丈夫なのか

と心配する。



確かに写真を見た時はドキッとした、

本来だったら隣にいるのは

自分なんじゃないのって。



「ま、そういうことも含めて

私は市長の仕事を選んだんだけどね」




茜の父親について話す公平と和美…

自分が突然死んだ時のことを考えて

精子バンクを選ばなかった。



社会的には父親ではないから

会わせたこともない。



「でも、よくその人も

うんって言ったね。」



最初はとんでもないと言っていたが

和美の本気が伝わり

「お前、

仕事誰よりも頑張ってるなって。」


「いい人だね。」



更に悦子が茜を優しい子だというのを

聞き「いい決断だったね。」



…相変わらず団地の前で張り込む

リポーターたち。

和美なら朝まで張り込むと聞き…



「よし、あとは宜しくお願いします」

と出て行く。



…そしてマスコミを引き連れ

市長室へ。



「渦中の市長の夫 緊急釈明会見」

として生中継スタート (^◇^;)



「不倫なんか一切しておりません。」


でも、お相手の方と仲睦まじく

スーパーで買い物していましたよね?


「あれはタイムセールに

ギリギリ間に合い

半額の牛肉が残っていたから

みんなで喜んでいたんです。」(^_^;)


それだけでは市民は納得しない。


「多分何を言っても

納得しないと思うんですよ。

俺がここに出て来たことで

信じてもらえないですか?」


妻が留守の間に無職の夫が別の女性と

いたら、世間は不倫だと思う。


「世間ってよくわからないけど、俺、

智ちゃんがすっげえ好きなんですよ。


だから外で頑張って働いているのを

応援したいんです。


世間さんは、それじゃダメですか?」



…恥ずかしいったらありゃしないと

言いながら

満更でもなさそうな悦子。



市民と語る会を開く犬崎。

ニューポート反対派の集会だと

市長に呼ばれた反対派のメンバーが

やって来る。



なんて汚い手を!



「人を騙すようなことをしやがって」

帰ろうとする井上(菅原大吉)。



すると突然土下座をして

「先日は手荒な真似をして

すまなかった。」と犬崎。

一度だけ話を聞いて欲しいと

同じく土下座する犬崎会派の議員達。



そして、ニューポートについて

話し始める…

利点はあおば市の財源が潤うこと。

そして経済に流され

が置いてけぼりになっている、

これが一番悪い点。



「故郷を奪う」ということを

みんな忘れていた。

自分にも故郷があり

祖父が北海道の小さな田舎町で

漁師をやっていたと語りだす。



井上が漁師だったことを知っての

作り話か?



井上たちの気持ちがわかると

漁の歌まで歌いだす…



「泣き落としには乗れねえよ。」

席を立つ井上。



もう一つだけ、と引き留める犬崎。

自分には子どももいれば孫もいる。

故郷はもうこの町。

「この町をもっと豊かに

もっと幸せにする、

その為のニューポートだ。」



を奪ってしまうが

あおば市の未来の為なんだと。



井上以外のメンバーはもう少し犬崎と

話してみると席を立たない…



何で?買収されたのか?



閉会後、祖父が漁師だなんて

知らなかったと声を掛ける未亜。



「俺だって知らねえよ、

会ったことないもん。」



やっぱり…(-_-メ) 



「下衆はどこまでも下衆ですね…」

未亜の言葉にハゲ同。



研修室に戻り、犬崎が汚い手を使って

反対派を丸め込んだことを誠に報告。



「残念そうですね、

犬崎を勝たせたくないように

聴こえてます。」



みんなが寄ってたかって智子を

イジメてるみたいで許せないのだと。



「イジメはダメです。

人の人生、変えちゃいますから。」



昔の自分の写真を見せる。

…ダイエットしてから

イジメられなくなったって。



更に智子にあって、自分に無いものは

何かをずっと考えていると…



誠との会話の中で気づいたのか

走り出す未亜。



そして会議室の前に智子を呼び出す…


「質問です、私にあって

佐藤さんに無いものはなーんだ?」


「男に媚を売る」(^◇^;)


ドアを開くと沢山の若者が…

「答えは…ジャーン、

私のファンでーす。」

「ほらね」

「冗談ですって。

みんな市長をお待ちしてました。

直接市民と接しているのは

若い職員たちだってことです。」



訴えかけてみたらどうかと。



智子にあって自分にないものは

「行動力」だったと気づいたのだ。



若い職員達に向かい

突っ走ってしまったことを謝る智子。



「あのままじゃ市民の為の政治なんて

出来ないかなって…」



「わかってますよ、

市長のやり方に賛同してるから

ここに来てるんです。」



上の人達には市民の声が聴こえない、

だからこれからどうしたいのか、

市長のやりたいことを聞かせて欲しい

「わたし達も動きますから。」



役所に政治なんか持ち込みたくないと

智子。

「政治の為の政治なんて、

もうしません。

市民の生活を見つめ、

市民の声に耳を傾ける、

ただそれだけを

ひたすら頑張ってまいります。」



拍手喝采。

その様子を見ている誠…

未亜が言ったように

最後に智子の敵になったり

しないだろうか?




岡本(千葉雄大)とすれ違った未亜は

「佐藤市長が復活しそうなんで、

私、犬崎派辞めます。」



そして中学時代の写真を見せる…

「あ、小デブーじゃん。懐かしい。」



小デブーは憶えていたんだ (^-^; 




和美はようやく西村に茜を会わせる。

いい人だし、家族になる可能性も?




役所の若い職員たちが智子の味方に

付いたと報告を受ける犬崎。

和解はしないと智子からも返答が…。




そして、副市長を引き受けると誠。

「あなたには僕が

必要みたいですから。」



その後…

何故か莉子(今田美桜)を事務所に招く

犬崎。

今度は何を企んでいるのか?



誠治家というよりは

まるで組長 (^_^;)

そして人柄は狡猾で大人気ない。

こんな人に税金が使われるかと思うと

真面目に働くのがバカバカしくなる。



ここまで酷くなくても

政治家の不祥事を聞く度に嫌になる。

国民の為の政治を真面目に

そして真剣に考えて欲しい。



いい例が、扶養控除の基準額の変更。

あれは実際に妻が働く家庭のことを

全くわかっていない頓珍漢な政策だ。

そのせいで働けなくなった人も多い。



どうしてあんなことが

通ってしまったのだろう?

理解不能 (-。-;



老後に不安を抱えたまま

税金だけがどんどん上がり…

救世主を求める気持ちも強くなる。



このドラマ、主人公が素人だけに

わかりやすい部分が多く楽しめるし

若い人達に是非観てもらいたい。



政治に関心を持つ若者が増えると

日本も変わっていくかもしれない…


民衆の敵 月曜21時 フジテレビ

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