2016年8月11日木曜日

「はじめまして、愛しています。」第4話の感想:5才の産声 初めてしゃべった日

毎回感動…泣けます!



結婚して10年になる

子供のいない夫婦が

庭に侵入してきた不審な子供を

自分達の子として迎えることを決断し

奮闘する6か月の物語。




脚本は「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」の

遊川和彦 (#^.^#)

特別養子縁組制度を題材に

“本当の家族とは何か”という

普遍的なテーマに挑んだ

社会派ホームドラマです。




庭に何度も侵入してきた

男の子(横山歩)の里親になると決めた

信次(江口洋介)と美奈(尾野真千子)。






男の子に一(はじめ)と名付け

実際に暮らしてみることになった

信次たち…




壮絶な「試し行動」の後

今度は「あかちゃん返り」が始まる。

これも又受ける方はかなりキツイ (>_<)




実の親に甘えられなかった反動の現れで

本人が満足するまで赤ちゃんのように

扱うしかないとのこと。




5歳になる一を四六時中

おぶっていないといけないのだ。

ピアノ教室は休まないといけないし

少しでも離れるとおしっこを漏らすし…




疲れ果ててしまい

児童相談所の堂本(余貴美子)に

相談したくても

中々受話器を取れずにいす美奈。




電話の前で躊躇していると

偶然堂本が訪ねて来る (^○^)

信次が美奈に内緒で頼んだらしい…

本当に素敵な夫だ。

「吉良奈津子」の夫とは大違い (^◇^;)




赤ちゃん返りが始まって1週間…

夜も眠れないし

絶望的な気持ちになり

「やはり一を返そう」と考えたり

してしまうと打ち明ける。




励ましてくれる夫に対しても

辛さをわかっていないと腹がたち

どんどん自分が嫌になる。




「アニー」が好きだと言う美奈に

堂本も「私も好きですよ。」

そして「アニー」の台詞を…

「NOと言うのは

YESと言うのが怖いからよ。」




一は今、自分が愛されていると

信じることが怖いのだと。

本来そうしてくれるべき親に

散々傷つけられてきたから。

今、必死で心の中で葛藤をしている。




この人達は本当に自分を

見捨てないだろうか?

この家にずっと居て

いいんだろうか?




その不安は簡単に

解消されるものではない。

生まれてから5歳までの

愛情を浴びないと

信じる勇気が湧かない。




だから一日一日

自分が母親であることを

証明していくしかない。




そして

周りの人にわかってもらおうとするのも

やめた方がいい。

普通の人がやらない困難に

立ち向かっているのだから。




「あなたは今

この子の人生を

背負っているのですよ。」




堂本の温かさをすごく感じた。

信次から頼まれたことを

さり気なく伝えるところも。




そして一が受けてきた傷の深さ…




研修で出産ごっこをした里親の話を

思い出した美奈は

信次と一緒にやってみる。

一もちゃんと協力 (*^_^*)




今日を一の誕生日にして

これからは毎年お祝いをしようと信次。

美奈が「泣いていいんだよ。」と言うと

号泣する一。

やっと感情を表に出すことが出来たのだ。




一は赤ちゃんが成長する過程を

もう一度繰り返すことで

成長していった。




ある日自分からオムツを外し

そして「お母さん」「お父さん」と

初めて声をかけてくる…感動!(≧∇≦)




堂本に報告すると

次は一をどんな子供に育てたいのか

自分たちで考えるように言われる。




どうやら一には音楽の才能が

あるらしい。

美奈も感じたが

美奈の父・真美(藤竜也)は

既に彼の才能を見抜いていた。




私の子育ては振り返ってみて

どうだったのだろう…




子供を育てていくことの

責任の重さを

あらためて考えさせられるドラマだ。


はじめまして、愛しています。 木曜21時 テレビ朝日




0 件のコメント:

コメントを投稿