2017年12月15日金曜日

「陸王」愛8話のあらすじと感想:3億円で買収!? 陸王で親子駅伝

次の悪役は松岡修造?



池井戸潤の原作を「半沢直樹」

「下町ロケット」でお馴染みの

八津弘幸が脚本。



足袋作りの老舗が会社の存続を賭けて

ランニングシューズの開発に挑戦する

お得意の企業再生ストーリー。



創業100年、老舗足袋屋「こはぜ屋」

四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は

メインバンクである埼玉中央銀行の

坂本(風間俊介)から

新規事業を始めるよう勧められ

足袋づくりの技術を活かした

ランニングシューズ『陸王』の開発を

スタートした…



坂本から『Felix』に

会社を売らないかと

持ち掛けられる紘一。



買収というと聞こえは

悪いかもしれないが、

大手の資本系列になれば

資金問題は解決する。



陸王や足軽大将も作れるようになるし

従業員の雇用も安定し、会社の信用も

…傘下に入っても交渉次第では

社長だって続投出来るかもしれないし

検討する余地があるのではという。



「俺に雇われ社長に

なれと言うのか?」



…一度、御園社長(松岡修造)に会って

話を聞くだけでもと提案するが



「必要ない!

老舗企業が名前を失うということは

命を取られるのも同じなんだよ。」



こはぜ屋を他人に渡すくらいなら

元の足袋屋へ戻った方がいいと

聞く耳を持たない (>_<) 




社名を聞いて複雑な表情を見せる

飯山(寺尾聰)…


今度ばかりは坂本を見損なったと

あけみ(阿川佐和子)。



そこへ江幡(天野義久)が行田市民駅伝に

チーム陸王で参加しないかと

持ち掛けてくる。



宣伝になるし

企業や地元の投資家の

目に留まるかもしれないと。



今は駅伝に出ている場合ではないと

断る紘一たち。




シルクレイ製造機が壊れ

陸王を作れなくなったことは

アトランティスの耳にも入り

茂木(竹内涼真)のサポートを

取って来いと佐山(小藪千豊)に命じる

小原(ピエール瀧)。




茂木は怪我で途中棄権した

豊橋国際マラソンへのエントリーを

城戸(音尾琢真)に申し出る。



強豪が集まるから、

復帰レースとして

結果を出したいのなら

他の大会の方が無難だというが、

あのレースを棄権した時から

時間が止まっていて

前へ進めないと…



更に村野(市川右團次)から

陸王を作れないことを聞かされる (-。-;




相変わらず織物会社をあたる

大地(山崎賢人)。

そして1億の出資元を探すこはぜ屋の

社員たち。

だが思うような結果には結びつかず

遂に二百万という赤字を出してしまう 

(>_<) 



村野と飯山の契約料、家賃で月に百万

…二人とこれ以上契約を結ぶ意味は

ないのではと玄さん(志賀廣太郎)。



契約打ち切りを伝えるよう

釘を刺されてしまう。



飯山へどう切り出すか悩む紘一は

彼が電話で

「Felixが本気だってことは

よくわかったよ、

御園社長にそう伝えてくれ。」

と話しているのを聞いてしまう。



飯山を問い詰める紘一

「買収に賛成なんですか?」


「じゃあ他に、俺のシルクレイを

陸王を、作り続ける方法が

何かあるのか?」



その夜、美枝子(檀ふみ)に

愚痴をこぼす…

「結局こはぜ屋の人間じゃないから

百年の暖簾を手放すことが

どんなに辛いことか

わかんねんだよ、あいつらには。」



あの二人がいたから

ここまでやってこれたんだと大地。



買収に応じることに

平気なわけではないが

親父の代で潰すつもりだったのなら

陸王を続けられるのなら

いっそのこと売ってしまった方が

いいんじゃないかと。



また親子喧嘩 (-_-;)



「いい加減にしなよ!

いがみ合って

みんなバラバラになるなら

陸王なんて作らない方が

良かったじゃん!」

と茜(上白石萌音)。



どの道、飯山も村野もいなくなって

アッパー素材もシルクレイも無くて

陸王はこれまで。

「チーム陸王は解散だ。」




ミズノの市販品を再び履く茂木…


「だから言っただろ、

あんな足袋屋なんか信用するなって」

と佐山。



足型に合わせて作り直した

最新のR2・茂木モデルを渡す。



「どのシューズを履くかは

村野さんと相談して決めますから。」




ダイワ食品では

会社の経営方針が変わり

来期からスポーツ部の縮小が決まる。



俺たちの将来がかかっているから

頑張ってくれと

仲間からハッパをかけられる茂木…



そこへ紘一が謝罪に来る。

村野から聞いても 

正直いうと諦められずにいたが

残念だと茂木。



逆に会社は大丈夫なのかと心配し

こはぜ屋には潰れて欲しくないと。



「いつまで現役で走れるかどうか

わかりませんけれど

またいつか社長の作ったシューズを

履ける日を

僕は楽しみにしています。」



茂木の気持ち、泣ける…。



練習に戻る茂木と入れ替わりに

城戸が声を掛けて来る。



「会社っていうのは

色んな理由をつけて

選手たちを切り捨てようとする。


人類は走ることが出来たから

生き延びられたって話を聞いて

感動したそうだな。」



「はい…」



「それは昔話なんかじゃない。

あいつら今でも

走ることが生きることなんだよ。


そんな選手たちの気持ちを

あんた本当にわかってたのか?」



耳の痛い言葉だ…。



その夜、安田(内村遥)、あけみ、

玄さん、江幡を呼び出し

駅伝に参加しようと提案する。



ほんの僅かでも

陸王が誰かの目に留まって

道が開けるかもしれないし、

選手たちの気持ちも

少しはわかるかもしれない。



入賞を目指して頑張ろうと

大地と美咲(吉谷彩子)も加わり

特訓を始める。




駅伝大会当日…

前日捻ったことが原因で

安田の足が腫れ上がり

走ることは無理 (>_<) 



棄権するしかないと諦めようとした時

「僕に走らせてもらえませんか?」

と坂本。



紘一の顔が怖い…(-。-;



「走るのは得意ではありませんが、

一緒に走らせてもらえませんか?」



当日、変更出来るのは

予め補欠登録した選手だけだと江幡。



するとチーム陸王の名前は

全員登録したと安田。



でかした (*^^)v 



「坂本さん、一緒に走ろう。」

紘一も笑顔になる。




同じ日、茂木も1万メートルの

ディスタンスチャレンジに

参加していた。




社で仕事をする玄さん。

そこへ飯山がパソコンが壊れたから

ここで駅伝中継を見させてくれと

やって来る。



10位内に入ると

取材があるということで

入賞を目指す紘一たち。



酸欠のアヒルみたいな

変な走りをする坂本 (^-^; 



あれでも前よりマシになったのだと

江幡…

紘一がランニングシューズを

作ると決めた時から

江幡に走り方を教えて欲しいと頼み

時間がある時に走っていたのだ。



色んなシューズを履いてみて

少しでも陸王の役に

たてるかもしれないって…



「マジかよ」


「やっぱり、坂本ちゃんは

坂本ちゃんだね~」


「あんな変なフォームで

走るの苦手なんですよ、絶対。」


感動するこはぜ屋の面々。



そして紘一に襷を渡す坂本…

丁度10位だが

転倒し足を痛めた男性を

見過ごすことが出来ず

おぶって係の人がいる所まで

連れて行く。



タイムや順位は相当遅れるが


「もういいよ、社長、間違ってない」


「あれでこそ宮沢社長だ」



そしてアンカーの大地へ。

どんどん追い抜いていくが

僅か一歩の差で入賞ならず (>_<) 



Felixの誘いを飯山が

特許を売ればこはぜ屋に迷惑がかかる

と断ったことを坂本から聞く紘一。



「きっとまだ諦めてないんですよ。

宮沢社長と一緒に

陸王を完成させる夢を。」



あの買収話は飯山さんが社長に託した

最後のチャンスなんじゃないか?



入賞は逃したが

みんないい顔をしている (#^^#) 



いつの間にか一緒に応援していた

飯山と玄さんも。




一方、茂木は…



「いい走りだった、8千まではな。」

と城戸。

そこから先はフォームが乱れ

ミッドフット着地が

上手くいかなくなった。

やはりシューズのせいが

大きいのだろう。

このままではフルマラソンは無理 (-。-;




坂本に謝る紘一。

「いいんです、

こはぜ屋を思えばこそだって

よくわかってますから。


陸王がこれで少し

認知されればいいですね。」



そんな都合のいい奇跡なんて

起きないことはわかっている、

ただチーム陸王のみんなと

走ってみたかっただけだと。



楽しかったと二人…。



「やはりこのまま陸王を

終わらせたくない。」

御園に会うことを決める。




アトランティスへ呼ばれる茂木…

「君がまだ市販のマイナーな

シューズを履いていると聞いて

ちょっと心配になってね。」と小原。



あなた方には関係ない、

村野さんが探してくれているから

ご心配なくというと

茂木だけの為に作った

R2の究極モデルを差し出す。



「もちろん履いてくれるよな~。

断る理由なんてないもんな~」と佐山

…チンピラか?(-_-;) 



村野と相談して答えるというと

「ウチのシューズを履くなら

村野を関わらせるわけにはいかない」



それならこの話も無かったという事で

と去ろうとすると…



「大変らしいね、

ダイワ食品のスポーツ部は。」


R2を履くなら

多少の支援をさせてもらう用意がある


「さて茂木くん、どうする?」


ホント嫌な奴だ (−_−#)




一方、せっかくの機会だから

お互い腹を割って話そうと

感じのいい御園。



やはり一番興味があるのは

シルクレイだと。



自社で同じ物を作ろうとしたが

開発部門からの返答は最低でも5年、

それでも出来るという保証はない…



ならば技術を買ってしまった方が

早いと考えた。



こはぜ屋の名前も残し

紘一が社長を続投。

足袋製造という業態も残したままで

いいという。



今まで通りではなく今まで以上に

こはぜ屋というブランドを

広めていくことも出来ると。



「買収に応じて頂けるならすぐにでも

3億出資する準備が出来ています。」



3億で足りなければ追加も検討する。

世界に通じる

マーケティング力があるから、

陸王の売り上げを今の数百倍にだって

することが出来る。



「我々が一つになれば、

あのアトランティスにも匹敵する

或いはそれ以上の存在にも

なれるはずだ。」



あの素材を開発した飯山に

敬意を表していると

「その飯山さんが全幅の信頼を寄せる

あなたとなら、

世界に通用するビジネスが出来ると

信じているんです。

一緒にやりましょう。」



差し出された手を握り返す紘一。

「前向きに話を進めたいと思います」



が…「あと一押しだな。」

御園が見せる悪い表情が

波乱の幕開けを予感させる。

やはり旨い話には裏があるのか…。



予告編ではどうやらアトランティスと

繋がっているらしいし (-_-;) 



陸王とこはぜ屋はどうなるんだろう。

もしかして市民駅伝による

奇跡が起こるのか?


陸王 日曜21時 TBS

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