2017年11月14日火曜日

「明日の約束」第4話の感想:愛情という母の攻撃…悪者を裁くのは誰

ネットで叩かれる時代…怖い (-。-;





高校のスクールカウンセラー

藍沢日向(井上真央)が

不登校の男子生徒

吉岡圭吾(遠藤健慎)の

突然の死の真相を

究明していくヒューマンミステリー。




本庄和彦(工藤阿須加)を呼び出した

日向は

「もうお母さんに会わないで。

最低の母親だから。」



小学生の頃、自分の持ち物を全部

尚子(手塚理美)が選んでいた。

欲しかった物、好きな物を

全て貶された。



中学生の時はオシャレ禁止で

女ぶってイヤらしい、男に色目遣う

つもりだろうって

同級生の男の子と話すのもダメ。



高校生になると進学も就職も勝手に

決められそうになり…



「毎日オドオド、ビクビクしてた。

あの人はいつ怒り出すか

わからないから。


そのせいで人と話すのが怖かった。

みんなが私のこと嫌いなんだって

あの人が言うから私もそう思ってた」



母親なのに、何故そんなことを?



猛勉強して大学に入り、親元を離れ…

自分を変えたくて必死だった。

心理学を専攻したのも最初は自分の為

「でも、今でも私は…」

座り込んでしまう (>_<)



「何で一緒に暮らしてるの?

そんなに辛いなら何で?」



そこへ霧島(及川光博)から

辻(神尾佑)が襲われ、重傷を負ったと

電話が入る。



報道を見た愉快犯の仕業かもしれない

から

未だ外なら急いで帰宅するようにと。




翌日、職員たちに報告する

轟校長(羽場裕一)。



警察としては、知人や友人、

職場の関係者、又は生徒も含めた

怨恨の可能性があるとみている。



報道で体罰教師のレッテルが貼られて

いるから

報復ではないかという考えらしい。



とりあえず生徒には

伏せておくようにと。



犯人がジャックオランタンの扮装を

していたことから真紀子のことが

気になる霧島と日向だが

先ずは何かを隠している様子だった

バスケ部の長谷部大翔(金子大地)と

沢井勝(渡邊剣)の話を聞く

必要があると。



バスケ部の臨時顧問になった

北見(白洲迅)は

今度の大会に出られるよう

理事会の方でも働きかけることを

部員に報告。



キャプテンの大翔も

「ギリギリまで望みは捨てずに

今まで以上に練習を頑張っていくぞ」

とハッパをかける。



しっかりリーダーシップを

とってくれていて安心したと北見。



でもマネージャーの希美香(山口まゆ)は

逆に心配だと。




日向の元へ白井香澄(佐久間由衣)から

「さっきアップされた最新ニュース」

が送られてくる。



「激撮!部員のイジメ自殺疑惑で

揺れるバスケ部キャプテンの

校内暴力!」という記事だった (゚o゚;; 



動画はテレビでも取り上げられ

マスコミの取材は生徒にまで及ぶ…



「これからこういうことがずっと

続くのかな?

これって本当にウチらが

受けなきゃいけない罰なの?」

と圭吾のクラスの由依(夏子)。



更に辻が暴行を受けたことも報道され

この生徒が関与している可能性も

出てきたと。



動画を流した「週刊ワイド」に抗議に

向かう轟、北見そして日向。



守秘義務があるから動画の入手先は

答えられないと記者の小嶋(青柳翔)。

せめて動画を削除して欲しいと轟。



辻が襲われた時刻に夜道を走る大翔が

目撃されているし、今更削除しても

意味がないのではと小嶋。



イジメの主謀者として

大翔の個人情報が世の中に出回って

いるのだ (>_<) 



本当に怖い世の中!



生徒の人生が滅茶苦茶にされるかも

しれないのに責任を感じないのか?

と北見。



「あれ?自殺に追い詰められた

吉岡君は、人生そのものが

失くなっちゃったんですけど。」



誰が追い詰めたかなんてまだ何も

わかっていないから

決めつけるような考え方はやめて

欲しいと日向。



「なら疑いを晴らせばいい。」



話にならない (-。-; 



「デジタルタトゥー、

加害者の個人情報が曝されるのは

大昔罪人に入れ墨を入れたのと同じ

罪の証です。


だけどね、肝心なのはそれをやるのは

我々マスコミではなく

一般の人たちだってことですよ。



今は疑わしきは罰せられる時代だ。

間違いを犯した社会不適合者は

法律で裁けなくても抹殺出来る、

正義に充ち満ちた素晴らしい

社会じゃないですか。」



は〜? (-。-;




一方、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は

「鎌倉からイジメを根絶する会」の

顧問弁護士に相談に行く。



相変わらず英美里(竹内美紗)には

無関心。どうかしてる。



圭吾の家を訪れる香澄。

迎えたのは

久しぶりに学校へ行ったら

変に注目され早退した英美里。



水槽の中が仕切られていることに

気づく香澄に

別々に囲わないと共喰いするからと。



「ウチの家族みたい。

同じ水槽の中にいてもバラバラだし、

赤いの一匹居なくなったし。」



「いつから?」「さあ…」



圭吾の部屋を見せて欲しいというと

勝手に入るとバレるから止めた方が

いいよと…



そして父親の正孝(近江谷太朗)は

浮気をしていた (>_<)




バスケ部にとって大事な時期だからと

登校する大翔に

俺も学校もお前の味方だからと北見。



日向は、話したいことがあるなら

いつでも聞かせて欲しいと…



「一人で抱え込んでると

どんどん苦しくなっちゃうから。」


「苦しくていいんです、俺は。」




帰宅すると尚子が日向の部屋に居た。

内緒で和彦に会いに行ったことを

謝ろうと思ってと…



もういいから一人にして言うと

「いい加減にしなさいよ!」

と怒鳴り出す (-。-; 



今度は謝れと責めてくる。

黙っている日向に

「あんたのそういうとこ、

死んだお父さんも嫌がってたわ。」


「お父さん関係ないでしょ。

昔からそうだよね、

おばあちゃんが言ってたとか

近所の人が言ってたとか

怒るなら自分の言葉で言ってよ。


いくらでも聞くからハッキリ言って。

その腕のことだって…」



笑い出す尚子。

そして部屋を出て行く。



高校生の時に日向のせいで

怪我をしたのだ。

でもそのことで日向を

責めたことはない…



“責めてくれたら多分、

私はもっと楽になれるのに…”




辻の見舞いに行き

大翔たちのことを尋ねるが

何も気づかなかったと。



バスケ部を強くする為に

この学校に呼ばれたから

それ以外のことは

どうでもよかったのだと…



「自殺なんてされなければ

例えトラブルがあっても

見て見ぬふりをしていたと思う。


俺のそういう姿勢が吉岡を追い詰めて

死なせたんだ。」



だから責任をとって辞めた。



「俺は吉岡の死に関して

クロなんだよ。」




ネットでの中傷も激しくなり

とうとう学校を休む大翔。




そんなある日真紀子が弁護士を伴い

学校を訪ねて来る…



勝の姿を見つけ

「久しぶりね、どう?

圭吾が居なくなったバスケ部は

楽しい?」



怖い (-。-; 



対応する轟、霧島、北見、日向…

抗議をしに来たのだと弁護士。



生徒を死に追いやっておきながら

問題のある教師を退職もさせず

暴力行為をする生徒に適切な指導も

しないのは、常軌を逸している。

しかも正式な謝罪もしていないと。



何が起きたか調査中で

原因が明確にならない以上

謝罪は出来ないと答えると



「そうやって学校は直ぐ

隠蔽しますからね。」



悪気はなかった、ふざけていただけ、

挙句に家庭に問題があったと

責任転嫁をすると。



大翔から直接話が聞きたいと要求され

まだ何もハッキリしていないのに

報道のせいで彼は日常生活に

支障をきたしていると北見。



「ハッキリしていることは

一つありますよ。

長谷部君は非行少年です。」

と真紀子。



圭吾の部屋で、止めるのも聞かず

タバコを吸っていたというのだ。




その頃、警官の姿を見てタバコを吸う

大翔…

更に辻を襲ったのは自分で

後輩を自殺させたのも自分だと。



大翔が任意同行されたと連絡を受け

北見と一緒に駆けつけようとする

日向の元へ希美香と勝が…



知っていること全部話しますと勝。

そして真紀子の言った通り

圭吾の部屋で大翔がタバコを吸った

ことを話す。



その後二人は大翔の無実を証明する為

大翔が毎晩練習している公園へ向かう




警察で日向は、本人と話がしたいと

掛け合うが相手にされず…

そこへ犯行時間に練習をしていた

証拠の動画を持って来る希美香たち。



動画でピンチになったのに、

動画に救われるなんてウケると大翔。



そして大翔と二人で話す日向…

二人の前だけでは

タバコを吸っていたが

圭吾の部屋で吸った翌日



「タバコのこと先生にバラします。

そしたら先輩、

バスケ続けられないですよね?」



それが嫌なら

自分をベンチ入りさせろと

脅されたというのだ (゚o゚;; 



どうやら真紀子は圭吾の部屋を

盗聴していたようだ…(ー ー;) 



そういえば1話で大翔にメッセージを

送る圭吾の肩に手を乗せ

画面を後ろから除き込んでいたっけ。



おそらく真紀子の指示だったのだろう

…でも何故、言うことを訊く?

嘘をついて誤魔化すことは

無理だったのか?



「明日の約束 ママが怒った時には

すぐにごめんなさいと言う。

必ず守るように。

ママは日向が大好きです。」



次回も圭吾の別の顔が…

まだまだ真相には程遠い。



でもマスコミやネットなど

ホント嫌な世の中になってしまった。



小嶋の言葉を聞いていると

憂鬱になる (-。-; 



そして真紀子や尚子の姿にも…



こんな家族なら

いない方が幸せな気がするのは

私だけではないと思う (-。-; 

家族って何なのか…



明日の約束 火曜21時 フジテレビ


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