2017年12月7日木曜日

「陸王」第7話のあらすじと感想:陸王が中止!あきらめない息子

ハードな展開になってきた…(-。-;



池井戸潤の原作を「半沢直樹」

「下町ロケット」でお馴染みの

八津弘幸が脚本。



足袋作りの老舗が会社の存続を賭けて

ランニングシューズの開発に挑戦する

お得意の企業再生ストーリー。



創業100年、老舗足袋屋「こはぜ屋」

四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は

メインバンクである埼玉中央銀行の

坂本(風間俊介)から

新規事業を始めるよう勧められ

足袋づくりの技術を活かした

ランニングシューズ『陸王』の開発を

スタートした…




ようやく商品化したものの

茂木(竹内涼真)の勝利は毛塚(佐野岳)の

体調不良の為だと評され

売上げは伸びず…



更にアトランティスの差し金で

タチバナラッセルからの

アッパー素材の供給もストップ。

崖っぷちに立たされる紘一たち…



「筋が通らない」と怒る安田(内村遥)。



「ライバル会社の取引先にそれより

もっといい条件を出して寝返らせる、

それも立派な戦略だよ。


俺たちは負けたんだよ。


だがな、負けたなら次のレースに

勝てばいいんだ。」

と顧問の飯山(寺尾聰)。



全国の織物会社をリストアップした

大地(山崎賢人)は

「あてがないなら

片っ端からあたるしかないだろ。


このままアトランティスに

やられっ放しなんて、冗談じゃない」



就活のことを心配する紘一。

手あたり次第受けるのはやめて

これからは行きたいところだけに

絞ることにしたと。



「散々面接で落とされ、

断られるのにも慣れたから。」



頼もしい!

大地に任せることにする。




「俺がもっと話題になるような

走りをしていれば

陸王の評価も上がって

取引も続けられたんじゃ…」と茂木。



「怪我からの復活レースで

5人抜きの区間賞、

あれ以上どんな走りをしたら

納得するんだよお前。」

笑う村野(市川右團次)。



「俺に何か出来ないですかね?」


「走ることだ。

陸王を履いて勝つことだ。」



いい奴だ (#^^#) 



そんな茂木に以前毛塚との対談を

持ち掛けたスポーツ誌から

取材の申し込みがくる。



ニューイヤー駅伝での走りに感動し、

その時のことを伺えればと…



「怪我から復活した茂木選手の話は

同じように怪我で苦しむ

アスリート達に

勇気を与えるはずです。」



取材を受ける茂木。

…ライバルである毛塚にリベンジを

果たしたと思うか訊かれ


「リベンジとは少し違うかな。

故障した時はもう二度と走れなくなる

と思いました。


でも色んな人たちに支えられて

故障の原因となるフォームも変えて

シューズも変えて

やっとここまできました。


だからリベンジというより

リセットですね。」



新しい走法に変えるのは

勇気がいっただろうと記者。



「陸王がそれを

可能にしてくれたんです。」

と陸王について語り始める。




織物会社をあたる大地…

この素材が無ければ困ると

わかっていながら契約を打ち切られる

ということは

支払いトラブルなど

別の理由があるのではと

相手にされない (-_-;) 




そんな時、シルクレイ製造機から

出火してボヤを起こしてしまう。

もうシルクレイを作ることが出来ない

…ソールもアッパーも失った陸王。



ソールのストックはあと20足分。

製造機を一から作るとなると

1億かかる。



借りれるかどうかより

借りるべきかどうかを検討するべきだ

と玄さん(志賀廣太郎)。

足袋屋に戻るしかない、

それが一番安全だと。



サポート選手はどうなるんだと村野。

こはぜ屋にとって難しい選択なのは

わかるが…


「あいつらにとっては

人生がかかっているんです。

簡単に止めるなんて

言わないでもらいたい。」


「うちの社員の人生だって

かかっているんだ。」



とにこかく銀行に相談しに行くと紘一

…妻・美枝子(檀ふみ)も

「諦めるのも社長の仕事」だと。



面接も蹴って

アッパー素材探しをする大地。



そして飯山には

世界的アウトドア用品メーカー

『Felix』からシルクレイの特許を

年間6千万で独占使用契約させて

欲しいという話が舞い込む。



シルクレイが作れなくなったと聞いて

又パートにでるという素子(キムラ緑子)

にそのことを話し…

「ツイてるよな。」というと

「本当にそれでいいの?」




銀行ではやはり融資は出来ないと

断られる。

担当の大橋(馬場徹)もリスクが

高過ぎるから反対だと。




「陸王を諦めるということですか?」

と村野。



「諦めるとは言ってないが

銀行がお金を貸してくれない以上、

もうどうすることも…」



「同じことじゃないですか。

そんな簡単にどうすることも出来ない

なんて言わないで下さい。」



陸王を履いてくれている選手や

茂木を見捨てるのか?



「何でも社長の思い通りになるなら

経営なんて簡単だよ。


だが実際は理想と現実の

板挟みの連続なんだよ。」



それだけはわかってやって欲しいと

飯山。



「わかりますよ、

だがあいつらは命を賭けて

走ってるんですよ。


生きるか死ぬかの闘いを

しているんだ。」



そういう彼らと付き合っていくには

自分たちだって命を賭ける覚悟が

必要なのだ。



そうでなければ安易にシューズなんか

供給すべきじゃない。



「私が聞きたいのは、

宮沢さんにその覚悟があるか

ということです。」



「私だってもちろん、

出来ることならサポートしたいと

思ってますよ。」



「出来ることなら?

出来ないと思っているんですか?

答えて下さい!」



「現実的には厳しいかもしれない。」



運よく借りられたとしても

返済のせいで立ち行かなくなると

玄さん。



「私は社員たちを

守らなければいけない。

彼らを路頭に迷わす訳には

いかないんです。」



「もう結構だ!

どうやら私の見込み違いだったようだ


その程度の考えで

選手に近づこうとしたのなら、

それは陸上競技者への冒涜だ。」



これ以上ここで自分のやるべき事は

ないと去って行く村野。

茂木には自分から話しておくと…。



「徹底的に選手の立場になって考える

それが村野って男だよ。

だからいいんだよ。」



でも経営者の悩みは経営者の立場に

なってみないとわからないもの。



「わかってもらおうなんて、

虫が良すぎるのかな。」と飯山。



わかって欲しかったと紘一…



「悔いの残らない諦め方って

知ってるかい?

俺には出来なかったけどな。」



何だろう?(@_@)




茂木のインタビューが掲載された

スポーツ誌が発売。



しかしそこには…

「毛塚くんは同世代最速のランナーで

僕の目標です。


ニューイヤー駅伝では

僕が勝ちましたが

後で体調が悪かったと聞き

それでかと納得しました…


そして再び毛塚くんにライバルとして

認めて欲しい。」



えーーー?

何、これ? (-。-;



「茂木がこんなこと言うはずない。」

と大地。



これもアトランティスの仕業のようだ



そして納得できないから抗議させて

欲しいと城戸(音尾琢真)に言いに行く

茂木…



「そんな暇があるなら走れ!

これが世の中だ。


気にくわないなら

力でねじ伏せるしかない。


自分の走りを見せるしかない。」



体調不良だのなんだの

そんな言い訳が出来ないほどに

徹底的に打ち倒せ。



自分が納得できる状況は

自分の走りで創る。

誰も助けられない。



「だから死ぬ気で走れ。」



相変わらず熱い…




こはぜ屋では

茂木のことを心配するが

合わせる顔がないと紘一。



「ちょっと上手くいかなくなった

からってウジウジすんなよ。

辛気臭い。」と大地…



そして又親子喧嘩が始まる (^-^; 




『Felix』から返事を促されるが

もう少し待ってくれと飯山。

「私は平気よ。」と素子。



お金ではなく

夫の気持ちを大事にする…いい妻だ。




そんな中、坂本と二人で飲む紘一…

銀行員なら百人が百人、

今回の設備投資に反対すると。

もちろん自分も。



「やっぱり、ここらが潮時かな…」


「諦めるんですか?」

どうも一番大事なことが抜け落ちてる

気がする。それは…



「社長のお気持ちです。

あなたはどうしたいんですか?」



この事業を継続したいのか

したくないのか、一番大事なのはそこ


「やれることならやりたいが…

従業員や家族を路頭に迷わせる

訳にはいかない。」



そう思うなら諦めるしかない。

悩む必要なんてない。



サポート契約の選手たちに謝罪し、

村野や飯山との契約は打ち切る。

開発チームは解散すると

宣言すればいい。



「諦めるなら早い方がいい、

傷が浅くて済みます。」



「確かに理屈はそうだけど、

そう簡単に…」



「決断するとはそういうことです。

…本当にそれでいいんですか?」



やる前から諦めるなんて、らしくない

銀行がダメでも資金調達の手段は

他にもあるかもしれない。



「そういうことを本気で

検討してみましたか?

宮沢社長の思いは

何処へいったんです?」



…別れ際、銀行を辞めて

以前から誘われている

ベンチャーキャピタルへ行こうと

思っていることを報告する。



「銀行は会社の過去しか

評価できません。」



実績をみて、担保をみて。

それだとこはぜ屋のような

本当は成功するかもしれない事業まで

潰してしまう…



「それがずっと不満でした。

これからは伸びていく会社の

将来性をかって投資するんです。」



「本当は坂本さんのみたいな人にこそ

銀行員でいて欲しかった気がするな。


でもそれが、

坂本さんの思いなんだよね。」



ベンチャーキャピタルは会社ではなく

人に投資するともいわれているから

事業を続ける気持ちになったら

いつでも連絡して下さい、

何か力になれるかもしれない…。



帰宅すると大地が酔い潰れて寝ていた

(^◇^;)



「またダメだったって。」

と茜(上白石萌音)


「面接、今日はどこだったんだ?」



面接ではなく、アッパー素材の会社に

交渉しに行っていたのだという。


「知らなかったの?

ここ最近ずっとそうしているみたいよ

…きっとお兄ちゃんは

お父さんが陸王を諦めないって

信じてるんだよ。」



リストを見て、涙を流す紘一。




そして…銀行を辞めた坂本を囲み

チーム陸王で居酒屋に集合。



「みんな聞いてくれ。

本当はここに村野さんにも

居て欲しかったんだけど

俺が情けないせいで

彼の信用を失ってしまった。」



…融資を断られた時、どこかで

ホッとしていたような気がする。



「借金を背負うかどうか

自分で決断するのが怖くて

陸王を諦めることを

銀行のせいにしていた。」


銀行員100人がこの融資に反対するなら

101人目にあたってみようと思う。


「上手くいくかどうか、わからない。

だけど俺もこんなところで

諦めたくない。」



嬉しそうな大地。



1億の借金を抱えても

条件の交渉次第でやり繰りする方法が

絶対にある。


「それを見つけてくれないか?

玄さん。」


「保証なんてありませんよ。」


「やるだけやって

どうしてもダメだった時は

自分の意思でちゃんと決断して

諦めたい。


悔いの残らない諦め方を

したいと思う。」


もう少しだけ悪あがきをさせてくれと

頭を下げる。



「往生際が悪いんだから、まったく。

それでこそこはぜ屋の社長だね。」

とあけみ(阿川佐和子)。



もちろんみんな賛成。



坂本に、投資してもらえるかどうか

検討を依頼する。



しぶといこはぜ屋を祝して

みんなで乾杯 (#^^#) 




『Felix』に断りの連絡を入れる飯山。

「社長が諦めの悪い男でさ、

顧問としては付き合ってやるしか

ないんだよ。」



社長の御園(松岡修造)が会うのを

楽しみにしていたのに残念だと…。



「全く、宮沢の野郎…あの男のせいで

又、儲け損なっちゃったよ。」



嬉しそうに微笑む素子。




競技会場でアジア工業陸上部と

すれ違うダイワ食品陸上部。



「もういいのか?体調は。」

毛塚に声を掛ける茂木。


「まさか怪我でずっと走れなかった

奴に心配されるとはな。」



感じ悪い (-_-;) 



「次は逃げられないぞ。」


「お前こそそんなみすぼらしい

シューズ履いてないで

少しは知名度上げてきてくれ。

でなくちゃ潰し甲斐がない。」



やな奴! (−_−#)




坂本の会社『東京キャピタル』から

投資は難しいと回答が…

他をあたってみるという宮沢に

別の提案があると坂本。



「会社を売りませんか?」



こはぜ屋を買収したいという

会社があるというのだ。

何とそれは『Felix』(゚o゚;;



どうする、紘一?



まさかの展開にビックリ。

夢は叶えたいけど

こはぜ屋で無くなってしまうのは

どうなの?

この先の展開が読めない (-。-;



陸王 日曜21時 TBS

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