2017年11月27日月曜日

「明日の約束」第6話のあらすじと感想:疑惑の母に問う真実…結婚で変える未来

襲撃犯の悲しい正体…



高校のスクールカウンセラー

藍沢日向(井上真央)が

不登校の男子生徒

吉岡圭吾(遠藤健慎)の

突然の死の真相を

究明していくヒューマンミステリー。




二人だけで話がしたいという圭吾の

母・真紀子(仲間由紀恵)と

相談室で向かい合う日向…



「藍沢先生もいずれはご結婚されて

子どもを持つ日がくるんでしょうね」



「わかりません。」



「わかって欲しいんです。」



子どもを持てばきっと自分の気持ちが

わかる筈だと…



「母親にとって子どもの存在は

人生の全てです。


それを奪われた苦しみや辛さは

子を持つ親にならないと

理解できません。」



ここに来たのは、録音は圭吾の意思で

したものなのかと聞かれたから。

何か誤解しているのではないかと

思ったからだという。



圭吾の携帯の管理について尋ねると

「不登校になってからは

私が預かっていました。

バスケ部の先輩から連絡がくるのが

怖いからって。」



そして亡くなった日に送られた

メッセージのことを聞くと



「私が送りました。

それが圭吾の本当の気持ちだからです

…あの子は遺書を残さなかった。


誰のことも責めず

理由も言わずに命を絶ちました。


あの子のことを一番理解している私が

気持ちを代弁して

何がいけないんです?」



「例え親子でも気持ちを100%理解する

ことは出来ないと思います。」



そうだ、そうだ!

人のことはわからないのが当然。


とにかくこの母、

人の話を最後まで聞かない。

何度も言葉を被せてくる。


そんな人間が例え自分の子どもでも、

理解できてる訳ない。



「あなたがあの子の気持ちを

乱したんです。」



家出した日

体育館で何をしていたのか

日向に何を話したのか教えろと。



「先生のこと好きになりました」

言われたことは絶対に言えない…



「お答えできません。

圭吾くんのプライバシーに

関わることですから。」



「あの子はもう死んだのに…

ふざけないで下さい!」



本当は心当たりがあるのではないか、

死なせた負い目があるのではないかと

詰め寄る。



しかし、取り乱したことを謝り

今日はこれでと帰って行く。



何が彼女を止めたのか?



ただ最後に

訴える準備はすっかり整っているから

覚悟しておくようにとひと言。




大宮(新川優愛)から

長谷部大翔(金子大地)が襲われたと

連絡を受け、病院に駆けつける日向。



警察は辻(神尾佑)を襲ったのと

同一犯の可能性が高いと。



一緒にいた増田希美香(山口まゆ)は

犯人の姿を見たという。

痩せた背の高い女の人…。



やはり香澄(佐久間由衣)だろう。



ネットに曝された後、襲撃される…

圭吾のクラスにも動揺が走る。



「そろそろケジメつけたくない?」

と上野由依(夏子)。



田所那美(井頭愛海)はクラス全員で

圭吾の家にお焼香に行かないかと

提案する。



担任の霧島(及川光博)は学校側として

思い留まるよう指導すると

日向に報告する。




犯人が女性なら

愉快犯の可能性は低いと大宮。

女が男を襲うのはリスクが高いから、

強い意志がないと出来ないという。




校内での実態調査の報告書が出来たと

轟校長(羽場裕一)。



「学校内で生徒間のトラブルは

あったが、自殺に直結するものとは

認定できない。」という内容。



相手から訴えられるのは

間違いないだろうと霧島。



校長も「はい、そうなります。

勝敗に関係なく、

私や藍沢先生の立場は

厳しいかもしれません。」



理事会の意向に反して、

大翔の処分に反対したからだ。




香澄のことが気になる日向。

連絡が欲しいとメッセージを送るが…

返事はこない。

彼女の高一の時の担任は霧島だった。




そんな中、本庄和彦(工藤阿須加)から

結婚を申し込まれたことを

尚子(手塚理美)にも報告する。



喜ぶ尚子…



“怒らないことはわかっていた。

母は自分の決めた理想から

私がはみ出さなければ

怒らない人だから。


私の結婚相手としてカズは

あの人の理想からはみ出してなかった

…ただそれだけのことなんだ。”




翌朝、那美から相談を受ける日向。



気持ちはわかるけど、今は難しい。

もう少し落ち着いてからでないと…

納得する那美。



「でもそうやって

前を向こうとするのは

すごくいいことだと思う。」



すると以前話したウサギの話を始め…

自分は彼がそんなことする人だと

思えないから、信じてなかったが、

でも「汚れているから。」

と圭吾が言っていたというのだ。



いつ頃のことか尋ねると



「去年の10月くらいです。

うさぎがいなくなった後、

吉岡君が家出したって

話題になってたから。」




圭吾の中学を訪ねる日向。

在学中は母親のことで色々あったと

当時の担任はいう。



何かある度に学校へ乗り込んできて

対応に追われていたのだ。



本人はもう諦めている感じで

母親が連れて帰ることも度々あったが

反抗もせず従っていた。



扱いの難しい親で

あと3年は続くと身構えていたが

娘のことについては拍子抜けする位

何も言ってこないのだと…。



うさぎ小屋の前で英美里(竹内愛紗)から

声を掛けられる。



圭吾の話を少し聞かせてもらえないか

というと

「うさぎ、お兄ちゃんが殺したと

思ってるんでしょ?

みんな噂してるし

私もそう思ってる。」


「どうして?」


「自由になりたかったから。」


「自由に?」



授業開始のチャイムが鳴り

その先は聞けず…。




大翔のお見舞いに行く沢井勝(渡邊剣)と

希美香。

スッキリした顔をしている大翔に

納得がいかないというと



「圭吾のこと考えると

これくらい仕方ねえかなって。」



動画を撮った渡辺純也(堀家一希)が

言っていたことを覚えているかと勝。



動画を撮った次の日の体育の時間に

おそらく盗まれた、

スマホを手放したのは

その時だけだからと言っていたが


その時間にトイレに行き

教室に人がいるのを見た生徒が

いたのだ。

それは霧島と日向…



確か霧島が教室でぼんやりしている

ところへ日向が声を掛けたのだ。

やっぱり怪しい (-。-;




今度は圭吾の父・正孝(近江谷太朗)に

近づく小嶋(青柳翔)。



夫婦は別居状態で浮気して…

地元の名士である妻の実家から

援助も随分受けていることまで

調べあげていた。



ゆするつもりはないが

「どうもこの事件に心惹かれましてね

息子さんが亡くなった理由を

どうしても知りたくなりまして。」



俯く正彦。



高二の担任だった宮崎(馬渕英里何)の

前に現れる香澄…

宮崎は日向に相談する。



イジメに関しては本当にあったかは

わからない、担任だった霧島も

一部の生徒とトラブルはあったが

イジメとまでは言えないと思うと…



家庭にも問題があったらしい。

父親が病気で入院し

継母とは折り合いが悪かった。



教室で自殺未遂をしたのに

騒ぎにならなかったのは

継母が事を荒立てたくないと

言い張ったから。



「個人的にはうやむやになんか

したくなかったけどね。


でも私立の教員なんて

事なかれ主義でないと睨まれるし。


その後も何度も勝手に

家庭訪問したのよ。」



意外そうに見つめる日向。



香澄は問題を抱えているようで

圭吾のことを色々聞いてきて

切羽詰まっている感じだったと…。



日向のことを信用している

口ぶりだったから

悩みを聞いてあげて欲しいと宮崎。



そして去年、歩道橋から高校生が

落ちたという事故…

望月という女子生徒で

多分香澄をいじめていた。



誰かに突き落とされたと言っていて

香澄が疑われたが

その時間バイトをしていたことが

わかったのだ。




そして「母親が悪い 母親が悪い」

とネットに書き込む誰か…



男の手に見えるから霧島?




週末、和彦の実家に招待される日向。

和彦は昔から要領がよく

兄と違って手が掛からなかったと母。



兄がいたと驚く日向に

「11年前に事故で亡くなったの。」



帰り道、兄のことを嫌いだったのかと

尋ねると

「ウチの兄貴、荒れてたんだ。

長男だからって親に期待されて

でも応えられなくて。」



その分次男だから

伸び伸びやれていたと。



日向が結婚に対して前向きにならない

気がして焦っていたのは

尚子のことを聞いたからだった。



自分が間に入って仲直りをさせて

あげられないかと考えていた。



疑う訳じゃないが、尚子のことを悪く

受け止め過ぎだと思うと。



「ウチの母親の左手、

あれ私のせいなんだ。」



高三の時、神社の階段から落ちたと…

先に落ちそうになった日向を庇った母


「別に日向は悪くないでしょ、

お母さんは日向を守ろうとしただけ

なんだから。」



「悪いよ。

あの人が入院している間に

志望校変えて家を出てきた娘だもん。

それに…」



口を閉ざしてしまう。

故意にやったのだった (>_<)



尚子とのこと、自分も力になるから

少しづつ関係を直していこうと

「両方の親に心の底から

祝福してもらえる結婚に

したいからさ。」


「ありがとう。」




一方「鎌倉からイジメを根絶する会」

の顧問弁護士と訴訟の相談をする

真紀子。



訴えるのは学校より個人の方が

勝算が高いという。



バスケ部のキャプテンについては特に

…後は校長とバスケ部の顧問。



担任の霧島もお願いしますと真紀子。

「あの方も問題が多いようですから」



前に勤めていた学校で

何かあったらしい。

夫の職業柄、教師のことを

色々知ることが出来るのだと。



更に日向のことも訴えて欲しいと。

「彼女も圭吾を殺した人間の

一人ですから。」



ネットの中傷を目にするスタッフ…

真紀子の毒親ぶりが書かれていた。




ラインから香澄が退出したことに

気づき、電話をするが留守電…。



バイト先を訪ねると、今日で辞めたと

…ようやく電話が繋がる。



「今どこに居るの?」

「すぐ傍だよ。」

歩道橋の上に立つ香澄。



「来ないで。そこで話して。」



日向は、圭吾が家出したのと同じ日に

望月という生徒がこの階段で

大けがをしたことを話し

「吉岡くんのおかげって

そういう意味でしょ?」



「本当は自分でやろうと思ってた。」

学校を辞め、バイトして取り合えず

生きていたがスッキリしない気持ちは

ずっとあった…。



イジメてた奴、殺して

自分も死のうと。



そんな時に偶然、圭吾に会って

「香澄姉ちゃんが汚れることないよ。

僕がやるから。」と言われた。


「何であんたが?」


「僕がそうしたいから。

その方がいいんだ。」



…「だから今度は私が汚れる番なの」


やはり香澄だった。


「ごめんね、日向先生。

でも、もう止まらない。」


「一緒に警察に…」


「ダメだよ、私まだやることあるから

…あと一人。絶対に…」


走り出す香澄。

後を追うが見失ってしまう (>_<) 




あと一人…真紀子?霧島?

…純也ではないだろう。



「明日の約束 10歳の日向へ」

出た~!(^◇^;)

“11月5日、

今日はママに一度も怒られない

偉い日向でしたね。


ママの言うことを素直に聞く日向を

見ていると、とても嬉しいです。


明日の約束

「今日よりもっと、

ママの理想の娘になる」


必ず守るように。

ママは日向が大好きです。”



ああ、何て自己中なんだろう (-_-;) 




霧島の過去が気になるし

正彦が小嶋に何を話したかも。



仲間由紀恵の静かな威圧感が怖い。

夫との関係が上手くいっていないから

息子に対して異常な愛情が

芽生えたのだろう。



母親の気持ちを

わかって欲しいというが

娘に対しては何の関心も示さない、

そういう意味でも真紀子に

母親を語る資格はないと思う。



尚子にしても、悲しいかな、

今さら毒親が変わるとは思えない。



縁を切るわけにもいかないから

適当に距離をとって

無視するしかないのでは…。


明日の約束 火曜21時 フジテレビ




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