2017年11月23日木曜日

「民衆の敵」第4話の感想:政治の壁なんてくそ食らえ!新米議員たちの結束

嵐の前の静けさ?犬崎に不吉な予感…


仕事をクビになった中卒の主婦

佐藤智子(篠原涼子)が

市議会議員になって活躍する姿を描く

市政エンターテイメント。




公約の通りニューポートの建設を

白紙に戻すとにしたと発表する

河原田晶子市長(余貴美子)。



必要のないところに必要のないものを

作ろうとするから

市民も反対していたのだと語る。



既に議会で可決されたことを覆すのは

市長の独断専行だという声があると

記者から言われ



「民意が反映されていない議会ならば

正さなければならない。

それも市長の仕事だと思っています」



ホントその通り!



ただ議会運営に対する越権行為が度を

越しているという批判も上がっていた



平田和美(石田ゆり子)が勤める新聞社で

今回の決定に対し

「この突然の独断ともいえる決定に

市民からも反発の声があがりそうだ」

と書かれた記事が掲載される。



こういう書き方は

読者が反発するよう誘導することに

なるからタブーなのだが…

実はその一文だけ後から付け足された

ものだった。



市長と対立する犬崎(古田新太)派の

仕業か?




市議会からの初給与は603,470円!

喜ぶ公平(田中圭)と智子。

夕飯は焼肉♪



「こんな贅沢ばかり

してられないんじゃないの?

来年の税金、すっごく高くなるよ。」

と和美。



「これだけのお給料を貰うんだから

議員としてそれなりのこと

しないとね。」と公平。



その通りだ!

不倫とか不正とか勘弁して欲しい (-_-;) 



そして今回の建設中止について

犬崎がおとなし過ぎることが

気になると和美。



実際、口では市長の意見を尊重すると

言っているが

腹の中は煮えくり返っていた。



更に新聞には

「可愛すぎる新人市議、奮闘中」

という小出未亜(前田敦子)の記事も

掲載されていた。



実態はわからないが

ネット上で大活躍している (^_^;)



市長派の新人議員、岡本遼(千葉雄大)の

後を何故か尾ける未亜。

でも直ぐに見つかってしまい…



実は中学の後輩だったというが

岡本の方には見覚えがない。

バスケ部のスターだった岡本は

店が潰れ、夜逃げしたのだ。



ランチをしようと商店街に向かうが

目当ての店「アザレア」は

閉まっていて仕方なくファミレスへ…



そこには商店街のおばちゃん達がいた

…店を休んで朝から居るらしい。



店を開けてるだけで逆に

損をしてしまうというのだ。



「商店街を復活させると公約したから

応援してくれたんでしょ?」と岡本。



頑張ってる遼ちゃんが可愛いからで、

子どもが店を継ぐ訳じゃないしと

おばちゃん達 (^^;) 




一方、幸せにすると約束した

一馬(渋谷謙人)の元を訪れる智子。



「することが無いなら働いてみよう」

「働く?何の為にですか?

人って誰かの為に

生きるものじゃないんですかね?」



自分がすることを喜んでくれる人が

誰一人いないという。

5年間一人で母親の介護をしてきた

一馬…介護が辛かったわけではないが

自分だけ周りから取り残されている

ように感じたと。



「偉いと思う、若くて遊びたいのに。

だから偉いついでにウジウジするのは

止めよう。


仕方なく介護してたわけじゃなく

お母さんの為だったんでしょ?


自分で決めたことは誇りを持とう。

誇りを持って生きていこう。」



「気持ちいいんでしょうね、

人に説教するのは。」



自己嫌悪に陥る智子。



研修室でみんなに訴えるが

あまり立ち入らない方がいいと思うと

藤堂誠(高橋一生)。



何もすることがないからって

何もしないのはダメだと智子。



するとファミレスにもそういう

おばさん達が沢山いたと未亜。



こっちは子どもをみて欲しいと

泣きつかれているのに上手くいかない

もんだと園田龍太郎(斎藤司)。




「一緒にしちゃえばいいんじゃん!」

暇な人たちに子どもをみてもらえば

いいと智子。



商店街で子育て支援してもらえないか

おばちゃん達に掛け合いに行く。



簡単に引き受けてくれたことに驚く

新人議員たち。



おばちゃん達は自分たちの小さい頃は

そんなの当たり前だったという。

更に「子ども食堂」をやりたいと

言い出し、

宿題とかも助けてあげようかと…



「いいアイディアだと思います。

経済格差がそのまま子どもの

学力格差に繋がっているとう

統計もありますから。」と誠。



意味がわからず唖然とするみんな(^◇^;)




最後の一文を加えたのが誰なのか

調査する和美。

局長より上から圧力が掛かったと知り

「公正な報道なんて出来ない」と憤る
(−_−#)




研修室に戻った智子たち。

「いつから始める?」

まずは予算案を申請。

子どもが絡んでいるから条例も制定。

ただ決議を提出しても新人議員だから

取り上げてもらえないだろうと…



半年はみておいた方がいいと岡本(゚o゚;;



商店街の善意に頼り

こじんまりと子どもの食堂をするなら

今すぐ出来るが

自分たち議員が関わった以上

食堂一つで終わらせないで

もっと広く持続性のある活動に

していくべきだというのだ。



犬崎に頼んでみようという未亜に対し

頼むなら市長だと岡本。



犬崎派3人に対し市長派1人だから

犬崎に頼むべきだと…揉める二人。



意味がわからない智子に

「二つの対立する勢力が一緒に

何かしようなんて、起こる訳がない。

それが政治だ。」と園田。



「要らなくない?そんな政治。

いらないだろ。」



でも結局智子だって綺麗ごとじゃ

何も出来ないってわかったから

犬崎派に入ったのだろうと未亜 (-。-;



結局、元々商店街の活性化は

岡本の公約だから、市長派に譲ると。

園田も誠も岡本に任せると、解散…。



子ども食堂だけでも先に始めたいと

いうが、誰も相手にしてくれない。



「急がば回れ。

教えてくれる人

誰もいなかったんですか?」と誠。



帰宅して公平と和美に

「子ども食堂始めるから。」と宣言。



智子の住む団地前に車を止める犬崎…

何をしようとしているのか?



ツイッターでも宣言し

準備に走り回る智子。

目先のことしか見えないからと

心配する公平を

「それがいい方へいく時もあるし」と

励ます和美。




再び一馬を訪ね

「子ども食堂」へ連れて行く智子。



“ひとりでいる君へ

学校へ行くのがどうしようもなく

辛かったら、ここへおいでよ

ひとりで悩んでないで、ここへおいで

一緒にあったかいご飯を食べよう


おしゃべりしてもしなくてもいいよ

ただひとりでいないで

みんなでいようよ”



そんなチラシ配りを手伝う一馬。

かのんが見つけて、駆け寄って来る♪



そして、かのんを連れて食堂へ

食堂も手伝い始める (^o^)



市長の秘書の望月(細田善彦)も

差し入れを持って手伝いに来る。



商店街のみんなも

子ども達の声がするっていいもんだ

こんな賑やかな商店街、何年ぶりかな

と嬉しそう (#^.^#)



記念式典で挨拶をする誠を

見かける莉子(今田美桜)。

渡辺さんの正体に気づいただろう…

次に呼ばれた時、どうする?




食堂は大盛況で、手伝って欲しいと

誠に頼むが

父親に会いに東京へ行くからと

断れてしまう。



そんな智子に

「あんまり無理するなよ、

何かあったらいつでも来い。」

と犬崎。



やはり何か企んでいるようだ (ー ー;)



一方、市長から何故手伝わないのか

訊かれる岡本。

決議案の準備をしていると答えると



「岡本君は賛成なの、反対なの?

賛成なら思いっきり

やっちゃいなさいよ。」


既存の政治家の枠に囚われていたら

つまらない

何かあったら責任はとると。



器の大きな市長だ (#^.^#)



なのに自分のやり方でやらせて欲しい

と…そこへ商店街から呼び出しが(゚o゚;;



人手が足らず入れない子ども達で溢れ

文句を言う母親たちの対応に追われる

智子。



母親たち、何か勘違いしてない?



「皆さん、申し訳ありません。

もうこれ以上、続けられません!」

頭を下げる岡本。



勝手なことを言わないでという智子に



「勝手なのはどっちですか?

もうこれ以上、商店街の人に迷惑を

かけないで下さい。


あなたがやってることは子どもの

文化祭と一緒なんですよ。

祭りで終わらせちゃ意味ないだろ!」



ようやく和美から渡された切り抜きを

読む智子…


広がる「こども食堂」その成果と課題



材料費など金銭的な行き詰まり以上に

問題になってくるのが人材の確保だ。

ボランティアだけでは継続が難しいと

書かれていた。



「予言かよ…」



渡された時に直ぐに読むべきだったと

反省する智子 (ー ー;)



「あおば市の商店街の活性化に関する

決議」の準備を進める岡本。

差し入れを持って未亜がやって来る。



岡本が中学時代に書いた文集を読んだ

ことがあると…そこには

「この街を飛び出して世界を駆け回る

ビジネスマンになりたい。」

と書いてあった。



「何で戻って来ちゃったの?」

「飛び出したんじゃなくて

追い出されたからだよ。」



もう戻る場所がないと思ったら

戻りたくてたまらなくなったと。



実家の電器屋は銀行に取られたが

買い手がつかず放置されたまま…



「誰も欲しくないものを

唯一必要としてる人から

取り上げたってわけ。」



酷い話だ…



いつも先輩の店で電池を買っていたと

いうが、やはり全然覚えてないと…



中学時代と全然違う顔だから仕方ない (^^;) 



決議案が通らないことは

わかっているが

何もしないよりマシだという岡本に


「何か佐藤さんみたいですね」


「やめてくれよ」と迷惑そう (^◇^;)




そして食堂が休業になったことに

責任を感じる望月。



福祉課の人間に自分がもっと根回しを

しておけば良かったと智子に謝る。



急ぎ過ぎたせいで

出来ることも出来なくしてしまった

自分がいけなかったのだと智子。



「いいと思ったことは思い切り

やりなさい。私が責任とるから。」

 市長の口癖を真似て、微笑む。



市長は期待しているから

諦めないで思い切りやりましょうよと

励ます望月。



最初から仕切り直しを考える二人だが

…決議案を出しても市長派は半数以下

だから厳しいと…頭を抱えている処へ



「もう閉めちゃったんですか?」

と誠。

必殺技があると言いに来たのだ。

しかも智子なら出来ると。





議会で決議を熱く求める岡本…

真っ先に拍手をする智子。

そして新人議員達に市長も…



更に「いいぞー、新人議員!」と犬崎

…続いて「お見事、よくやった!」

と前田。



どうした? (@_@)



会場は拍手の渦へ…。




そして再開した「子ども食堂」♪

「政治も悪いもんじゃないでしょ?」



実は誠の助言で智子が犬崎に

頭を下げに行ったのだ。



「いつでも相談しろって

言っただろ。」



「良かった~、思い出したんですよ。

こういう時の為に

犬崎派に入ったんだって。」



「俺を利用するってことだぞ。

忖度はわからなくても

それがどういうことかわかるよな?

一つ貸しだぞ。」




「貸し作ったところで

私が出来ることはたかが

知れてるんだけどね。」



「お見事でした。」



一件落着 (^^)v 





「汚職まみれの人がいます。

市民の税金で私服を肥やす政治家を

許さないで下さい。」という文書が…

次回へ続く…



内部告発?

それって誰の事?

誰が何の為にこんな文書を?



それにしても犬崎の動きが気になる。

前田を使って手を打っていたと

いっていたのは何だったのか?



そして智子の家の前にいたのは

何故なのか?



物語は急展開を迎える…



ネットニュースで視聴率爆死とかあり

また打ち切られたりするのかと

心配したけど

最終話まで撮影が済んでるらしい (^_^)v 

面白いから、このまま最後まで

いって欲しいので、安心した。


民衆の敵 月曜21時 フジテレビ


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