2017年11月27日月曜日

「監獄のお姫さま」第6話・奇跡のあらすじと感想:決意と結束

涙のラストからの小ネタ満載の展開 (^◇^;)



女子刑務所で出会った5人が

無実の罪をきせられて服役中の

仲間の為に復讐を企てる

宮藤官九郎脚本の

おばさん犯罪エンターテイメント♪




監獄仲間である江戸川しのぶ

通称「姫」(夏帆)の冤罪を晴らす為

彼女を陥し入れた江戸ミルク社長

板橋吾郎(伊勢谷友介)への復讐を企てた

元女囚たち…



銀行員のキャリアウーマンだった

馬場カヨ(小泉今日子)は

浮気した夫を刺し、殺人未遂で服役。



元指定暴力団組長の妻・足立明美

通称「姐御」(森下愛子)は

違法薬物不法所持。



通称「女優」の大門洋子(坂井真紀)は

若手俳優の追っかけ資金が

足りなくなり、

横領や詐欺に手を染め服役。



有名なカリスマ経済アナリスト

通称「財テク」の勝田千夏(菅野美穂)は

脱税とインサイダー取引で服役。



そしてリーダー格で通称「先生」の

若井ふたば(満島ひかり)は

彼女たちの教育係だった元刑務官。



2017年12月24日…

役員室では秘書・古井=ふたばが

居ないことに不信感を持つ刑事たち。



「社長の傍に居たでしょ?

性欲の強そうな…」


「帰ったんです。7時までの勤務なんで。

…でも、性欲強いかしら?」

吾郎の妻・晴海(乙葉) ^_^;



「帰るかな?

社長が拉致されてその場にいた秘書が

帰りますかね?」



古井に連絡をするよう言われるが…




一方、監禁場所では

「姫の逮捕が2011年11月。

今の奥さんとの『あ、熱愛』発覚が

翌年の春ですね。」とふたば。



いくら何でも早過ぎると。




役員室ではふたばの経歴が刑務官だった

ことに注目が…

もし二人が刑務所で接点を持っていたら?



「え、しのぶさんと?

いやだ、そんな人には見えない。」



何か、とっても能天気な嫁 (^^;)



 「(電話)出ませんか?」


「架けてません」^_^;



ふざけてるのか?




再び監禁場所…

姫と晴海と被害者の横山ユキ(雛形あきこ)

と三股をかけていたのではないかと

詰め寄られる吾郎。



「恋人を殺され、婚約者は塀の中。

満を持しての『あ、熱愛』

だったんじゃないですか?」



裁判中、会社のイメージガールとして

CMに出たのがきっかけだと。

会社の危機を救った縁起のいい女…



「よって被ってはいない」


「運命的な出会い、からの

『あ、熱愛』だと?」



「その熱愛の前にいちいち、

『あ』って付けるの何なんだよ?」



「強調してるんです。」

そして口々に『あ、熱愛』と女囚たち 
(^^;)



「やめろ、何かじわじわと恥ずかしい。」


「噂をすれば、着信」

画面を見せるふたば。

そこには「社長のバカ嫁 (笑)」と (^◇^;)




 2014年4月…

所内では、勇介ロスで幻をみる女囚たち…

心ここにあらずのカヨは美容研修で

何故か角刈りばかり…



「69番、角刈りはもういいです。」

とふたば。

「姫のことが心配なんです。」



雑居にもどって三カ月。

一度も笑っていないのだ。



「私もロスでさ、妊活始めちゃったよ。」


「そういうの何て言うんでしたっけ?

モロキュウじゃなくて…」


「リア充。

…これからは時々、女出していくから。

でないと心が角刈りになっちゃうよ…」



ふたばのことが、よくわからない (-。-;




雑居房では、あんたの話がしたいのに

出来ないからトイレへ行けと

姫を追い出す千夏。



戻って来たら雌ゴリラの真似で知らせろと

タイ人(ステファニー・エイ)を

見張りに立たす。



そして皆に送られてきた週刊誌を見せる…

そこには吾郎と晴海の「極秘入籍」

スクープが!



更に「息子はすでに1歳半」

と勇介を抱く晴海の写真も (゚o゚;;




姫が戻ったのを言われた通り

ゴリラの真似で知らせるが

誰も気づかない (-_-;) 



「姫の立場は?」


「完全に抹殺されたわね」



勇介の思い出話を始め、泣き出す面々…

そしてタイ人に向かって

「座んな!

何ウロウロしてんのよ、こんな時に。

ゴリラじゃあるまいし…」



タイ人、気の毒過ぎる (-_-;) 



ようやく姫に気づく…(^◇^;)



「この人は平気なのかしら?

勇介のママになるんですよね。

そんな図々しい人には見えないけど…」




2017年…電話に出るふたば。

「奥様、すいません!

今、旦那さまが大変です!

暴徒と化した更年期のおばさん軍団が…」



吾郎を蹴り倒し、戦っているふりをする。



「泣く子はいねえか~」と千夏。



なまはげか?



「ババア!盛りのついた雌ババア!」

とふたば。


「(電話)切れてます。」

と長谷川(塚本高史)。


「何とかごまかした~」(^^;) 


「先生、ババアは無しです。」とカヨ…




「ババアがうるさくて逆探知できません」

と刑事…音って関係あるか?



そして、会社へ戻るとふたば。

「服、キレイ過ぎませんか?」


「確かにババアの群れに襲われて

怪我ひとつ無いんじゃ…」


「殴りましょうか?」



…傷だらけで杖を突き、役員室へ。



もうこのくだりには大爆笑 (^◇^)




「必要だったんだよ、

僕には彼女の優しさが」


結婚して子どもを産んでもらい

息子の代で会社をもっと大きくして

欲しかった。



しかし晴海と検査を受けに行ったが

子宝には恵まれないだろうと言われた。

原因は吾郎にあると…



子どもが居なくても吾郎が居れば幸せ、

奇跡を信じようと言ってくれた晴海。



そんな時、姫からの手紙を持って

民世(筒井真理子)が相談に来る。



何なの、この母?



「奇跡は既に起こっていたんだ」と吾郎。




…会社にしてみれば大事な跡取りなのに

刑務所なんて劣悪な環境に一年も。


「どうかしてるよ、あんたの娘!」


子どもは自分が引き取るというと



「はい…でも、しのぶちゃんが…」


「力を貸して下さい、お母さん。

娘さんは相当まいっている。

私たちが正気に戻してあげなきゃ。」



サイコパスか?




「面会に行って下さい。

しのぶは言うでしょう、嵌められたと。」

それなら何故、裁判で罪を認めたのかと…

「信じた振りをして安心させるんです。」



完全に操られていたのか…(-。-;



「俺の子だよ、勇介は。

執着して何が悪い。」


「うちらが許せないのは

姫の存在を抹殺したことよ。」



晴海の子どもにしたのは

犯罪者の息子だと不憫だったからだと。



「確かに犯罪者の子よね、勇介は」




2014年5月…姫のことで相談しようと

長谷川を呼んだが

何故か公太郎(神尾楓珠)も一緒 (>_<)



長谷川と話したり、公太郎に声を掛けたり

会話が交差して成立しない (>_<) 



「ああ、叫んじゃう。叫んじゃいそう。

叫んじゃいます。

バカなのか?

バカなんだろうね、長谷川くん。」



息子の前じゃ喋れないし

息子とも長谷川の前では喋れない。



「共通の話題がない。」


「じゃあ、居ない人の話でもしますか…」



夫・武彦が再婚に向けて準備をしていると

聞かされる。



フェイスブックで知り合い

もう一緒に暮らしていると (゚o゚;;



「カヨさんとの離婚が成立したら

すぐにでも…」


「ちょっと!」


「俺はどっちでもいい。」と公太郎。


ショックを受けるカヨ…。




そして戻ってきた小シャブ(椿猫背)が

姫とトラブルを起こす…



食堂で小シャブを囲カヨ達。

ふたばに助けを求めるが無視 (^^;)



 「あんた、姫に何したの?」


「勇介の写真見せてって。

姫のお母さんが引き取ったって

聞いたから。」



吾郎が連れ去ったと聞いて驚く。



シャバに出て

バイトで広尾の高級バルに勤め

2カ月で店長。

もちろん前科のことは内緒。



同じ職場の一回り下のイケメンと付き合い

結婚を申し込まれたが

犯罪者が幸せになっていいのかと

将来のことを考えて不安になり

またシャブに手を出してしまった…



「ぬるいわ~、

あんたいくらなんでもぬる過ぎ。」


「知ってしまったんです、私たち。

ここに居る限り無力だって。」


小シャブだけが希望の星だった。


「会えないけど

会えないことが救いだったのよ。」



「それ先生にも言われた。」



…戻って来た時、いきなり平手打ちされ

「私、再犯する奴、

勝手に携帯見る男よりムカつくんです。


なに帰って来てんの、バカじゃないの?

空しいわ。

生まれ変わるチャンス、逃したんだよ。

わかる?


ウチらの苦労、無駄にしたんだよ!

わかる?


此処は帰って来る場所じゃないの!

出て行く場所。

ただいまも聞きたくないし

お帰りも言いたくないの!

わかる?」



心に沁みた…。



だから今回はそれなりの覚悟で務めると

小シャブ。



そして一緒に捕まった売人

お化け(あびる優)を紹介する。



「姐御、ご無沙汰しています。」

薬に手を出したら破門だと叱ると

「組、もう無いんで…」



離婚した後すぐに再婚した

組長(高田純次)は新しい組を立ち上げ

しかも本家からも盃を貰い

シャブやらチャカをバラ撒いている。



その若い嫁が姐御と呼ばれているから

「姐御はここを出た途端

姐御じゃなくなります。

帰る場所もありません。」



形だけというから慰謝料も

貰っていなかった…。



「それから財テク姉さんにも

悲しいお知らせが…」



ツイッターにあげた

『板橋吾郎真犯人説』が炎上…



「犯罪者に言われたくない」

「財テク女の妄想イタイ」

「つーか性格もブスなんですね」

「ずっと塀の中に居て下さい」



…アカウントを削除すると千夏。

メルマガも半年前に打ち切られていた。



…そして例のドラマも主演女優がW不倫で

打ち切りに。

後番組は江戸ミルク一社提供の

『かねもち散歩』

吾郎が街歩きをし、目の前の目的地ですら

タクシーを拾うのだ (-_-;) 




相変わらず角刈りに精を出すカヨ…

溜息が止まらないカヨに

公太郎からの手紙を渡すふたば。

そして席を外す…



一人にしてあげたんだ (*^^*) 




「母さん、

この間どっちでもいいって言ったけど、

あれは関係ないって意味じゃないから。


父さんと母さんは元々他人だけど、

僕と母さんは血が繋がってる。

もちろん父さんとも。


だから他人の二人が別れても、

僕は母さんの息子、

だからどっちでもいいって意味。」



優しい。



手紙はおばさんっぽいから

少しは化粧でもしたらと結ばれていた。



離婚届にサインするカヨ…

そこへ前川清が!(゚o゚;;

母の日の慰問コンサートに来たのだ。



「ちょっとコンサート前に

サッパリしたくて。

今日、女の子いっぱいなんでしょ?」


「ババアですよ、犯罪者だし。」


「いいの。女も果物も

腐りかけが一番美味いもんね。」

角刈りしか出来ないとカヨ (-。-;



…コンサートで誰かとデュエットしたいと

言い出す清。

そしてカヨを指名する。



名前を聞かれ「榎木カヨです。」

離婚して旧姓に戻ったのだ。

「だから私も

帰る場所がなくなりました。」



「旧姓、イノキなの?」

「エノキです。」



馬場に猪木か…。



「愛のさざ波」をデュエットする二人。

会場の後ろから拍手を送る姫。



最後に地元の幼稚園の年長さん達が

合唱をプレゼント。曲は「おかあさん」



勇介を思い出して涙が止まらない

カヨたち…。




翌朝、朝食の席で宣言するカヨ。

「私、馬場カヨは

板橋吾郎さんに復讐します。


お仕置きします。

月に替わってお仕置きします。


ケツから手突っ込んで

奥歯ガタガタに…」



このまま泣き寝入りなんて、悔しい。

塀の外だろうと中だろうと

正義はこっちにあると。



「だから戦います。」



どうやってかはこれから考える、

その為にノートも買った。



その気持ちだけで嬉しいと姫。



「何言ってるの?やるよ、本当に。

だって潔白なんでしょ?

勇介に会いたいんでしょ?」



頷く姫。



「私も会いたい。

覚えてなくても遠くから見るだけでも

いい、会いたい。」と姐御。



「私だって。その為にベビーシッターの

資格とったし。」と女優。



「どの道、時間腐るほどあるし

ここで計画立てて

出所したらみんなでやるか。復讐!」

と千夏。



元々帰る場所ないし、失うものもないし、

待っている人もない。



「よし、決まり!

皆さん、手、出して下さい。復讐する…」


「待ってよ、復讐って

大きな声で言ったらヤバくない?」


「何て言う?」


「更生じゃない?」


「ウチら更生中だしね」



という訳で「更生するぞ!」「更生!」



そっか、復讐って意味だったんだ。



「皆さん、本当にすみません。」

頭を下げる姫。


姫は姫らしく堂々としていなきゃと

千夏たち。


「姫らしくって例えば?」


「よきにはからえ。

褒美をとらせるとか。」


「苦しゅうないとか。」


「ナメたらいかんぜよとか。」



さらに何故か「にしおかすみこ」や

「アントニオ猪木」の真似を始める (^^;) 



ノートに「馬場カヨの復習ノート」

と書いてしまうカヨ (^_^;)



とうとうふたばから

「あんた達、食べるか喋るか

どっちかにしなさい!」と叱られる…



ヨーグルトで乾杯しようと姫。

「いいね、かための盃」


「冤罪を晴らして

今度は腹の底から爆笑してやろうよ。」


「おばちゃんの正義、ナメんなよ!」

乾杯!



そして美容コースに入る姫と小シャブ。

こうして復讐は始まった…。




2017年、役員室…

「目隠しされ、犯人の車に乗せられて

本社の前で降ろされたと…」


「はい。すみません、

お役にたてませんで。」


「あなたも被害者ですから。」



晴海に頼まれて、ふたばが予約を入れた

美容室の店長にマエがあったと刑事。



「何か知ってるよね?あんた」



離婚届が受理されたことを報告にくる

長谷川。

何故かバラの花束を用意し

タキシードを着ている (^◇^;)



動揺するカヨ…



「好きです。

つき合って下さい。」



ええー?



カヨ?

それとも刑務官?



前回の号泣ラストシーンからの

まさかの小ネタ満載の展開。

さすがクドカンだ。


しかも次は裏切り者が…?

勇介は本当に吾郎の子?


とにかく面白くて泣けて目が離せない。

火曜の夜が楽しみです (^_^)v


監獄のお姫さま 火曜22時 TBS



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