2017年11月7日火曜日

「監獄のお姫さま」第3話・新人の感想:爆笑ヨーグルト姫の秘密…涙の天城越え

ワチャワチャするのがおばちゃん(笑)



女子刑務所で出会った5人が

無実の罪をきせられて服役中の

仲間の為に復讐を企てる

宮藤官九郎脚本の

おばさん犯罪エンターテイメント♪




監獄仲間である江戸川しのぶ

通称「姫」(夏帆)の冤罪を晴らす為

彼女を陥し入れた江戸ミルク社長・

板橋吾郎(伊勢谷友介)への復讐を企てた

元女囚たち…



元銀行員のキャリアウーマンだった

馬場カヨ(小泉今日子)は

浮気した夫を衝動に駆られ刺し

殺人未遂で服役。



元指定暴力団組長の妻・足立明美

通称「姐御」(森下愛子)は

違法薬物不法所持。



通称「女優」の大門洋子(坂井真紀)は

若手俳優の追っかけ資金が

足りなくなり、

横領や詐欺に手を染め服役。



有名なカリスマ経済アナリスト

通称「財テク」の勝田千夏(菅野美穂)は

脱税とインサイダー取引で服役。



そしてリーダー格で通称「先生」の

若井ふたば(満島ひかり)は

彼女たちの教育係だった元刑務官。



2017年12月24日

吾郎と入れ替わりに解放された勇介は

言われたとおり警視庁前で

「爆笑ヨーグルト姫事件の裁判の

やり直しを要求します。」と繰り返す。



母・晴海(乙葉)が駆け付け

ようやく子どもらしく泣き出すが…

警察で事情を聴かれると


「(海洋戦隊)シンカイジャーの

隠れ家に連れて行かれたの。

なんか、汚ねえとこ。

おばさんが居た。」



知らないおばさんだが、会ったことが

あると言っていたと。

名前を聞かれ

「姉御。あと女優、財テク、先生、

それと冷静に。」


「冷静に?」


「一番ドン臭いおばさん。

バカじゃないんだけど〜

詰めが甘いんだよね。

しょっ中怒られてた。」(^◇^;)

その後パパに会ったと。



2012年春…

姫がカヨ達の雑居房にやってくる。

教育係に指名されるカヨ。



泉ピン子のドラマの話をするが

若い姫はチンプンカンプン。




縫製工場でミシンの使い方を教えるが

完成した途端いきなりトートバックに

吐かれ、調査をとられてしまう (>_<) 



イジメではないと言っても

信じてもらえず…



「本人がストレスだったと

話しています。

ただでさえ不安なのに横で

おばちゃんがワチャワチャ騒ぐから

パニックに陥ったと…」



「懲罰でいいじゃない。」

と護摩所長(池田成志)。



「ワチャワチャするのが

おばちゃんの味?醍醐味です。

ワチャワチャしたくらいで

懲罰とられたら

私たち生きていけません。」とカヨ。



結局ふたば=先生の提案から

姫を独房に戻して様子をみることに

決まる。




独房に新刊図書のお勧めにやって来る

千夏=財テク。

鍵が開いていたとどこか意味深な

態度をとるが、何かあるのか…?




一方担当検事だった長谷川(塚本高史)が

カヨが息子宛てに出した手紙と

離婚届を持って面会に来る。



本来なら本人か弁護士が来るはず

なのに…


「私自身、カヨさんのことが

気になったというのもあり…。」


「やだ…」照れるカヨ。


そういうのではなく、

裁判所の判決に思うところがあると。



殺人未遂と傷害では量刑が全然

違うから、

もっと慎重に審議すべきだったのでは

と思っているのだ。



殺意があろうとなかろうと自分の罪は

変わらないと泣き出した途端

非常ベルが (゚o゚;;

姫が脱走したのだ。



すぐに食品倉庫で膝を抱え泣いている

ところを発見されるが…



調査でふざけた発言を繰り返す所長…



「雑居に戻るか?

社長令嬢だか何だか知らないけど

所詮雑魚は雑魚だな。

雑魚は雑居で雑魚寝しな!」

とふたば。

千夏が逃がしたと考えているようだ。



今回の不祥事の件をメルマガに

書かないで欲しいと

ハンバーガーを差し入れする所長。



雑居房に戻ると

笑顔で迎えるカヨ達に怯える姫…



「怖くないよ~、怖くない。」


「テカテカしてるのは

お風呂上がりだからよ~」



自己紹介を始め

「姫」と呼ぶことにしたと。

そして歓迎スイーツを差し出す。




食事中の会話も笑える。

タイ人(ステファニー・エイ)の日本語の

言い間違いや

おばちゃん丸出しの話題など。




そして再び2017年のクリスマスイブ

「要するに、しのぶに頼まれて

こういうことしてるんだね。」

と吾郎。


「徹底的に管理された集団生活をして

いると、奇妙な連帯感が生まれる…」



真剣に話す吾郎だが

聞いているのかいないのか…



「何か言いたまえ、古井わかば君。

もとい若井ふたば君。」


「ん?ごめん、聞いてなかった。

だって乳首、立ってるから。」(^^;) 



「しのぶの言い分だけ聞いて

俺を断罪するのはアンフェアだ。」


と訴えても、乳首から注意が離れない

おばちゃん達…



「社長、色々誤解してるようだけど

出所後にこの子達を招集したのは

他ならぬ私なんです。」(゚o゚;;



彼女たちを遠隔操作しながら

秘書として働き、

徹底的に社長の身辺調査をしてきた

から知らないことはないと思うが


「敢えて聞きましょ、フェアに。

開放!」


拘束を解くカヨ達。



更に長谷川検事に電話をするが

出ない…部下とガールズバーへ行く

際にデスクに置き忘れたのだ (^^;) 



事件の真相は報道された通りで

恋人・ユキの存在に勘づいたしのぶが

沖縄に呼び出した。


そもそも自分は旅行に乗り気では

なかったが、しのぶが強硬だったと。


海外の殺害代行サイトにアクセスして

沖縄に滞在するプリンスと名乗る

タイ人に接触。


その夜、突然ユキが現れ動揺したが

興奮して話にならない為

しのぶをホテルのバーで待たせ

ユキと話し合ったと。



何故、興奮している相手と

崖っぷちで? 怪しい。



そこをプリンスがナイフを手に

襲ってきたのだ。

ユキを庇い刺されたから

自分も被害者だと。



ユキは不遇の時代を支えてくれた

恩人で

しのぶは守らなくてはいけない人で、

どちらも選べなかった…



出国前に捕まったプリンスは

あっさり事件の関与を認め

供述通りしのぶとのメールの

やり取りや現金授受の証拠も出て

しのぶは懲役12年…。



「しのぶを責めたり

恨んだりする気持ちは

1ミリもありません。」



だから弁護人の証人として

法廷にも立ったと。



「あの頃しのぶは正気じゃなかった」


「もういいです」同情するカヨ。


「彼女をあそこまで追い込んだのは

私の優柔不断と出世欲と…」


泣きながら訴える吾郎に

「もう結構です。そこまで洗いざらい

話してくれるとは思いませんでした」


泣き出すカヨ。

他のみんなはいたって冷静。



嘘をついていないと思うというカヨに

寝たから言う訳じゃないけど

同感だと千夏。


「寝た?」


スルーされ、お馴染みの歓迎スイーツ

を差し出すと…



「しのぶも獄中で食べてたんだよね…

うまい。普通に美味しいよ。」

と泣きながら食べる吾郎。



すると「嘘だね、嘘つき。

そんなもんが美味しいわけねえんだよ

バーカ。」とカヨ。


作戦だったのか!

再び拘束される吾郎。



2012年の監獄でも「不味っ!」

と吐き出す姫。

それを見て

「口がバカになってるんだよ、

あんた達。」と笑う千夏。



シャバの人間が食べても美味しくない

雑居房でこっそり食べるから

美味しいのだ。



「今では姫もバカになって美味しい、

美味しいって食べてるの。

これ誰のせい?

真実を話さな いからよ、あんたが。」



暴いてやると息巻く千夏に

その前に吾郎と寝たのかと突っ込みが

「寝た」と聞いて「調査」が始まる (^^;;



「そういえば最初から吾郎に

首ったけだったわよね。」

というのを聞いて、嬉しそうな吾郎。


立場、わかっているのか?  



そして2012年…吾郎の会見を

うっとり見つめる千夏。

社長になるのが贖罪だと答える吾郎を

見て「普通辞めるよね。」

とシャブ厨(猫背椿)。


「そんなの気にならないくらい

イケメンだわ~」と千夏。



「うるさい!」とチャンネルを

変えに来るふたば。

例のドラマのシーズン2『誤診』が

始まっていた…



「西岡徳馬が出るのよ~

神回なの。」と女優。



「私には勿体ない人なんです。」

姫の言葉に「徳馬が?」と女優。


訳ねーだろ (^◇^;)

つい口が悪くなってしまった。



「吾郎さん。(ですよね〜)

真っ直ぐで、熱くて、優しくて。」


社長の娘としてではなく

初めて一人の人間として

見てくれた人だと。


一人だけ話を聞かずドラマに集中する

女優…。


会議で社長の娘ではなく

一個人としての意見が聞きたいから

殻を破ってくれと言われ

雷に打たれたようだったと。


「気が付いたら自分の弱い部分、

ダメな部分を全部彼の前で

さらけ出していました。


彼はいつも親身に

アドバイスしてくれて…」


一番簡単なマインドコントロールだと

千夏。


全否定から入り、自分が大切にして

いるものを捨てろと言う…

ポッカリ空いたスペースに

自分にとって都合のいい価値観を

植え付ける。


「真っ直ぐ、熱く優しく洗脳する。

で?」


社長の座を狙っているだけだと

父から反対されたと。


「女もいたしね~。

結局裏切られたけどね~。」

挑発する千夏に姫は


「私が奪ったんです!

彼をユキさんから。

だからユキさんは旅行先まで

押し掛けて来て…」


え? それって…


いいところなのに

ドラマのエンディングテーマを

歌いだす女優 (-_-;) 



再びふたばが飛んで来て

部屋に戻る千夏。



するとタイ人が

「押し掛けて来た?姫が沖縄に

呼び出したんじゃなかったか?」


「あ、そうでした。メールで。」


「あなた何か隠してる?」と姐御。



翌日も色々突っ込んだ質問をする

みんな…姫はやっていないと思って

いるのだ。



でも、自分がやったと言い張る姫。


「どうして控訴しなかったの?」


「だって吾郎さんが自ら弁護して

くれたから。

その判決に不服がある訳ないでしょ」


「それが目的だったりして」と千夏。


控訴させず早く終わらす為に

弁護側に立ったのではないかと。

長引くとお金もかかるし

会社のイメージも悪くなるから。



控訴審で刑が短くなることはあっても

無罪に転じることはないと言われ

「不本意だがここで勇気ある撤退を

することが、君を守ることに繋がると

いう結論に達した。」

吾郎の言葉を思い出す…


ここで終われば世間はこの事件を

忘れてくれますと弁護士?


「耐えられないんだ。

これ以上マスコミが君と僕の領域を

土足で踏みにじり、綺麗な思い出まで

汚されてしまうのは。」


「待っててくれますか?」


「もちろんさ。」


12年は長い、

36になっちゃうとしのぶ。


「全ては君と僕の為なんだよ。」


胡散臭さ、満載 (-。-;




所内では階級によってバッジが

色分けされていて

待遇も全く違うのだ。



金バッジは月に一回千円以内で

シャバのご飯が食べられ

面会も無制限。



毎月第3土曜日に行われる

カラオケ大会にメイクをして

出ていいのだ。



白バッジはカラオケ大会には出られず

草むしり。



そしてカラオケ大会の日…

姫のことで白バッジに格下げされた

カヨも一緒に草むしり。



草むしりが終わり

部屋でテレビを見ていると

吾郎がタレントの西川晴海と交際し

既に同居していると報じられ (゚o゚;;



「私、騙されているのかな。」


「会ったこともない女の人に死ねとか

殺すとか考えます?

考えない、考えない。

捨てられたんだ私。やっぱそうか。」



パニック状態の姫。

部屋を飛び出し、吐いてしまう…



「妊娠してる?」とカヨ。

誰にも言わないで欲しいと姫。



そこへカヨに夫が面会に来たと…。

いよいよ夫、登場か?




女囚たちの歌う姿が怖い!

最後は泣きながらユーミンの

「卒業アルバム」を泣きながら熱唱。



相変わらず小ネタ満載で楽しい ♪

姐御の竜の彫り物の上には

ドラゴンボールが載っているらしい。



そして「ざんげ体操 第二」

背中を丸めて~ 

どうもすいませーん 

両手を合わせて~ 

生まれてすいませーん 

はい深呼吸…



吾郎が本物の悪人だとわかったが

まだ姫の為に復讐する気持ちが

わからない。

しかも先生が招集したなんて。



次は明かされていく女囚たちの

悲しい過去…

カヨの時みたいに又泣かされるかも。


監獄のお姫さま 火曜22時 TBS


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