2017年11月25日土曜日

「陸王」第5話のあらすじと感想:陸王を脱いだ茂木!大企業が牙を剥いた ~倒 産を救う息子の絆

茂木の決断に涙!




池井戸潤の原作を「半沢直樹」

「下町ロケット」でお馴染みの

八津弘幸が脚本。



足袋作りの老舗が会社の存続を賭けて

ランニングシューズの開発に挑戦する

お得意の企業再生ストーリー。




創業100年、老舗足袋屋「こはぜ屋」

四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は

メインバンクである埼玉中央銀行の

坂本(風間俊介)から

新規事業を始めるよう勧められ

足袋づくりの技術を活かした

ランニングシューズ『陸王』の開発を

スタート。



ソールは良くなったが

アッパーが気になると茂木(竹内涼真)。



薄手で軽いのはいいが

不安定というか走っているときに

グラつく感じがするという。



こんな風にプロから直接感想が

聞けるなんて、素晴らしい進歩だ。



次のレースまでに改良すると紘一。

でもトライアルレースがあんな結果

だったから、ニューイヤー駅伝には

選ばれないかもしれないと茂木。



「でも俺は

お前はいい走りをしたと思ってるよ」

と村野(市川右團次)。

紘一も同感だと頷く。



次の課題はアッパー…

村野はつてのある繊維メーカーに

問い合わせたが、試作段階の少ない

ロットでは受注できないと言われたと



以前、繊維関係を担当していた

大橋(馬場徹)に相談してみてはと坂本。



あいつにか…(-。-;



銀行は『陸王』に反対してるんだから

期待しない方がいいと大地(山崎賢人)。



せっかく言ってくれてるのに何だと

親子喧嘩が始まりそうになるが…



村野に「率直に聞くが『陸王』はR2に

勝てると思うかい?」

と顧問の飯山(寺尾聰)。



グッジョブ!(^_^)v



「私はアトランティスに

どんな技術があるか

嫌というほどよくわかっています。

それでも私はここにいる。」



「いい答えだ。」



むしろここからが本当のシューズ開発



「また時間もお金も掛かるって

ことですか…」と玄さん(志賀廣太郎)。



まだ過去に囚われているのか…



心配した通り

シューズの開発費が嵩み過ぎ

このままでは足袋の利益を侵食する

事態に追い込まれ

2,3カ月は様子をみるが

改善されなければ覚悟をするよう

銀行から釘を刺される玄さん (-_-;) 



「自業自得や。

さっさと切り捨てろ。」

と耳打ちする家長支店長(桂雀々)。



後で吠え面かくのはお前だ。



社に戻り、直ぐに『陸王』を商品化

出来ないなら、開発をきっぱり

諦めるべきだと紘一に進言する。



ここまできて?



「今ここで諦めたら

親父のやったことと同じでしょ。」


「それでもこはぜ屋は残ります。」


「今のこはぜ屋は泥船だ!

いつか沈むとわかっているのに

何にもしない船長がどこにいる!


乗組員たちと力を合わせて

生き残る方法を探して努力するのが

当たり前じゃないか!」


「船を早く沈めることに

なってもですか?」



少しでも長く残しておきたい玄さん。

点滴打ちながら延命されて

そこに何の意味があるのだろうか?



「私にとってこはぜ屋は足袋屋です。

シューズメーカーじゃない!」



ずっと支えてきてくれて

感謝もあれば敬意も表するけど

あなたの会社じゃないし

あなただけの会社じゃないから…



確かに引き際を見定めるのは

大事だけど、今じゃない!




定期も崩し、『陸王』も上手く

いかなかったら又苦労を掛けてしまう

と妻・美枝子(檀ふみ)に謝る紘一。



「今さら何言ってるの

これまで楽したことなんか

一遍もなかったわよ。」と笑われ…



「でもその度に頑張って

乗り越えてきたんだし

今やってることが全て

無駄になるわけじゃない。

いつか役に立つ時もあるわよ。」



その言葉で思いついたのが

逆転の発想。




シルクレイを使った地下足袋を作る。



全員賛成!

少し価格を高めにして

差別化を図ろうと玄さん♪



一か月後、『足軽大将』と命名された

新しい地下足袋を発売する。



まず300足を店頭に並べたが

1000足の追加発注が!

口コミで一度に20足売れたのだ。



その後も次々と追加注文を受け、

販売店も増えていく。



地下足袋としては異例の売れ行きで

こはぜ屋を代表する商品となった。




「これで『陸王』続けてもいいよな」

『陸王』に挑戦してなかったら

この成功は無かったと玄さん。

「あがいてみるもんですな」




一方、小原(ピエール瀧)から

茂木のサポートを取り戻せと

命じられた佐山(小藪千豊)は

いやらしく茂木に声をかける (-。-;



 「約束通りもう一度アトランティスの

シューズ履いてもらうことにしたから

新しいR2、是非試してみてくれ。」



え?他に言うことない?

厚顔無恥なの?



「よくそんなことが言えますね。」



ですよね~。



お互いに行き違いが

あったかもしれないが

又アトランティスからサポートして

もらえるんだから

悪い話ではないだろと (-。-;



「俺にはもう

履くシューズがあるんで」



よく言った (^^)v



 『足軽大将』の売れ行きに驚く大橋。

「ランニングシューズは

どうしたんです?」



もちろんそれもやっているから

繊維メーカーを教えてもらえないかと

紘一。



「少なくとも坂本さんなら

そうしてくれましたよ。」


「私は坂本とは違います。

銀行員として見るべきは

数字に表れる結果と実績だと

信じてます。」



そういう意味でこの売り上げは

評価に値するから運転資金に関して

稟議にかけさせてもらうと。



ただのいけ好かない野郎だと

思っていたが…(^_^;)




そんな中ベテランの冨久子(庄司照枝)が

倒れてしまう (>_<)



 代わりが見つからないと生産が

追い付かない。



機械ではなく手作業だから

簡単ではないのだ…



美咲(吉谷彩子)に白羽の矢を立てる

紘一。



自信がないというが

冨久子に仕事を教わって来た愛弟子

みたいなものだろと。



「あんたなら出来るよ。」


「みんなで力を合わせて

冨久子さん安心してあげよう。」



…本当にいい職場 (^^♪ 



「やってみます!」と美咲。




これだけの売り上げが見込める以上

増加運転資金としての融資なら

問題ないかと支店長に掛け合う大橋。



しかし、いくらヒットしたとはいえ

足袋製造そのものが衰退事業で

一過性のものではないかと。



どうしろというんだ?(−_−#)



それを考慮した上で3千万の融資なら

売り上げ予測に見合ったリスクも

少ない額かと食い下がると…



今回は融資するにして

本当にリスクがないかを調査し

少しでも問題があったら中止しろと

支店長。



大橋が変わってきた。




納品の日に面接があるから

立ち合えなくなったと飯山に

報告する大地。



「まだそんなことしてるのか?」



そうするしかないから仕方ないと

答えると



「どこ受けるんだ?」



大手企業・サクラダフーズの総合職。

背を向ける飯山。



「言いたいことはわかりますよ、

そんなことやる為に

工学部を出たのかって。」



選り好みは出来ない、

今の段階ではベストだと。



「そうかい、ふーん、勿体ねえな。」



それ以上何も言わない…。



シルクレイの製造機械の電源を

落とす時に警告が (゚o゚;;

翌日細かく点検してみるかと飯山。



「この機械の設計図って

見せてもらえないですかね?」



この機械を作れるのは自分だけで

設計図は自分の魂だからダメだと。




工場を出たところで二人組に

襲われる飯山 (゚o゚;;

気づいた大地が止めに入ろうとするが



「来るな!」

そして「大地、すまねえ。」…



骨折と打撲で3週間の入院が必要。

命に別条がなくて良かった。



以前お金を借りたシステム金融の人に

やられたんだと思うと

素子(キムラ緑子)。

本当に申し訳ないと頭を下げる。



飯山が居ないとシルクレイの製造は

無理…ウチの信用は丸潰れだと玄さん
(ー ー;)




「俺がやるよ」と大地。

多分、少し前から

付け狙われていたのだと。

会社を休んで隠れることも出来たのに

顧問はそうしなかった…



「やるしかないだろ。」

嬉しそうな紘一、あけみ(阿川佐和子)、

玄さん (*^^*) 



3日後…

『足軽大将』のソールは大地で

何とかなりそうだが

また製造機に警告が…。




そして大橋が融資出来ないと

伝えに来る…

理由は『足軽大将』の技術者が

二人も欠けたこと。



今月末の2千足の納品で必ず結果を

出すから、それをみてからに

して欲しいと紘一。



そうだ、その通り!

二人欠けたからって納品出来ないって

決まったわけじゃない。

早急過ぎませんか?(-_-メ) 




「茂木の走りはどうですか?」

陸上部顧問・城戸(音尾琢真)に

投げ掛ける村野。



ミッドフット着地も身についてきて

イイと♪ 



トライアルで茂木の走りを見て

他の選手も気合を入れ始め

誰を出してもいい結果が狙える状態。



「だが、茂木は特別だ。

私はそう思っている。

城戸さんも同じじゃないですか?」



苦しそうに俯く城戸。



「今回のメンバーだけは

わかりませんよ。

もう一人特別な奴が出そうなんでね」



平瀬(和田正人)だった。




茂木へのプレゼントして新型のR2を

用意し、何としても口説けと小原。




やはり警告を繰り返す製造機…

声を掛けてきた美咲に、

断ろうと思えば断れたのに

なぜ冨久子の代わりを引き受けたのか

と大地。



「初めてだったから。

人からあんなに必要とされたの。

感動しちゃって…。


でもやって良かったよ。

こはぜ屋に入って今が一番

充実している。」



そう、人は人の役に立っているという

『自覚』が大事。



「わからないことがあったら、

意地を張らずに直ぐ聞いてみるように

したの。

そしたら気も楽になっちゃったし。」



やはり素直が一番なんだね、

自然体でいると楽ちん (^^♪ 




大地から上手くいっていないと

メールがきて駆け付けようとする飯山


そんな体で行って何が出来るのと

止める素子に設計図を届けさせる。

「後は頼む」って。



さすが工学部出身、

少しづつ不具合の原因に近づいていく

…やっと原因の部品に辿りついた時、

自主退院したと飯山が現れる (^^;) 



大地の見立ては間違いなかった。

しかし、発注しようにも部品は

もう製造していない…

その為に来たんだよと飯山。



こはぜ屋のミシンと同じように

使えそうな部品はストックしていた。



「やっぱり部品は生命線ですか…」

と大地。


「だが勘違いするな、部品は所詮、

部品だ

本当に大事なのはそんな物じゃねえ」


「ノウハウですか?」


「人だよ。

絶対に代わりがねえのは

物じゃなくて人だ。

なあ大地、お前っていう人間は

この世にたった一人しかいねえんだぞ

代わりはいねえんだ。

だからもっと自分にプライド持て

ただの部品にはなるな。

会社の大小や肩書なんか

大した問題じゃねえ。


本当に大事なのは自分と自分の仕事に

どれだけ胸を張れるかだ。」


いい!

親ではない、人生の先輩から

こういうことを聞けるって

大きいと思う。



「そんな仕事

俺にも見つけられますかね?」


「もうとっくに

見つけてるんじゃなねえのか?」



笑顔がホント優しい…

でも、その直後倒れてしまう (゚o゚;;



無事だったから安心したが…

何であんないい人が

倒産してしまうのかと大地。

茂木と同じでどんなに努力したって

出来ないことってあるんだよ。



って大学卒業したくらいの年齢で

何がわかる?

人生達観するにはまだ早い。



「彼らのゴールを勝手に作るな。」

茂木も飯山もまだ走ってる途中だと

紘一。

「走り続けてる限り

まだ負けじゃない。


全力で頑張ってる人間が全ての勝負に

負けるとは、俺は思わない。


いつか必ず勝つ。

茂木選手も飯山さんも

そして大地お前もだ。」



涙を流す大地…最高の父親だ。



製造機の不具合も直り

抱き合って喜ぶ二人。



納品日…よく間に合わせたとあけみ。

そして面接に向かう大地。



納品に間に合ったかを見届ける為に

大橋がやって来る。



しかし機械が壊れる寸前に作った

製品のソールに亀裂が発覚する。



検品した時には問題なかったが

時間が経って不具合が

出てきたのだろう。



100足近くある (>_<)

大地に機械の操作方法を尋ねる紘一。

とりあえずメモをとるが…



「たとえ納品出来たとしても

品質に問題があったら

こはぜ屋さんの信用は

地に堕ちますよ。」と大橋 (ー ー;)



わかってるわい!



やはり上手くいかない…

「納品は18時と言ってましたが、

間に合うんですか?

察する限り、無理だ。」



融資担当で応援する立場のくせに、

何しに来てるんだ?

はっきり言って邪魔!



そこへ面接に行かず、戻って来る大地。



「俺がやるから。

絶対に間に合わせる!」



無事に出荷、完了。



亀裂が入った地下足袋が

積み上げられているのを見て

「いいんですか?

製品をこんなに粗末に扱って。」

と大橋。



「これは先ほど出た不良品です。」



大橋の見る限り

どこが悪いのかわからない。

ソールに1センチ位入っている筋が

悪いのだと玄さん。



「こんな細かい傷

一度履いたらわかりませんよ。」


「いや、これが百年守り続けてきた

こはぜ屋の品質、プライドです。」

誇らしげな玄さん。




一方、最新のR2と

こはぜ屋の信用情報調査報告書を

茂木に届ける佐山…



「君が期待 しているその足袋屋

もうすぐ潰れるで。」




数日後…ニューイヤー駅伝の

出場選手が発表される。

平瀬も茂木も入っていた。




稟議の結果、融資は2千万、

しかも半年の短期資金という形。

また今回のようなことが起こる

かもしれないというのが理由だと…



期間だけでも何とかならないかという

紘一たちに



「ならないものはならないんです!

…私の力不足です。

本当に申し訳ありませんでした。」

と誠意をもって頭を下げる大橋。



そしてアッパー素材について話したら

興味を示したと「タチバナラッセル」

という織物業社を紹介してくれる (゚o゚;;



「『陸王』に反対だったのでは?」


「あなた方が作業しているところ

初めて見ました。

こはぜ屋さんは将来性のある会社だと

銀行員としてそう判断しました。」



上司の顔色をみるただの小者かと

思っていたが

銀行員としてのプライドを持った

人物だったのだ。



更に「新しい『陸王』完成したら私、

買います。」



クソは支店長だけだった。



数日後、村野とタチバナラッセルを

訪ねる紘一。

その会社は縦編みの新技術で特許を

取得していた。



その特長は柔軟性と耐久性を

保ちながら通気性に優れているところ

しかも橘(木村祐一)は元々

ランニングシューズに興味があった。



「でも起業3年目のベンチャーなんて

大手メーカーからはどこも

相手にされなくてね。


だからウチの技術を必要だと

言ってくれて本当に嬉しかった。」



ウチの特許、活かして下さいと

逆に頭を下げられてしまう。




早速、茂木に報告に行く村野。

「こはぜ屋さんのアドバイザー、

どうして引き受けたんですか?」

報告書を見せ、いつ倒産しても

おかしくない状況だと。



藁をも掴む思いで茂木にすり寄って

きたのではないかと佐山から言われ…


「シューズの合う合わないは重要や。

そやけど倒産のリスクを抱えている

ような会社とサポート契約を結ぶのは

自分の首を締めるだけちゃうかな。

君とこはぜ屋ではミスマッチや。」



確かに『陸王』は素晴らしい。

でもそれを作る会社自体が

無くなったら全て無駄になってしまう
(>_<)



「それでも村野さんは『陸王』を

履くべきだと言い切れますか?」



新しいアッパーで四代目『陸王』が

完成した。

完璧だと村野。



喜ぶ社員たちに茂木のことを話す…

アトランティスと茂木に怒る社員たち


彼を責めることは出来ないと村野。

ランナーにとってどこのシューズを

履くかは、選手生命にも関わる

重大なこと。



「だから本当に納得のいく一足を

選択するのは

ランナーの当然の権利だ。」



自分たちと同じように

茂木も必死なのだ。



「人生賭けてるからな。」と大地。




新しいR2を履く茂木…

アトランティスのサポートの方が

安心出来るなら

そっちを選ぶべきだと平瀬。



情に流されて自分の気持ちを偽る

必要はないと。



「ただ怪我の再発だけは気をつけろよ

R2で大丈夫なのか?」



ニューイヤーを最後に引退すると平瀬

…限界が見えたのだと。



茂木と同じ怪我をし、いつ再発するか

ビクビクしながら走っていた。


だから茂木のことも心配していたが

トライアルでいとも簡単に追い抜かれ

もう追いつけないと悟ったのだ。



「でもこれでやっと吹っ切れる。

お前のおかげだ。ありがとな。

お前は俺の分まで走れ。

俺の夢はお前に預ける。」




村野、大地と共に茂木を訪ねる紘一。

R2を履いて走る姿にショックを受ける

『陸王』の完成品だけでも渡そうと

村野。



すんなり履いてくれて

「走ってみてもいいですか?」

走る茂木の顔が笑顔になっていく…



「何なんですか、この靴は。

こんなにも気持ちのいいシューズは

初めてなんですよ。

本当に最高のシューズだと思います。

でも俺はまだ…」



ショックじゃないと言ったら

嘘になるが、どんな決断をしても

自分たちは茂木裕人を応援すると

みんなで相談して決めたと紘一。



大地はみんなの応援メッセージが

書かれた足袋を渡す。



「どうしてこんなことを…

もし俺が『陸王』を履かなかったら

こはぜ屋さんにとっても

死活問題なんじゃないですか?」



こはぜ屋としては『陸王』を履く

茂木選手を支えたいし

それがビジネスになったら最高だが…



「例えそれが出来なかったとしても、

私たちと茂木選手の絆が

消えるわけではない。」



茂木がいたからこそ、ここまで

『陸王』を作り続けることが出来たと


「迷惑かもしれないけど、

俺たちはもう勝手に茂木選手を

仲間だと思っているから、

本当に納得のできる答えを

選んで欲しいんです。」



そして、これだけは言わせて下さいと

大地。



「確かにこはぜ屋は小さな足袋屋
 
かもしれません。


でも百年間技術を守り抜いてきた

諦めの悪い人たちばっかりなんです。


だからそう簡単には潰れません。

こはぜ屋を信じて下さい。」



お願いしますと頭を下げる。



今回がダメでも

いつか信頼してもらえる会社を作って

再挑戦させてもらいますと紘一。



残った村野は

「いいか、茂木。

悔いのない走りをしろ。

その為ならどっちのシューズを

履こうと俺たちは構わん。」




2018年元旦。

ニューイヤー駅伝、当日…



アジア工業の毛塚(佐野岳)が

茂木と同じ6区を走ることになる。



小原の差し金だった…。



「茂木は間違いなくR2を

履くんだろうな?」


頷く佐山。


「不屈のランナーの華麗な復活劇。

宿命のライバルとの激闘。

R2に相応しい最高の舞台じゃないか」



スタートを見届け

6区に移動する紘一たち。

もちろん社員たちも応援に来ていた。



そこへ小原と佐山が…

「お役にたってますかな?

ウチのお下がりシューフィッターは」



何と失礼な (-_-メ)



村野の姿を見て

「あー、来た来た。

やはりお前には田舎の足袋屋くらいが

分相応だったか。」(-_-メ)(-_-メ)



「村野さんに見限られたの、

あんた達の方だからね。」とあけみ。



もっと言ったれ!



茂木の応援に来てると知り

「ウチの選手を応援して頂けるとは」

サポート再開が決まり

今日もR2を履いてもらうことに

なっていると (−_−#)



そして選手たちが到着。

R2を履いてる茂木を見て

落胆するみんな…。



「いや、まだ終わってないかも。」

と大地。



視線の先には立ち止まり

足元を見る茂木の姿があった。



そして『陸王』に履き替える…

みんなと同じく涙が止まらない (;_;)



茂木の様子に小原たちも気づき

「ウチのR2を履くって言ったよな?」

と駆け寄る佐山。



「ええ、だから履いてギリギリまで

試してたんです。

自分にはどっちのシューズが

合っているか。」



「アトランティスより、

あんな吹けば飛ぶような足袋屋を

選ぶんか!」



「俺はただいいシューズを履きたい。

ただそれだけです。」



「ふざけるな!

そんなもん認めへんぞ!」



すると

「そこまでだ!

レースを前にした選手に

心無い言葉をかけるのはやめなさい」

と村野。



紘一も

「これ以上ウチのサポート選手の

邪魔をするのはやめて頂きたい!」



渋々立ち去る佐山。



「嬉しいです。

『陸王』を選んでもらって。」



「こんないいシューズを貰って

履かないわけにはいきませんよ。」



「わたし達こはぜ屋は

あなたを見捨てるようなことは

絶対にしない。約束します!

想いは一緒に走っているから。」



こはぜ屋と茂木選手の熱い絆に

心が震えた(≧∇≦)



茂木は毛塚に勝てるだろうか?

勝って欲しい!



爽やかな感動と、熱くなれるドラマ。

次が待ち遠しい〜(^o^)


陸王 日曜21時 TBS


0 件のコメント:

コメントを投稿