2017年12月9日土曜日

「明日の約束」第8話のあらすじと感想:疑惑の母親に非難の声…届かない子の 声

とうとう悪人の正体が!



高校のスクールカウンセラー

藍沢日向(井上真央)が

不登校の男子生徒

吉岡圭吾(遠藤健慎)の

突然の死の真相を

究明していくヒューマンミステリー。

  


「親を悪く言うな」

日向に暴力をふるった

和彦(工藤阿須賀)は、我に返り

自分がしたことに驚き、動揺する…



大丈夫か?



「ごめん、日向。

僕、こんなことするつもりじゃ…」



ごめんとひと言

逃げるように出て行く日向。



当然だ (-。-;



食事会に遅れたことで

尚美(手塚理美)から罵声を浴びせられ、

帰る場所がなく

街中で佇んでいるところへ

霧島(及川光博)が声を掛けてくる。

家が近くらしい…。



相談室まで送ってもらうと

そこへ香澄(佐久間由衣)から電話が…



校門の前にいると言われ

霧島と二人飛び出す。

その様子を見て入れ替わりに

霧島の鞄からパソコンを持ち出す…

目的はこれだったのか。



当然校門に彼女の姿はなく

相談室に先に戻った霧島は

そのことに気づき、舌打ち (・_・;) 




翌朝、家に戻った日向を無視する尚子

…夕方、和彦が訪ねて来る。



玄関先で日向に向かい土下座して

暴力をふるったことを謝ると…



「あんた、うちの子に何したの?

何したのよー!出て行きなさい!

日向に変なことしたら

許さないわよー!」

逆上 (-_-;) 



帰ろうとする和彦に

「ちゃんと話そう。」


「何言ってんのよ、

こんな男と話すことなんて

ないわよ!」


「ママは黙ってって。」


「黙ってって、何よ!

ママはあんたのこと…」


「お願いだから!」



ああ、本当に面倒くさい。

こういう感情的な人、ホント苦手。

イライラする。

言葉尻をとらえて、すぐに責めて、

勘弁して欲しい (−_−#)



日向の部屋で話す二人…



5歳上の兄の家庭内暴力について

告白する和彦…親に期待されていて、

将来は医者になれと言われ育った兄。



でも中学の頃からグレ始め

些細なことで怒りを爆発させるように

なり、自分も両親もことあるごとに

理由もなく殴られた。



両親はそれでも兄を愛していた…



「あいつが事故で死んだ時、

正直胸がスーッとした。

これで家族が平和になった。

やっと親も僕を見てくれるって。」



でも…

「僕には何も求めてくれなかったよ。

医学部の受験に失敗した時も

気にしないで好きに生きればいいって


兄貴の時みたいに

プレッシャーを与えたくないって


僕は認めて欲しかった。」



両親のことを尊敬していたから

日向の言葉が受け入れられなかった。



兄が両親のことを罵っていたから

日向が尚子の悪口を言う度に

イライラして…

このままじゃいけないって。



「でも、まさか

自分があんなことするなんて。」



「私たち、お互いに

知らないこと多過ぎたね。」



二度とあんなことしないと約束すると

いうが…



「話してくれてありがとう。

でも直ぐには応えられないよ。

ごめん…」



当然だ。

無意識にやったなら、尚更怖いし (-_-;) 

関わらない方がいいと思う。




週明け、香澄と連絡がついたか

尋ねる霧島。

あれきり連絡がつかないままだと



パソコンを開こうとするが

パスワードがわからず開けない。

そこへ望月朱里から連絡が欲しいと

メッセージが入る。




そして週刊ワイドの小嶋(青柳翔)に

「吉岡圭吾が死んだ理由、教えます。

証拠もちゃんとありますから。」

と電話をする英美里(竹内愛紗)…。



ネットでは今、学校ではなく

圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)への

非難が高まっていた。



生徒の目にも触れるし

また変な影響が出ないか心配する

北見(白洲迅)。



調査報告書を送ってから暫く経つのに

何も言ってこないし

「ホントこういうのっていつまで

経っても決着つかないんですね。」

と大宮(新川優愛)。




圭吾の妹のことについて屋上で

弁当を食べながら話す

由依(夏子)と那美(井頭愛海)。



あの後、希美香(山口まゆ)に聞いても

はぐらかされたらしい。



そこへ一緒に食べてもいいかと

勝(渡邊剣)と純也(堀家一希)…

ネットを見て、圭吾が死んだのは

母親のせいじゃないかと

みんなが話しているから

教室に居たくないのだと…



「今さら誰のせいとか

そんな話したくない。

俺が圭吾のこと省いてたのには

変わりないから。」



「俺らバスケ部も同じ。

犯人探しとかもう勘弁して欲しいし」



…今さらだけど圭吾のことを

何故嫌いになったのかと那美。



「私も中学の時イジメられてて

何でなんだろうって

ずっと悩んでいたから…


最初のキッカケなんて些細なこと

だったのかもしれないけど。」



「キッカケというか、

あいつ俺のこと色々、霧島先生に

チクってたみたいだから…」と純也。



どういうこと? (@_@)




告訴の件で、弁護士に連絡するが

取り次いでもらえない真紀子。

ネットの書き込みは増えるばかり…



真紀子が居ない間に

少しづつコピーした音声を

小嶋に渡す英美里。



「でも、いいの?こんなことして。

大変なことになるよ。」




英美里を心配して相談室を訪ねる

希美香。

圭吾のことは気にかけてるのに

妹のことは見てないって

変だと思うと。



「兄弟の間で格差を設けたり

異性か同性かで極端に接し方が違う

親御さんも実際にいるから…」



そして大翔(金子大地)から付き合って

欲しいと告白されたことを報告。



でも、自分も好きだけど

気持ちの通りに動く勇気が持てない…



「うちの母親、ああいう人だったから

不安なんです。

自分にも同じ血が流れてると思うと」



「不安になる気持ちはわかるよ。

でも、血が繋がってても

違う人間だから。」



それでも自分のこと信じられないから

怖いという…



親の与える影響って

こんなにも凄いものなのか。

血の繋がりって何なんだろう?




家に帰ると、お見合いしないかと尚美

(^_^;)

和彦が豹変するタイプだって

自分の言った通りだったと



「もっといい人なんて、

探せばいくらでもいるんだから。」



会わないし、

和彦のことも尚子には関係ないこと。

「私はお母さんの所有物じゃない」



“カズとの結婚が

なくなるかもしれない。


その理由が出来たことに

ほんの少しだけ

ホッとしている自分がいる。


多分、

私にはまだ母親になる覚悟がない。


あの人と同じ立場になること

もしかしたらあの人のように

なってしまうことが、怖いから。”



「明日の約束」を

ずっととっている日向 (-_-;) 




朱里と会う香澄。


「私に出来ることは何でもする。

ずっと謝りたいって思ってたから。」


「あんたに頼みたいことがあるの。」




鎌倉からイジメを根絶する会の

顧問弁護士が、告訴を取り下げるから

穏便に収めて欲しいと謝罪に来る。



「名指しで批判され

退学まで考えた生徒もいるのに

穏便にって身勝手ですよ!」

と怒る北見。



轟校長(羽場裕一)は

「我々としても事件後は

針のむしろに座らせられるような

毎日だったわけですが

事がこれ以上こじれないのは

喜ぶべきでしょうし。」



「裁判になるならないなんて

余り関係ないと思いますけど

実際に学校で問題は起きてる

わけですから。」と宮崎(馬渕英里何)。



取り下げの理由は

母親による盗聴という虐待。

夕方ネットニュースにも流れると…。




同じ頃、告訴取り下げと聞き

事務所を訪れる真紀子。



「僕はお母さんのせいで死にました」

というメールをスタッフに見せ

今もこんな嫌がらせを受けていると

訴える。



「事実じゃないんですか?」

真紀子の評判を色々聞いているし

ネットの書き込みも。



会見で流した音声も

「息子さんが録音したものでは

ないんでしょ?あれはあなたが…」



「圭吾が死んだのは

私のせいだと仰るんですか?

あなたもイジメで

お子さんを亡くされてるのに。」



「あの子が亡くなった時

私が最初に責めたのは自分です。



あの子の辛い気持ちに

気付いてあげられなかった

自分が一番許せなかった。



あなたにはそういう気持ちは

無いんですか?」



言葉が出ない真紀子。



帰宅するとリビングに英美里がいた。

「悪いけど部屋に行ってて。

少し疲れてるから。

…聞こえないの?」(-。-; 



ホント気の毒だ。

リビングは家族団欒の場所で

真紀子だけのものではない (−_−#) 



そして盗聴の音声を

全て消されたことに気づき


「何でそんなことしたの!?」と逆上

(−_−#)

「私のことを見て、

声を聞いて欲しかったから。

許せないでしょ、私のこと。

もっと怒れば?

何されたって構わないから。」


思わず首を絞めようとするが…

思い止まったようだ。

パソコンを抱きしめ、泣き出す。



「どうして私ばっかり責めるの?

私は一生懸命やってきただけなのに」



そこへ英美里から連絡を受けた

正孝(近江谷太朗)が駆けつけ

盗聴のことを責めると…



「あんたには責める権利ないでしょ」

と英美里。



児童相談所にも連絡したし

この家を出て行くと…



「母親はネグレクト。

父親は愛人作って別居状態。

こんな家ではまともに

生きていけませんて。


…結局私のことは見てくれなかったし

聞いてくれなかった。


でもお母さんはお兄ちゃんの声も

聞いてなかったんだね。


お母さんが聞いていたのは

お兄ちゃんに話しかけてる

自分の声だけだよ。」



家を出て行く…。

悲しいけど

その方がホントいいと思う (;_;)




英美里からお礼と

もしかしたらもう二度と会えない

かもしれないというメールが届いた

希美香は、日向と共に

吉岡家に向かっていた…



英美里の姿を見つけタクシーから

降りる二人。



盗聴のことを流したのは

とっくに壊れているのに

壊れてない振りをするのが

嫌になったからで


「あの人からお兄ちゃんの声を

奪ったら…」


「私のことを見てくれる、

そう思ったの?」


「憎しみでも良かった。

私のこと一瞬でも見てくれるなら

殺されても良かったの。」


「あなたが死んだら何もないでしょ。

殺されても良かったなんて

言っちゃダメ。…良かった無事で。」



抱きしめる日向

ごめんなさいと初めて涙を流す英美里



…学校のウサギも家の熱帯魚も

圭吾が殺したのだという (;_;)



「自由になるには

死ぬしかなかったから。」



そっか、自由になりたくて

命を絶ったのか…

何とも切ない、悲し過ぎる真相 (;_;) 




翌日、真紀子がバスケ部の先輩を

脅すよう指示する音声がテレビで

流れる。



「○○先輩は

脅しに負けるような人じゃないよ。」

圭吾の声。



それなら先生に話して

辞めさせればいい。


「でも…」


試合に出たいんでしょ?

「あなたはお母さんの

言う通りにしてれば間違いないの。

いい?」



酷い… ネットには

「1年にも及ぶ盗聴行為」

「毒母の息子への精神的虐待は

中学の頃から」と書かれていた。




香澄からの連絡を受け

駆け付ける日向…

そこには朱里が待っていた。



協力するのは償いで

自分がやったことを後悔している。

退学になって、事故に遭って、

自分が人に支えられてると実感して、

やっと理解できたという。



「自分がやったことは

最低だったんだって。」



「香澄さんは

何をしようとしてるの?」


「自分たちの時と同じだと

言ってました。

吉岡くんが死んだ今度の事件も。

それをはっきりさせたいって。」



霧島のパソコンを渡される…



学校へ戻った日向は

霧島にパソコンを渡し…



「香澄さんは確信してたみたいです。

3年前と同じことが1年B組で

起きていたんじゃないかって。


…彼女が最後の一人と言っていたのは

霧島先生です。」



「これの中身は見たんですか?」


「見ました、一部だけですけど

…吉岡くんがクラスで孤立する理由を

作ったのは霧島先生だったんですね」



「ええ、その通りですよ。」(゚o゚;;



悪びれず認めるなんて、ビックリ!



「明日の約束 12歳の日向へ」

“7月18日 日向も今日から12歳、

小学校も今年で最後ですね。


でも、大きくなっても

あなたはママの娘です。


これからもずっとママの日向でいてね


明日の約束

「日向はママを一生、愛し続ける」

必ず守るように。

ママは日向が大好きです”



…これも立派な精神的虐待だ (−_−#)




霧島には何かあるとは思っていたが

理由がわからない。

何故、そんなことをするのか?

何故、香澄や圭吾だったのか?



真相が早く知りたいから

次回が待ち遠しい。



そして真紀子は自分と

どう決着をつけるのか?

それとも相変わらず

誰かのせいにするのだろうか?


英美里との関係は?



毒親とは結局

縁を切るしかないのだろうか…


明日の約束 火曜21時 フジテレビ




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